スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(菅内閣の支持率が低い理由)

2021-07-30 10:15:20 | 日記
7月30日(金)
 菅内閣の支持率が30%を切ったとか騒いでいるが、私は何でそんなに支持率が低いのか、よく分からなかった。ワクチンの接種だって進んでいるしオリンピックも開催した、文大統領の来日だって筋を通して蹴った。いかに宦官マスゴミのネガティブキャンペーンがあるからといって、日本人は馬鹿すぎると思っていた。
 しかしやはり理由はあったのだ。令和2年度の予算が30兆円も未消化になっていたのだ。読売新聞によれば令和2年度の当初予算の歳出額が102兆円、その後コロナ対策の追加予算が加わって最終的に175兆円の歳出予定となったが、その内の30兆円が消化できず翌年度へ繰り越しとなったというのだ。未消化の30兆円のほとんどがコロナ対策の費用であるらしい。例えば飲食店への休業保証金として地方自治体に配分する予算(全体の金額は未記載なので私は調べていないが)のうち5兆円が、未配分の儘なのだそうだ。5兆円といえば例えば一軒1000万円の補償金として、50万軒分の金額となる。またコロナ病床増加のための予算1.5兆円も未消化であるとのこと。これも1病床の設置費用を1億円と仮定すると、15000床設置できる話になる。
 予算が巨大過ぎて役人の事務処理能力を超えている程のものだったのか、あるいは医師会がサボって病床増加に応じないような事情があったのか、分からないが、政府がコロナ対策でこうしようと思ったことが実行できていない事には変わりない。読売新聞に具体的に出ていたのは休業補償と病床増加対策の未消化の件だけだが、他にも色々とあるように考える。読売にはコロナ対策費全体の3分の1が未消化だと出ていた。
 政府が意図した事(しかも緊急性を痛感して予算措置を取った事なのだぞ)の3分の1が実行できていないとしたら、国民が政府の行政能力に不信感を持つのは当然だ。それはやはり色々な場所で軋みとなって、支持率低下となるであろう。秋の衆院選には宦官マスゴミに取り込まれたバカ国民を、正気に戻す何かの手を打たないと、危ういかもしれないと考えた。

スケッチブック30(蓮舫はちょっと顔がいいだけ)

2021-07-29 16:32:41 | 日記
7月29日(木)
 蓮舫は美人ではないがちょっと顔がいい。いいと言うのは、作りのまろやかさとかいう類のものではなく、どういう筋肉構造なのか、喋る言葉が心の底から訴えるような、真剣さと強さが表情に出る顔だという意味である。これは背の高い人は悪人でも格好よく写るとか、太った人は貫禄があるように見えるのと、同じ意味である。蓮舫が喋ることは本心からでも、決して真剣だからでもない。まあ役者というべきものだ。そう、政治家にも、役者がいるのだ。
 蓮舫はオリンピックのダブスタを指摘されると、こう弁明した。今でもオリンピック開催は反対です、菅首相は国民の命を守れない、しかしそれと選手を応援する事とは別で、オリンピック反対と選手への応援は、両立します、と。これはまあ大多数の国民感情であろう。俺は戦争には反対だ、しかし一旦開戦と決まったら、命をかけて戦う、そんな格好良い言葉さえ連想される。しかしこの連想は大間違いである。
 かっての日本人は戦争と決まれば戦地に赴き、妻たちは銃後を守った。蓮舫は開催と決まったオリンピックの為に、何らの行為もしない。もしどこかでオリンピック中止のデモでもあれば、駆け付ける所であろう。上から目線で、スケート坊やを、愛玩するくらいである。決して、反対だが決まった以上は参加する、などという気高いものではない。
 オリンピックは反対だが選手は応援する、これは国民感情である。宦官マスゴミに踊らされている国民意識である。オリンピックがなければ選手の応援も仕様がない、という根本矛盾に思い至らない、無思慮な国民の考え方である。オリンピックは反対だが、やっているのだから応援しようという、きわめて日和見的な態度である。まあ状況を自ら作り出せない、状況の変転に従って生きてゆくしかない、庶民の知恵だとも言えよう。これは庶民の話である。
 しかし政治家は違う。政治家とは状況を作り出すことが仕事の、職業である。蓮舫がオリンピック反対なら、オリンピックを中止に追い込む状況を、作るのが仕事の筈だ。それが出来なかったのだから、ならばオリンピック実施でどれだけの日本人が死んだか、調べ政府を追及するのが政治家らしい態度だろう。少なくともコロナは大丈夫かと堀米選手の健康を心配するのが、誉めるツイッターより先に来なければならない。
 蓮舫は反対と応援は両立すると心から信じているのだろう。だから蓮舫は決して政治家ではない。ふやふやの国民感情と一体の、顔がちょといいだけの、無思慮人間である。

スケッチブック30(上昌広 めちゃくちゃな男だなあ)

2021-07-28 16:56:27 | 日記
7月29日(木)
 上昌広という男が日刊ゲンダイに書いているが、この男は本当に科学者なのか。新型コロナに関してなのだが「また日本は一人負けか」なるタイトルに、驚き入る。「また」とあるからには日本は新型コロナで、半年か一年くらい前に一人負けをしたことになる。本当かい。欧米は日本より一桁多い死者数なのだぞ。一人勝ちの間違いではないのかい。
 上はワクチン接種の遅れが「一人負け」だと言いたいらしい。確かに欧米諸国よりかは接種が遅れているが、30倍の死者を抱えた欧米諸国の接種が日本より速くなるのは、当然だと考えるべきだ。むしろ日本並みに感染が少なかったアジア諸国と比べてみろ。日本のワクチン接種率はその中では断トツだ。多分上様がお好きだろう韓国と比べても、接種率とワクチン確保数ともに上回っている。何をもって「また一人負け」というのだろうか。
 上は三回目の接種とかワクチンの節約を考えるべきだとか言うが、それはそうだが、「一人負け」などという間違った観察をする人間の提言など、前提が間違っているのだから結論を聞いてもしょうがないと判断する。見出しは日刊ゲンダイの編集部が付けたのかも知れないが、本文もその通りのものである。どうして元東大教授ともあろう男が、こんな破綻した論理を堂々と述べられるのだろう。
 ネット情報だが上は中国製ワクチンを推奨しているらしい。となるとお里はすぐ知れるが。

スケッチブック30(ドローンにがっかり)

2021-07-25 11:13:32 | 日記
7月25日(日)
 昨日は単純に喜んだがあれはインテル社が請け負ってやった事だそうだ。冷静に考えればいきなりあんな凄いことが出来る筈がない。やはり日本のドローン技術は遅れているのだろう。
 しかし考えてみるに何千個のドローンが相互に連携して、広範囲に散らばって、一斉に攻撃してきたら、どうやって撃ち落とすのだろうか。ハマスがあれを使ったらアイアンドームのミサイルはたちまち種切れになるだろう。一個一個の爆薬は少量でも市街地に落ちれば、完全に人心を攪乱できる。空母だったら飛行甲板に少数でも落ちれば、忽ち発着不能となる。

スケッチブック30(五輪開会式 素晴らしかったドローン)

2021-07-24 17:05:10 | 日記
7月24日(土)
 開会式のドローンが素晴らしかった。斬新奇抜であっても奇を衒わない、実に気持ちの良い見ものだった。
 同時に日本のドローン技術は遅れていると聞いていたが、そんな事はないと安心した。尖閣列島にドローン基地を置いてあれで特攻攻撃を掛ければ、中国海警は撃ち落とす手段がないだろう。竹島もあれを二セットくらい飛ばして駐在員に業務妨害を掛ければ、戦争に至らない段階で韓国に嫌がらせが出来るだろう。中韓は相当ビビったように思う。