スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(「剣道」「柔道」「茶道」「報道」)

2019-11-14 13:50:52 | 日記
11月14日(木)
 「柔道」はオリンピック競技になってだいぶ変わった。攻めないと減点されるルールなど元来存在しなかった。青色の柔道着など以ての外である。しかしこれが世界競技になるという事だ。つまり外部と交わらなければ「道」は変わらない。「報道」に柔道のような機会は訪れないであろう。それどころか、他の「道」に似て、外部の影響を拒否し益々己の中に閉じこもり、意固地になる。それが己の純粋さを保つ立派な行為だと、思い込んでいる。
 「報道」の特徴は次の三点であろう。
一、自民党政権は潰すべきものだから、捏造的切り張りをしてでも、悪く言う。
二、左翼集団は擁護育成すべき存在だから、不都合な真実は報道しない。
そして一番悪しき特徴が
三、報道は自民党政権を潰す為にあるものだから、世の中一般の真実を探るような余計なことはせず、スルーする。
 だから香港のデモを、若者の不満は何時まで続くのかというような、見当外れにもジェネレーションの問題に持って行ってしまう。モリカケでもが相当に絡んでいるだろうに、安倍政権への忖度ばかりに偏向報道するから、我々には本当の問題はなにかさっぱり分からない。関電だってどうして金が返せなかったのか、本当の所は分からない。「報道」が真実に切り込んだ情報提供をしないからだ。「報道」は左翼擁護の為に不都合な真実をスルーするだけでなく、多分自民党の悪口以外の事実はスルーする習性からくるのだろうが、世の中一般の事柄に付いても本当の事を探って我々に知らせる作業をしない。
 だから我々はずいぶん歪な形に社会を見たり、知らない事ばかりと言った有様なのだ。
 昔聞いた話をすると、関西で工事をするとが下請けに使えと、入ってくるそうだ。ある所長が、しかたないなあと、最初に電話してきたに、下請けとして使う約束をした。ところがそのはいわばチャンピオンではなかったのだ。はでこの地区の工事にはどこそこが入ると、談合をしているのである。この時はの内部で足並みの乱れがあったのだろうが、結局最初に電話してきたとチャンピオンになったと、二社使う破目になってしまった。恐らくこの所長は世間知らずだと、会社の上部から叱られたであろうが、の実態を何も聞いたことが無ければ、勉強のできる人ほどそういう世故には無知なもので、可哀そうである。
 マスゴミの書く事など紙芝居程度に見て、社会の真実は別の方法で勉強した方が、無難である。