スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(日韓戦争とアメリカ)

2019-01-26 16:26:37 | 日記
1月26日(土)
 韓国の自衛隊哨戒機威嚇云々の嘘話は、日本が協議を打ち切って(つまりもう言わない)との姿勢を示したので、レーダー照射を否定する鼬の最後っ屁のような虚勢を張ったものだと思うが、案外そうではなくて、日本の哨戒機接近そのものを排除しようとする明確な政策に基づいたものかな、とも考えた。文の希望は竹島を起点にした排他的経済水域の設定だと思う。日本が韓国の脅しに屈して哨戒機の韓国軍艦への接近を止めれば、文の主張が国際的理解を得る、第一歩となろう。日本が妥協しなければ、威嚇したとの難癖は続発するから、恐らく戦争に発展しよう。文は三年半の任期を残すが普通に行けばその後は牢屋暮らしである。憲法改正をして再任という手もあるが、韓国の国情からして、牢屋入りが5年延びるだけと文は考えるだろうから、それは選ぶまい。この男はヒットラーのような超絶決断の男かも知れないと思う。韓国に共産革命を起こして、北と連合国家をつくる、そんな誰もが吃驚するような、思いつきもしない考えを、実行するのではないかと、私は心配している。自分が生き延びる為にはそうするしかない所まで、文は韓国の保守派を弾圧してしまった。
 だから文は日本に戦争を仕掛けるかも知れない。では日本と韓国が戦争した場合アメリカはどのような態度を取るだろうか。日米安保と米韓同盟は当然ながら、アメリカに矛盾した立場を強制するだろう。もしアメリカが中立を保つと見切ったら、文は本気で日本攻撃を考えると思う。日韓戦争が起こり、アメリカが中立を守るとすると、日本は独力で韓国と戦わなくてはならない。アメリカの支援がない日本は、すぐさま軍需物資の補給が途絶えるだろう。日本と韓国の継戦能力を比べるに、勿論調べたわけではないが、敵の第一撃を凌ぐ事が目的の日本の防衛政策から考えるに、韓国に分があると考える。日本は相当程度侵略されると思う。
 勿論日本が韓国の第一撃を凌いで、韓国も相当なダメージを受け、以後戦闘の継続が困難になるとの事態も、予想される。恐らく両国とも相当な被害を被って国内が混乱するだろう。これは共産革命の大前提が出来上がったことになる。上手くやれば韓国の共産化は成功するかもしれない。
 文は産経の馬鹿記者をファンに取り込んだ率直な物言いの裏で、鬼の形相をして己の歯を鑢で砥いでいるのではないだろうか。

スケッチブック30(銃口を向けるとの意味)

2019-01-24 15:59:56 | 日記
1月24日(木)
 火器管制レーダーは一つではないと思う。ネットで調べても明確にならないのだが、私は複数個ついていると思う。韓国の駆逐艦に搭載されている対空ミサイルはシースパローであるが、これは自艦のレーダーが出す電波が、目標の航空機に当たって跳ね返ってきた、反射波をミサイルが探知して、目標に向かい衝突破壊するものである。衝突直前にはミサイル本体から電波を出して目標位置の確定をするものもあるようだが、基本は自艦のレーダーからの反射波を手繰って進む誘導方式である。
 ということは駆逐艦のレーダーは衝突かその直前まで目標の航空機を照射し続けないと、ミサイルを誘導できないことになる。では複数の飛行機が攻撃してきたらどうするか。同一方向からくるなら対処できるかもしれないが、180度違った二方向から来られたら、一つのレーダーでは一方向の飛行機にしか対処できないではないか。だからシースパローを管制するレーダーは四つか五つ付いているように考える。
 更にシースパローを誘導をしている間、大砲の管制が出来ないでは、これまた困った話だ。だから火器管制レーダーは兵装別に複数種類備えられていると考える。
 そこで銃口を向けるとの意味だが、今回照射されたのは、シースパロー誘導用の、火器管制レーダーだと思う。防衛庁発表のビデオでは砲口は向けられていない。ならば銃口を向けられたとまでは言えない筈だ。しかし多くの識者が向けられたと言っている。ということは(発表はされていないが真実は)対空ミサイルの照準が合わされたから、彼らは銃口が向けられたと、言っているのではないかと思う。ならば、銃口が向けられたと戦慄する理由がよくわかる。恐らく照射されたレーダー波を火器管制レーダーの種類別に識別する装置が自衛隊機に備わっており、シースパロー用のものが照射されたと分かっているから、銃口が向けられたと大騒ぎをするのではないかと思う。
 しかしミサイルが向けられたとの話は新聞にもテレビにも、そこでの識者の言にも、全く出てこない。レーダー照射があり、ミサイル云々に触れず、銃口が向けられたと話を持って行っている。これではいささか臨場感に欠け、印刷のメニューを見ても食欲が沸かないように、国民の危機感は高まらない。日本国民を激高させないでおこうとの、韓国への忖度からしているとしか思えないことだ。
 韓国は昨日自衛隊機が新たに威嚇の低空飛行をしたと発表した。これはもう日本がこれ以上問題にしないとの観測の上の、鼬の最後っ屁のような自己弁護の汚い遣り口である。馬鹿防衛大臣に依れば未来志向が必要だそうだから。
 馬鹿防衛大臣も識者と称する連中も、今韓国を追及し過ぎると、将来の日韓関係が危ういと、何故思うのだろうか。今既に危ういのだから、未来はもっと危うくなると、どうして普通に考えられないのだろうか。今危ういのだから日米韓の連携は、将来もっと破綻すると、何故思考を働かせられないのだろうか。米朝会談を受けて韓国が、拉致被害者の救出に役立ってくれると、何故期待するのだろうか。妨害するに決まっているではないか。それとも文はあと2年で終わり、次はもう少しまともな政権が成立すると、予想しているからだろうか。文よりましな政権は出来るかも知れないが、韓国が大きく変わるとは私には思えないのだが。
 アメリカが日本に折れろと言っているのかもしれない。恐らくこれが根本原因だろう。アメリカに言い分を撤回させる為には、日本が東アジアの平和の責任を担う、そう言わねばならないだろう。安倍政権にはその覚悟がないということだ。ということは、日本国民にその覚悟がないということだ。防衛大臣を馬鹿呼ばわりすることは、一面、自分を馬鹿呼ばわりするのと、同じ事かも知れない。


スケッチブック30(厚労省統計不正)

2019-01-20 21:23:32 | 日記
1月20日(日)
 厚労省の統計不正が賑やかだが、全く分からないことがある。政府は雇用保険などの過少受給者に不足分を支払うとして予算計上をしているが、これが分からない。不正確な統計に基づいて雇用保険を支払っ事は確かなのだろうが、正しい統計がないのだから、政府は不足額を一体、どうやって算出したのだろうか。正しい統計がない以上そもそも、不足なのか過払いなのかも、分からないのではないか。
 これを解説した新聞記事を見ない。

スケッチブック30(韓国駆逐艦対空ミサイルレーダー照射)

2019-01-19 15:21:17 | 日記
1月19日(土)
 堤明夫という人を知った。元海将補であるらしい。レーダー照射事件についてフェイスブックで述べているが、韓国駆逐艦が照射したのは対空砲を管制するレーダーではなく、対空ミサイルのシースパローを管制するレーダーらしいとのことだ。機上の隊員の「砲口は向いていない」との発言で韓国艦もさすがにそこまではしなかったと、一種の安心感を今まで持っていたのだが、堤氏の発言が本当なら韓国駆逐艦はきっちり銃口を向けて狙いを定めていた、次は引き金を引くだけだったという話になる。
 私をはじめ国民の大多数は対空攻撃のシステムなどは知らない。だから火器管制レーダーで航空機を照射し、そのデータに基づいて対空砲の角度などが決められて、その後弾丸が発射されるのだと思っている。ということはレーダー照射されても砲口は自衛隊機に向いていないのだから、韓国は無礼ではあるが、即撃墜状況であったわけではない、質の悪い脅しをしたと根底では一種安心する心理であった。ところがこれがミサイルのレーダーであったとすると、ミサイルの向きは目視出来ないから、安心などとてもできない。即座にミサイル本体が飛んでくる可能性があると覚悟しなければならない。まさに銃口が向けられ、照準が定められ、安全装置が外されている状況である。
 防衛省が作成した「砲口は向いていない」とのビデオで国民は安心していた。多分ミサイル警報音を消したように、隊員はミサイルの警報を言っていたのだが、そこは防衛省がビデオ編集時に消したのではないか。国民の韓国への怒りが高まらないようにとの、配慮からであろう。堤氏の言う通りなら、国民のゾット感は、計測管の天井を突き破る。
 ミサイルのレーダーというが細かくは分からない。ネットで調べると、シースパロー自身が目標を捉えて照射し続けるもののようにも書いてあるし、ならば飛ぶ前に照射はないような気もするし、しかし方向性も定めずに発射する筈がないから事前のレーダーがあるのかもしれない。堤氏にはもっと詳しく、システムの解説からして貰いたいものだ。
 同時に一番腹が立つのが、何故防衛省は真相を国民に開示しないのかと、いう怒りである。防衛省を支えるのは韓国とのことなかれ状況ではない。日韓議連などの売国奴のお体裁でもない。真相を知った国民の支持である。今回ビデオを、さあ編集しましょうと鋏を掲げているマスゴミにではなく、ネットに公開したのは英断であった。ではなぜ警報音を消したのだ。何故ミサイル照射を消したのだ。本当の事を見せれば国民は支持する。海上保安庁への中国漁船ぶつかり事件のビデオが、そのことを証明しているではないか。

スケッチブック30(日ロ交渉)

2019-01-18 14:01:59 | 日記
1月18日(金)
 日ロ首脳会談が今月22日に行われるそうだ。場所はモスクワとのこと。会談は不調に終わるとのマスコミ論調だが、昔読んだ外交専門家と称する人の言を思い出した。その人に依れば交渉を纏めたいと本当に相手が思っているのなら、一番強硬な意見を持つ人間を担当者に当ててくるとのことである。今回ロシアは第二次大戦で北方四島はロシア領になったとか、歯舞色丹に米軍施設を置かない約束をしろとか、とても日本側が呑めない事前アドバルーンを上げている。しかしもし交渉の場でこの条件を取り下げて、二島返還に合意したとしたら、安倍さんは凄い、よくここまで押し返したと称賛されて、二島決着に国民が同意するような気がする。元々値段を上げておいて大幅値下げと宣伝して消費者を騙す、それとよく似た手口だが、加えて何となくの二島先行の雰囲気が醸し出せれば、国民は二島決着で満足してしまうのではないか。だからロシア側が二島を返す気なのであれば、日ロ交渉は纏まると思う。
 では二島を返してロシアが得る見返りは何なのであろうか。日本と平和条約を結んで、その縁でアメリカに接近することであろうか。アメリカの経済制裁を、日本のとりなしで、解除させようと狙っているのか。中国はいずれ沿海州の返還を求めてくるかもしれない、そう恐れて日米ロの連合を作りたいのか。確かにロシアはそんな思いを持っていようとは考えるが、二島返還したらその思いが確実に結ばれるとまでは考えていないだろう。数%の可能性と捉えていよう。だから二島を返還するロシアのメリットが浮かばない。
 もし日ロ会談が成功して二島の返還を見たら、ロシアに余程切迫した事情があったのだと想定できる。