スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(米中対決 具体的には?)

2020-05-31 13:30:28 | 日記
5月31日(日)
 米中対決が本格化するとして具体的にはどういう事象が起こるのだろうか。私はアメリカは、米ドルを、中国に渡さない工夫を取ると思う。人民元だけでは一帯一路は出来ないだろう。テドロスだって米ドルが貰えなくて人民元だけどっさり貰うようになったら、たちまち反中に態度を変えるであろう。今香港ドルは米ドルと自由に交換できるそうだが、これを止める。関税にプラスして、対中貿易制限を課して、中国からの輸入を止める。更には中国と取引する世界中の銀行に、以後米ドルを供給しないぞと脅して、中国への米ドル流入を遮断する。最後には中国が持つアメリカ国債を無効化するか。
 これをすればアメリカ自身にも大打撃となるが、私はトランプならやるように思う。バイデンならもう少し手加減したものになろうが、いずれにしても米ドル遮断作戦は実行されると思う。「第二次大戦は不要な戦争だった」との認識が、アメリカ人の中に充満していて、経済的利益の考慮を凌駕するだろうと思うからだ。根が闘争的な民族なら絶対に、虎が成獣に育つまで悠長に待ちはしない。
 では中国はどういう手を打つ。買わないというアメリカに物を売りつける手段はないし、幾ら外国企業の中国撤退を許さなくても、結局その企業が衰退して世界の工場が消滅するだけだ。かといってアメリカを凌ぐ科学大国になるには、時が足らなさすぎる。最終的には毛沢東時代のような自力更生路線に戻るのではないか。または易姓革命が起こるかである。まさか全世界を巻き込む核自爆戦争に飛び込むことはないと思うが。
 これは中国が行き着く最終形であるが、二~三年くらいは、日本を中国側に引き込む様々な工作に、血道を上げるに違いない。日中が組めばアメリカに負けないという甘い囁きである。朝日は陣頭に立って、マスゴミと二流芸人を総動員して、反米キャンペーンの盛り上げに躍起となるに違いない。これが国民に案外効くのである。水面下では野党議員よりも自民党議員に手厚く金をバラまいて、親中政策に舵を切らせる工作をする。これは確実にボデーブローとなる。
 これが今のところ予想される米中対決の、お互いの具体的な手の出し合いである。日本であるが、相当にかき乱されるが、60年安保と同じようにそれは表面だけで、結局はアメリカとの攻守同盟が新たに締結されて終わると思う。



スケッチブック30(重大な二つの論点ずらし)

2020-05-30 10:35:51 | 日記
5月30日(土)
 重大な論点ずらしがマスゴミで行われている。
 一つは武漢肺炎について、日本だけが死者が少ないとの、論評である。前にも書いたとおりアジアで日本は、むしろ死者が多い国である。欧米に比べれば少ないというに過ぎない。だから日本にだけ着目しても、死者の少なさの解明はできない。山中教授は「ファクターX」と言っているが、まさか「ファクターX」は日本にだけ存在しているとの意味で言っているのではないと思うが、新聞のインタビュー記事を読む限りそのように思える。
 科学者がそのような偏狭な観察をするとは思えず、「日本だけ」というのはマスゴミ用語だと思うが、では何故マスゴミはそんな馬鹿な論説を繰り返すのか。視野が狭くて本当に馬鹿だからとも思うが、マスゴミは武漢肺炎が収束して欲しくないから、わざとミスリードするのだとも勘ぐる。アジアの死者の少なさが解明されてしまえば、人々が安心してしまい、もう紙面を武漢肺炎で飾れなくなるではないか。
 二つ目はアメリカの対中姿勢を、トランプの再選戦術だと矮小化した論評を、テレビで御用評論家に必ずさせることである。多くのまともな識者はアメリカの中国封じ込め姿勢は、ここ十年来培われてきた共和党にも民主党にも共通した意識で、たまたまトランプ政権で顕在化したに過ぎないと見ている。オバマとかヒラリー個人はパンダハガーとして、仮にバイデンが大統領になったとしても、もうオバマ時代のような親中政策は取れないと言うのだ。それくらいアメリカの対中対決姿勢は固まっているのだ。
 ここでのマスゴミの論点ずらしの意図は明白だ。中国様が苦境な記事はとにかく書きたくないのだ。もう一点、米中対決が本物であるなら、日本はいずれ明確にアメリカ側に立つと、宣言する時が来よう。そんな様は死んでも見たくないから、出来るだけ日本国民の頭をぼかし続けようとの、意図からである。

スケッチブック30(テドロス大村、左翼の犬となった)

2020-05-29 11:10:31 | 日記
5月29日(金)
 テドロス大村は何を言い出すかと吃驚した。しばらく考えて、ああ左翼の犬だから言わざるを得ないのだなと思った。
 大村は東京と大阪で入院拒否とか救急車のたらい回しがあったのは、医療崩壊が起こっていた証拠だ、だから二次感染対策の為にも究明しなくてはならないと言うのだが、まさに左翼の行動様式そのものである。
 確かに入院拒否とかたらい回しはあったと思う。しかしそれはコロナ対策全体の中の、ごく一部の現象である。その一部を取り上げて、全体としては成功しているのに、殊更担当部局を糾弾するのが、左翼のやり方である。国会ではカミツキガメなんかが盛んにこれを行う。すると政府はそれに対応する答弁をせざるを得なくなる。本来やるべき沢山の重要な仕事の上に、実に消耗的な作業が、加わってくるのだ。その結果政府担当者は疲労困憊する。カミツキガメはそれが狙いなのだ。安倍首相の顔の皺が深くなるとやったと喜ぶのだ。
 都知事や府知事は国会の場ではないから左翼の消耗作戦に乗る必要はない。無視作戦は最上の策だ。大村の裏に居る朝日勢力はハッシュタグ戦法を繰り出すして、「#大村知事の疑問に答えてください」とやるかもしれないが、今度は売れない芸人も怖くて同調できないのではないか。知事は政権よりも一段と自分たちの生活に近い存在である。遠い政権相手ならパフォーマンスに映るが、身近な知事勢力にそれをやれば敵対となり、自分の人気を失うとの本能的な恐れが、出るからである。
 愛知県人は製造業を主とする堅実な県民性をしている。権限もないのに他所に口出しする行為は、最も嫌われる。大村もこんな事をしたら県民にそっぽを向かれると、分っている筈である。次の選挙は危ない。でも朝日勢力に言われたら、やらざるを得ないのだ。左翼の犬になると、当初の甘味な扱いは一変して、ロボットさながらに、こき使われる羽目になるのだ。で、抜けたくても抜けれない、何かがある。


スケッチブック30(香港消滅か?)

2020-05-26 10:52:59 | 日記
5月26日(火)
 昨日全人代で「香港管理法」が提出されたそうだ。「香港管理法」とは私がつけた便宜的呼称だが、内容は香港の中に武装警察(人民解放軍)を常駐させて、香港デモを国家反逆罪として取り締まるというものである。実際の適用は中国本土で行われているように、香港民主派の人たちを、当局の恣意のままに引っ張て監獄に入れるという事になろう。これではせっかく勝ち取った逃亡犯条例の延期など、吹っ飛んでしまう。
 これは一国二制度を明確に否定して、一国一制度にするというものである。イギリスは国際的約束を反故にされた訳で、面目丸潰れである。中国の何とか報道官は、香港返還時の中英宣言など、最早効力を持っていないと堂々と言い放つ始末である。まさに大中華意識であり、小中華の韓国が日韓条約の無効を言い出すのも、宜なるかなと思った。
 私は中国がここまで踏み込むことはないと思っていた。アメリカが香港の特殊地位を否定することになるからだ。香港経由の対米輸出にはアメリカは関税をかけていない。また具体的な知識は無いが香港が世界の金融センターとして成り立つための様々な措置を、香港に対して取っていると聞く。香港が中国の普通の一都市となってしまう事は、中国政府にとってもマイナスが大きいから、習近平もまさか一国二制度を崩すところまでは、やれないだろうと思っていたのだ。
 しかし「香港管理法」を全人代に出したという事は、それは覚悟の上だという事であろう。ちなみに日本のマスゴミでは全人代の枕詞に必ず、日本の国会に相当するなどと付けるが、馬鹿も休み休みに言えである。会期は普通たったの10日、今回は7日間である。カミツキガメが得意そうに喋る様なんかあるか。共産党の儀式であると、何故枕詞にしない。
 アメリカも実際の戦争まではようしないだろうから、香港は可哀そうだが消滅すると予想する。そして中国は旧ソ連のように世界に包囲された存在になると思う。米ソ対決の時は日本は明確にアメリカ側について国を発展させた。米中対決の時も、日本は明確にアメリカ側に付けるか。一衣帯水とか同文同種とかの呪い言葉が、日本を中国側に引き寄せないか心配だ。
 山尾志桜里は45才である。それくらいの年代になると呪いの言葉も効かないのかも知れない。自民党や安倍政権には相当深く漢文世代の老害人種が浸透しているように思える。漢文世代はまともに漢文を読んでいないから、どうしても中国と聞くと論語などの上っ面文句を、郷愁を伴って思い出してしまう。だから明らかな反民主主義法案「香港管理法」を目の前にしても、抗議の声一つ上げられない。

スケッチブック30(オバマゲート)

2020-05-25 16:03:07 | 日記
5月25日(月)
 アメリカでは武漢肺炎と並んでオバマゲートが、メディアの最大の話題となっているとの話だ。オバマゲートは巧く解説した文章を見ないので良く分からないのだが、結局はオバマがヒラリーに勝たせるためにトランプ陣営に対して、違法な情報収集活動を行ったという事らしい。盗聴をしたとか、普通は許されていない方法での、情報収集をしたという事らしい。アメリカではこういう違法なことも、政府が(つまりオバマ政権が)ある特定人物を対象にして、正当な理由ありとして認めれば、出来るものらしい。そこでオバマはトランプ陣営を対象に指定し盗聴などを認めて、情報収集をしたのだが、その指定が恣意的で正当な理由ありとは認めがたく、適法なものではなかったとトランプ陣営から噛みつかれているのが、事件の核心部分らしい。
 オバマがヒラリーを勝たせるために強い行動を取っても不思議ではない。だからヒラリーが勝てば問題は起きないと考えて、つい違法な指定に走ったのだとも、想像できる。またロシア疑惑の核心人物だったマイケル・フリンという人の起訴が、取り下げられたとのことである。これでトランプのロシア疑惑は完全に晴れたといえるが、ロシア疑惑を広めたのもオバマだという話なのだ。
 どうもオバマゲートは違法な認定による盗聴活動と、不実のロシア疑惑を広めたことの、二つあるらしい。どう進展するか興味のある所だが日本のマスゴミはどういう訳か全く報道しないので、ある日突然オバマ逮捕のニュースを聞いて、我々は寝耳に水と吃驚するのかもしれない。
 関連してだがオバマの本名は違うとか、アフリカ生まれだとか、イスラム教徒だとか、ミシェル婦人は実は男だとか、思わず眉に唾をつけたくなるネット情報もある。これらはどれくらい本当なのでしょうか。