スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(またも情けないプーチン)

2023-09-30 10:35:56 | 日記
9月30日(土)
 ナゴロノカラバフを解体すると、アゼルバイジャン政府が言った。完全なアルメニアの敗北ではないか。アルメニアの後ろにはロシア、そしてアゼルバイジャンの背後にはトルコが居る。そしてトルコの後ろにはナトーが控えていると見るべきだ。プーチンは完全に西側に負けたという事だ。中国には馬鹿にされ、衛星国を見放す。他にどんなロシアの衛星国があるか知らないが、今後どんどんそれらの国のロシア離れが起きるだろう。
 この弱みに付け込んで北方領土を軍事的に取り返そうとの考えも湧くが、憲法の存在・馬鹿マスゴミの存在などが邪魔をして、上手く行かないだろう。もう少し待てば、年内くらいにロシアはウクライナに負けて、相当弱体化するであろう。極東への施策はかなりなおざりになると考える。その時打つ手が見つかるような気がする。

スケッチブック30(なんと情けないプーチン)

2023-09-29 11:23:53 | 日記
9月29日(金)
 ロシアが中国に倣って日本産の海産物を輸入禁止にするらしい。中露の協議でそうなったようだ。処理水放出を巡って中国の与国は一つもないので、ロシアに強引にねじ込んだのであろう。それにしてもそんな話に乗るとは、プーチンも情けないではないか。
 プーチンはつい先日中国の標準地図発表によって、数年前に自分と胡錦涛が決めた国境をないがしろにされ、中国領と表記をされるという、屈辱を受けたばかりではないか。それでも中国の支援が欲しい、背に腹は代えられぬという事か。なんと情けない男か。
 こうなったのもショイグとグラシモフに騙されて、すぐ勝てるとウクライナに侵攻した所為だ。中国はこれからもっとプーチンを馬鹿にした行為を取るだろう。プーチンは屈辱で頭が破裂するところだが、それにしては何でこの二人を殺さないのだろうか。そこが分からない。

スケッチブック30(軍艦島 ホタテ)

2023-09-18 11:10:38 | 日記
9月18日(月)
 産経新聞9月17日の記事である。見出しは『ユネスコ、軍艦島の日本対応承認』というものであり、内容を抜き書きすると「日本の取り組みを認める決議を採択した。日本の対応を「不十分」とした2021年の委員会決議から一転した。」というものである。
 2021年決議は日本はもっと強制連行について説明しろ、これでは不十分だ、というものである。今回の決議はこれで宜しいというものである。その間日本が韓国の主張を取り入れて強制連行について、追加の説明を設置したとの話を聞かない。だから従来通りの説明がなされている筈であり、つまりはユネスコが韓国の言いがかりを否定したと、読める。
 産経の記事はごく短いもので詳細が分からないが、記事からはそのように受け取れる。だとしたらユネスコが主張を変えた理由は何であろうか。一つは尹大統領に変わって、韓国がユネスコにごり押しをしなくなったこと、二つ目にユネスコが韓国の主張は捏造とごり押しに過ぎないとやっと理解したこと、三つ目がアメリカが日本を大切に扱い始めた、この三点ではないかと思う。まあ私の印象では二の、韓国のあらゆる主張は嘘ばかりとの認識が、相当広く世界に広がって来たのが主因のような気がする。
 ホタテは殆どがアメリカに売られているそうだ。中国への輸出は単なる皮むき作業の為だそうだ。皮むきなら台湾でもベトナムでも出来るという事で、アメリカ大使館が日本のホタテ漁業者を回って、台湾やベトナムの皮むき業者を紹介しているとの事である。これもアメリカが日本を大切にし出した証拠ではないだろうか。

スケッチブック30(中国標準地図とプーチン)

2023-09-10 14:14:29 | 日記
9月10日(日)
 2023年版の中国標準地図が発表されて、ロシア領である大ウスリー島が、中国領に色分けされているそうだ。大ウスリー島とはロシア語で「ボリショイウスリースキー島」と言う。ボリショイはボリショイサーカスで知られる「大きい」との意味である。中国語ではこの島を「黒瞎島」音では「ハイシャーズ島」と言う。「瞎」は盲目とか片目とかの意味があるらしいがよく分からない。場所はハバロフスク市に隣接した所である。ここからウスリー川に沿ってウラジオストックとの中間点辺りまで下ったところが、有名な中ソ国境戦争のダマンスキー島である。
 私が激しく違和感を覚えたのは、ここは他の南シナ海やインドなどとの領土紛争地と違って、中国が認めた国境確定地である事だ。大ウスリー島に関しては2008年ごろにプーチンと胡錦涛によって、国境が画定されている。他の地域は中国の言いがかりにせよ、まだお互いに納得して、ではここを国境にしようと決めた訳ではない。だから中国としては、俺の領土だと勝手に国境線を引くことになる。しかし大ウスリー島に関しては中ソ両国が納得して国境線を確定させているのだ。それなのにそれを無視して俺の領土だと地図に示すのは、中国の態度に他の地域の事とはまた違った、異常さを覚えるのである。
 中国がしたことは自分で結んだ条約を自分から反故にすることである。これではどの国も中国と条約を結ぼうとは考えないであろう。日ソ中立条約を破って満州を侵略したソ連と同じである。或いは独ソ戦勃発を見て、自分が締結したばかりの日ソ中立条約を破棄してソ連に攻め入るべきと主張した、松岡外務大臣そのままである。この種の話は非常識な話ではあるが戦争という究極の国益の前なら許される側面があるのかもしれない。ならば今中国はソ連との戦争さえ考えているという事か。
 中国標準地図が発表される半年前である今年の2月に、中国政府は今後出す地図には沿海州付近の8か所のロシア語地名に、中国の地名(清朝時代の地名)を併記するようにとの指示を出している。ウラジオストック、ウスリークス、ハバロフスク、ブラゴベシシェンスク、サハリンなどである。これらはロシア領内にあるが、そのロシア音で書かれた地名に、漢字で清朝時代の呼び名を併記せよとの通達なのである。どうも北京条約でロシアに取られた地方を指しているようなのだ。ただひとつ分からないのはその8か所にナホトカが入っていない事である。ナホトカは清朝時代には呼びすらない土地だったのか。
 この事から推測するに、中国はロシアの弱体化振りを見て、昔ロシアに取られた土地を奪還しようとしていると、考えられる。今ならロシアに勝てると、戦争も辞さない覚悟なのであろう。
 2023年版の中国標準地図の作製は4月から始まっていると見て大きな間違いはないだろう。その時点で中国は、ロシアはウクライナに負けると、予想をしたのである。ロシアが負けるのならこの際失われた領土を取り戻そうと考えたとしても、不思議ではない。その第一歩として大ウスリー島のロシア領を自国領に塗り潰したのだと、私は考える。中国としてもプーチンがこのまま引っ込めば、自分の方から戦争を仕掛ける事はないだろう。まず大ウスリー島の実効支配に取り掛かるだろう。そこでロシアが逆らえば戦争、ロシアが黙認すれば、次はまたどこかの国境線を書き換えてゆくのではないかと思う。
 このようにプーチンは習近平に舐められたのである。西側からの半導体をストップされてロシアはもう戦車もミサイルも作れない。今ある在庫が無くなったら戦争の手段を失う。来年からはF-16が戦場に出てくる。そうなったら敗北は決定的であると認識したのだろう。泥船から逃げるのは今だという訳である。
 こう考えると中国による台湾進攻もないように思える。西側の制裁は効くと、中国が理解したと思うからだ。そう中国が思うのも西側の力が強いからである。ロシアに半導体を作る力、西側を凌駕する技術力があったとしたら、中国もロシアの船に乗って日本に攻めてくるところであろう。軍事力、技術力を含めた総合国力の優位性があって初めて、中国のようなならず者国家の横暴を抑えることが可能になるのである。











スケッチブック30(マスゴミの驚くべき固定観念)

2023-09-09 11:39:11 | 日記
9月9日(土)
 吉村知事の記者会見で驚くべきマスゴミの固定観念ぶりを見た。MBS(毎日放送)の記者が処理水について、中国の納得がゆくように日本政府は説明をするべきだと知事は思わないかと、聞いたのである。吉村知事は政府は当然十分な説明をしていると思うと答えた。
 毎日放送の記者は政府がどんな説明をしたのか調べてないのだろう。納得しない人にはもっと説明が必要だそれが民主主義だとの、固定観念に縛られて質問をしたのだ。パブロフの犬的な、納得しないならば一層の説明をとの条件反射で、言葉を発したのであろう。テレビで見る限りだが頭もふさふさの、まだ若い男性であった。マスゴミなんかに居ると年齢は若くてもこのように動脈硬化を起こしてしまうのだ。納得しないならもっと説明をという固定観念だけが通用している環境に居るからだ。納得しないのは別の理由があるのだろうと、考える力が既に失せている。よくこういう輩は中国から金を貰っているのだからとの意見も聞くが、私は彼らの頭が呆けて条件反射以外考えられなくなっているとの、マスゴミ人の脳劣化が原因だと考える。
 おそらく新聞社にしてもテレビ局にしても、記者は締め切りに追われて仕事をしている。デスクとか編集局長は左派系の思考人間だ。真っ当な記事を書くためには彼らを納得させるだけの背景説明(真実)をしなければならない。それは難しいのだ。時間が無い、条件反射をしておけば通る、となるのだ。そして気が付いた時には背景説明を探る心が自分の中から失せている。そして若くして脳劣化人間となるのだ。
 私は毎日新聞の科学記事には尊敬の念を持っていた。記憶にあるのは神の手藤村の捏造を暴いたことだが、そのほかの記事も納得して読んだ印象がある。しかし今回の処理水については全くいただけない。毎日は経営危機から科学班を全員頸にしたのではないか。そして安全と安心は違うとしか考えられない馬鹿脳の人間を、社会部から兼業でもさせているのではないか。