スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(マスゴミが騒ぐうちは大丈夫)

2022-08-29 10:50:03 | 日記
8月29日(月)
 新型コロナの2020年の死者は  3,492人  感染者は   235,907人である。
       2021年の死者は  14,901人  感染者は  1,497,520人である。
       2022年の死者は  20.658人  感染者は  17,051,651人である。*8月28日まで
 今年になって死者・感染者とも爆増している。しかるにマスゴミのなんと静かな事か。去年一昨年の騒ぎっぷりからすれば、気が狂ったように全面コロナ報道であっておかしくない。その理由は二つだと思う。
 一つはヨーロッパの感染が収まっている事だ。死者・感染者ともに数量的には日本とそんなに変わらないのだが、去年一昨年のそれが凄まじかったから、比較して穏やかな状況になっている。それに比例してヨーロッパのマスコミも論調が冷静なものに変わってきている。日本のマスゴミはヨーロッパのマスコミに右に倣えだから、日本が本当のさざ波の時に高橋洋一を叩き、本当に感染者が世界一になった時にはダンマリを決め込むのだ。
 これ以上に大きな理由が次のものである。
 マスゴミというものは本当の危機の時には、騒がない存在なのである。つまり本当の危機というものは、成り行きが予測できない。例えば今回のコロナで一日に三十万人の感染者が出れば、病院の対処とか厚労省への報告とか入院患者の選別とか、どうしたらよいか全く分からなくなるのだ。だから黙ってしまう。
 去年一昨年はヨーロッパの例があるから、それを目安に、まだまだ日本は少ないと安心して、ギャーギャー言えた。しかし日本の感染者がヨーロッパを上回るようになると、マスゴミは途端にこれからの感染拡大が不安になって、借りてきた猫のように大人しくなってしまうのだ。安心感があるうちはギャーギャー煽れる。安心感がなく本当に不安になると、恐ろしくて声が出なくなる、それがマスゴミなの正体だ。
 去年豊洲でギャーギャー騒いだが、私なんかは開業したらえらい不便が生じると思ったものだが、これも安心感を背後に持つギャーギャーだったのだ。セリに障害が生じているとの話をトンと聞かない。安倍元首相の国葬反対でギャーギャー言っているが、本当に馬鹿日本人の世論がマスゴミに煽られて反対70%くらいになって、国葬が出来ない状況になると、途端にマスゴミは黙るのではないだろうか。諸外国からの信用がた落ちの事態に怯えて、声が出なくなるからだ。

スケッチブック30(ウクライナ ゼレンスキーの顔つきが変わった)

2022-08-28 11:09:02 | 日記
8月28日(日)
 ゼレンスキーの顔つきがレジスタンスの闘士の面構えに、変わった。ロシアによる侵略当時は言う事は激しくても、まだコメディアンとしての甘いマスクを残していた。恐らく半年間の苦悩が、これでもかと顔に皴を刻み込んだのだろう。レーニンにもトロツキーにも負けない、堂々たる指導者ぶりである。
 ウクライナは侵略は防げても反撃するまでの力はないというのが、どうも一般的な見方のようである。ただそれは兵器面に関してのみの分析から生じる、誤解のように思う。つまり西側の援助といってもロシアに攻め入るだけの物量は、提供されていないと言うものである。それは確かだと思うが、ロシアの継戦能力についての分析を無視している評論だと、考える。
 一部の人の見方かもしれないが、半導体と工作機械の輸出規制で(抜け道はあるとしても)、ロシアの兵器生産能力は急激に下がっていると、聞く。これが本当ならロシアは(大東亜戦争の日本と同じに)、手持ちの兵器で戦うしかなく、それが尽きたら、戦争の手段を失う事になる。そして手持ちの兵器は尽きつつある。そうなればウクライナ軍の兵器は従来のままでも、充分な反撃能力を持つことになる。
 問題はその時期であるが、戦車の損失数などから、私は今年の10月くらいではないかと思う。
 

スケッチブック30(マスゴミの日本人洗脳例)

2022-08-26 21:46:19 | 日記
8月27日(土)
 8月22日の産経新聞に、イスラム思想研究者なる飯山陽という人の、投稿が載っている。それを読むとマスゴミの日本人洗脳方法がよく分かる。
 話はザワヒリ容疑者(何故飯山氏が容疑者という肩書を使っているのかは分からない)殺害についてである。飯山氏によればザワヒリ容疑者はアラブの名門一家の出であるそうだ。父親はカイロ大学教授で、本人は医師。妻は裕福な政治家の娘とのこと。
 またザワヒリ(私は呼び捨てにする)は、25年前のルクソール事件の首謀者であるそうだ。私は日本人が撮影した、ハトシェプスト女王葬祭殿での惨劇の様子をテレビで見た。実写は映画とは違って、日本人は間の抜けたような、のろのろとした逃げ方をしていた。「あっ、こっちへ来る、撃ってるよ、あはは」とか何とか言っていたような記憶がある。ザワヒリがあの時のテロリストであるとは知らなかった。
 しかし今回アメリカによるザワヒリ殺害は報じても、彼の経歴については日本のマスゴミは一切報じていないことに、飯山氏は強い不審感を抱くと述べておられる。これがマスゴミの日本人洗脳法である。
 ザワヒリがルクソール事件の首謀者だなどと言えば、ザワヒリに対する日本人の感情が、悪化してしまう。白い服を着た清潔なイメージの男から、異教徒を殺して薄笑いを浮かべる残忍なテロリストとの感覚に、落ち込んでしまうではないか。だからマスゴミはザワヒリのテロリストとしての経歴を書かないのだ。
 何でマスゴミはそんな印象操作をするのか。
 それは日本のマスゴミが反米親中で、反米運動家にシンパシーを持っているからだ。だからその活動をする人を、まずもって悪くは描かないように、悪い事実をスルーするのだ。つまりザワヒリは宗教活動に一途な(いささか過激な点はあるが)、殉教者だとのイメージで報道するのである。そのイメージに外れる事実を日本人に隠すことでその実現を図るのである。
 ザワヒリを持ち上げたりした記事を書けば、それは世間から反発を受けるから、そんな直截的は報道はしない。その代わり悪いイメージが抱かれるような事実を削り、好感度が上がるような工夫をするのである。そこで日本人はテロリストが、クリーンな人たちだと、洗脳されるのである。
 この操作は野党議員にも、反基地活動家などにも適用される。

スケッチブック30(ウクライナ 戦線は膠着か)

2022-08-17 11:18:38 | 日記
8月17日(水)
 へルソン州の、ドニエプル川にかかる橋が、車両通行不能になったらしい。で、ロシア軍は川の東側に撤退するとの事である。歩兵なら穴ぼこを避けて橋を渡れるらしい。恐らく撤退時にロシア軍は橋を徹底的に破壊するだろう。へルソン州の川西部分を奪還して、確かにウクライナ軍の勝利ではあるが、もう半分の川東部分には、ウクライナ軍だって橋が渡れないのだからすぐには進軍できない。
 ワシントンポスト紙によるとウクライナ軍は兵器不足で、ドンパス地方への進軍は出来ないらしい。これから戦線は膠着するとの予想だ。少し前には専門家と称する輩が、6月にウクライナ軍は反転攻勢をかける、7月には被占領地を奪還するとか言っていたのだが、どうも嘘だったらしい。(中村先生もあてには出来ない)。アメリカもハイマース20台供与が限度らしいのだから、兵器不足が本当のところのように思う。
 ある人に言わせると半導体チップと工作機械のロシアへの輸出を止めれば、ロシア軍はすぐに行動不能になるという。この代替を、中国は技術不足で出来ないとの事である。という事は中国もアメリカとの戦争になると、西側諸国が結束して輸出禁止をすれば、人民解放軍はたちまち行動不能になるという事である。ならば台湾進攻も出来ない、尖閣侵略も出来ない。半導体チップは基礎的特許をアメリカが全部持っているので、外国のメーカーに輸出禁止が言えるそうである。工作機械はそうではないらしい。今ロシアへはドイツが大量に輸出しているとのこと。ドイツ政府はウクライナに武器援助をしているのに、ドイツ企業はロシアに工作機械を売っているのだ。半導体チップだって完全には輸出禁止になっていないらしい。ロシアを追い込むと核を使うとの恐れがあるからなのだろうか。ロシア産の天然ガスだって完全な輸入禁止をしていない。アメリカはロシアを生殺し状態にしてプーチンが倒れるのを待つ戦術なのか。

スケッチブック30(ウクライナ ハイマースの謎が解けた)

2022-08-16 11:34:16 | 日記
8月16日(火)
 今ハイマースは16台ウクライナに送られているそうだ。ちょっと以前は12台だった。アメリカは何でそんなにケチるのか分からなかった。ゲームチェンジャーとも言われる兵器をそれっぽっちしか送らないのだから、実はアメリカはウクライナが勝つことを欲していない、負けないようにして泥沼化させることを狙っている、そうすれば兵器産業(或いはディープステート)が儲かるからなのだろうかと、考えもした。
 しかし次の説明を聞いて納得した。アメリカはあと4台送るそうである。アメリカにはハイマース用のロケット弾が5万発備蓄されている。ところがその相当数をウクライナ軍が既に撃っているそうなのだ。今後であるが仮に20台のハイマースが1日に2回発射するとすると、6発×2×20台=240発であり、4ヵ月で29000発となる。つまり備蓄されている5万発の約6割となるのだ。また次年度(アメリカは9月から)にどれくらいロケット弾を製造するか分からないが、5万発用意するのに日本円で約1兆円かかるのだそうだ。台湾有事とか囁かれているし、イランだって大人しいままではないと思う。ウクライナに全弾つぎ込む訳には確かに行かない。
 性能の良い兵器は割高なのだ。アメリカとしては良く援助をしていると言うべきだと思った。