スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(行く年くる年)

2018-12-31 16:30:46 | 日記
12月30日
 一年が過ぎたが記憶している事柄は少ない。まだまだ真剣に世の中を見ていない証拠だろう。今年と来年について記憶を記載してみる。
 今年。
 1、北朝鮮の非核化はどうなったのだろう。今年中には何らかの成果が出る筈だったと思う。しかしトランプ大統領はすっかり忘れたかのように、中国との新冷戦に頭を砕いている。ということは、実は北にはやはり核など存在しなかったのだ。だから非核化の成果も上がる筈がない。
 2、中国は石油代金の決済に人民元を使い始めるとのことだったが、やっているのだろうか。マスゴミは勿論ネットでも、記事を見ない。米中新冷戦の中で、人民元で受け取る産油国はないだろうから、実行できていないのではないか。
 3、メキシコを縦断した移民キャラバンは今どうなっているのだろうか。アメリカが入れない以上メキシコで滞留していると思うが、冬になり、死んでいないだろうか。元気の良い奴は犯罪者となっているか。NHKは取材すべきだ。
 4、ネット記事で、韓国はアラブ首長国連邦への原発建設契約違反で、莫大な違約金を支払って破産するかの記事を見たが、今いくら払っているのだろうか。それは韓国経済が破綻する額なのか。韓国経済は順調だとの話も聞くし、よく分からない。
 5、韓国はラオスだったかのダム決壊事故で、どんな補償をしているのだろうか。それとも言い逃れし終えたか。
 来年
 1、韓国は更なる軍事挑発をすると思う。徴用工判決の差し押さえは実行されると思う。日本も、具体的には分からないが、経済的な対抗処置を取ると思う。その後の展開は分からないが、そこまでは行くと思う。
 2、TPPが発効する。GDPを7.8兆円押し上げ、46万人の雇用が創出されると言う。本当だろうか。当初、人と資本の往来が自由になると聞いていたが、新聞には触れられていない。アメリカの脱退でその話は消えたのか。
 3、小池のお陰で豊洲移転費用が何十億円か増えたと聞いているが、その損害賠償を誰か言い出すであろうか。
 4、ゴーンは立件できるであろうか。立件するが、裁判は数年かかって、無罪になると予想する。
 5、来年日露交渉で2島決着をするか。しないと予想する。2島先行ではなく決着だと知れば、国民が納得しないと思うからだ。
 6、タイの総選挙が2月にあるらしい。軍部は万全の体制を敷いていると思うが、タクシンが勝つと予想する。軍が実質的にタクシン化すれば別だが。民主主義では数が絶対条件で、人々はバラマキに弱いからだ。
 その他憲法改正の実現度とか米中冷戦の行方など予想したいが、判断する思考が空虚で、あてずっぽうな言い方しかできない。来年はもっと勉強するぞ。

スケッチブック30(韓国レーダー照射)

2018-12-29 15:39:57 | 日記
12月29日(土)
 韓国軍艦による自衛隊機へのレーダー照射について、ある人は、来年はもっと切迫した事件を韓国は起こすと、言っている。どうも新天皇の即位式あたりを狙ってするのではないか。つまりその頃は気弱な日本が波風を立てることを忌避して更に気弱になり、何も動きを取らないからだろうとの理由からだ。韓国にしてみれば新天皇即位式に泥を塗ることは、国を挙げての快哉事であろう。今度は何をするのか。人を貶めることなどトンとしたことのない私には予想が出来ないが、中国に倣って在韓日本人をどんどん逮捕するか。
 私たちは日韓未来志向などの言葉の意味を、間違えて捉えていたのだ。日本は未来との言葉に、日韓が友好関係を築く、それは日本の立場が尊重して貰えるようになるとの意味を当然の如く込めているが、韓国の意味する日韓友好は違うのだ。韓国を主とし日本を更に貶める、それが未来の日韓関係であり且つ、そうして初めて日韓の友好関係が出来る、というものなのだ。だから韓国にしてみれば自分たちは未来志向に勤めているということになる。
 日本が主張を捨てて韓国の主張に同調することが、未来志向なのであり、それが日韓友好なのだ、というのが韓国で当然となっている未来志向の意味なのだ。もっと早く気づくべきだった。
 岩屋防衛大臣の発言がとても気にかかる。彼は韓国を追い詰めてはいけないと言った。なぜいけないのだ、さっぱり分からない。別に戦争しようというのではない、レーダー照射の意図を明確に説明してもらうだけの事である。韓国が何らかの間違いだと理由を挙げて謝れば、たぶん日本はそれで済ますだろう。それが窮鼠猫を噛む様な追い込みになるのか。岩屋の発言に、大人が成長過程の子供を見守るような寛容な態度を見る向きもあろうが、これは昔から日本がしてきた態度だが、ではそれで韓国は大人に成長したのか。半グレに育ったのではないか。
 追い詰めてはいけないとの意味は、別の所にあると想像する。つまりパパ朴の時代に、日本からの資金協力に際して、自民党の政治家が莫大なキックバックを貰っていた、それを暴露されるから追い詰めてはいけない、本当の意味はそういう事ではないのか。これは国際的な政治問題としては時効だし、刑法的にも立件など出来ないだろう。しかし日本の国内政治的には問題となり、野党とマスゴミが狂喜乱舞して新聞テレビを埋め尽くして、それに馬鹿な国民が引きずられ、自民党が下野する可能性は十分あると考える。確かにこれは自民党に取って痛い。しかしもし天皇即位に泥が塗られたとしたら国民の怒りが収まらず、政府自民党も躊躇ってはおられなくなろう。だから泥を塗られたと言えない程度のこと(具体的には分からないが)か、天皇即位を外してくるか。

スケッチブック30(田母神俊雄)

2018-12-26 16:54:43 | 日記
12月26日(水)
 田母神氏が韓国軍艦のレーダー照射(以下このレーダーは火器管制用のものと限定する)は、危険なものではないとの発言をしていると知った。論旨は二つで、一つは、現在のレーダーはフェイズドアレイで常時電波を出しているから、たまたま自衛隊機が入ってしまっただけとのこと。二つ目はミサイルは何重にも安全装置が掛けてあるから、ロックオンされたからといってミサイルが飛んでくるものではない、というものだ。
 しかし軍事知識豊富なネット民からは、韓国軍艦のレーダーは旧式のもので(だから自衛隊機を狙った時だけ電波を出す)、その旧式レーダーが自衛隊機に向かって鎌首をもたげている様子が、自衛隊機が撮影した写真から明らかである、との反論が載っている。また数年前の中国軍艦による自衛隊機へのレーダー照射事件を受けて、西太平洋地域の各国海軍が会議をして、公海上でのレーダー照射を控えるとの取り決めをしたそうだ。韓国軍艦の写真を見ると、そのレーダーは確かにフェイズドアレイの形状をしていない。田母神氏はこれらの反論に全く答えず、国に迷惑をかけるとのへんちくりんな理由で発言を止めてしまった。
 二つ目の論旨は、ピストルを向けられても安全装置が掛かっているだろうし、弾が入っていないかもしれないから、向けられた人は大騒ぎするなというようなものだ。これは田母神氏が数年前にデビューした当時、日本人は平和ボケだと戒めたその平和ボケ状態、そのままの発言ではないか。田母神氏は変身したのだろう。
 一つ分からないのは、フェイズドアレイレーダーは、確かに常時電波を出しているのだろうが、火器管制電波もその中に入っているのだろうか。通常は航海用の電波だけ出す仕組みになっていないのだろうか。そうしないとアメリカの軍艦がロシア領に近づいたら、即交戦状態になってしまおう。田母神氏のレーダーの説明には足らない所があると考える。
 韓国軍艦の行為は、恐らく文の周辺からの許可があって、なされたものだと思う。各国海軍の取り決めを艦長単独で破る勇気はないと思う。自衛隊機を発見してレーダー照射の許可を上級部署に求めたと思う。そして許可が出た。このやり取りを、韓国は暗号が破られないと自信を持っているのかもしれないが、日本も米軍も傍受解読していると考える。文は徴用工で折れない日本を脅してやれと思ったのだろう。親分以上に無知無能無謀な人格なのであろう。

スケッチブック30(青木理)

2018-12-25 16:12:03 | 日記
12月25日(火)
 今朝のモーニングショーで韓国駆逐艦による自衛隊機への火砲レーダー照射について、青木理がごちゃごちゃと、早くこのコーナーが終われとばかりに、時間稼ぎのようなことを述べていた。しかし自分の手下と思っていた玉川からも激しい反発を食らって、とうとう左翼の常套手段に逃げ込んだ。つまり日本は冷静になれ。激しい抗議をすると韓国も反発せざるをえないから、さらに日韓関係が険悪化して、不測の事態が起きかねない。それが一番心配だ。同盟国同士なのだから自制しても良いだろう、というものだ。玉川は呆れたような顔をしていた。
 青木は韓国から金を貰っているか、そこまでリアルでなくても韓国擁護を言って食っている身だから、オワコンのようなことを喋らざるを得ないのであろう。だがテレビ局がそれを言わせるということは、それがまだ日本人の反韓感情を和らげ得ると考えているからだろうが、そう考える理由は何なのだろうかと気になった。
 一つは、今までテレビ局が韓国は良い国だと日本人を洗脳してきた実績に、まだ自信を持っているからだろう。
 二つ目は、上に連動するが、日本は昔韓国に酷い事をしてきたから、韓国の多少の我儘は受け入れなければならないという幻想が、まだ生きていると思っているからだろう。
 しかしこれは特段ネットを見なくても、大抵の日本人はもうこんな思いは持っていないと、テレビ局の人間にも分かっていることだと思う。韓国を旅行して又行きたいと言う人を私は知らない。原爆を落として日本を壊滅させる映画を上映していると知れば、普通の日本人なら反韓感情を持つだろう。だからテレビ局はもう一つ理由があって、青木に喋らせているのだと思う。
 それは現実が違うということを、視聴者に知られたくない、底深い思いである。真実の韓国(それは従来テレビ局が言ってきたこととは違う訳である)が、視聴者にとって常識となれば、テレビ局は新しい韓国像を画面に映し出さねばならない。それが大変なのである。
 つまり作る側が変化しなければ新しい映像は作れない。テレビ局の老人に変化は難しいから、人間を替えざるを得ない。それが既得権者たちにとっては大問題なのだ。せっかく権力が振るえる地位に就いたのに降りざるを得ないとは。青木みたいなのをテレビに出す事でどれだけ彼らから接待や贈り物を受けていることか。それが無くなるのだ。停滞した組織に常にある老害が、テレビ局に蔓延していて、オワコンを続けさせるのである。

スケッチブック30(やはり国立民主党には任せられない)

2018-12-23 17:14:25 | 日記
12月23日(日)
 外務省が外交文書を公開したことで、二つの新知見が産経新聞に載っていた。
 一つは岸首相とアイゼンハワーとのゴルフは、岸回顧録にあるように当日突然にアイクより申し出のあったものではなく、事前に入念に打合せがされていたものだとの事実だ。外務省は両者のプレーの様子を写真撮影しようと、アメリカ側に打診もしていたとのことだ。
 まあこれが政治家が書く演出された回顧録というものだろう。ついでに岸は自分のゴルフ道具を密かに持ち込んでいたとの記事でもあれば面白い。岸さんの腕前は分からないが普通に考えれば、それほどの熟練者ではないだろうから、ならば自分のクラブを使わないと不安だと思うが。クラブはアメリカが用意した(突然言われたのならそうなる筈だが)との事のようだが、本当は用意したように装ったのではないか。
 このゴルフ会談に象徴されるように、日本とアメリカはこの時、密接な同盟関係を結ぶことが出来た。それが日本の繁栄を作った。トランプが枝野や玉城をゴルフに誘うとは、到底思えない。
 もう一つは中曽根首相が、レーガンがソ連とのINF条約締結に際して、交渉し易いようにヨーロッパでは全廃、アジアでは50%の削減にしようとした交渉姿勢に対して、強硬に反対してアジアでも全廃を主張したため、レーガンも態度を変え実際に見たような全廃条約が締結されたとの話だ。注目しなければならないのは、レーガンが交渉姿勢を、まず中曽根首相に伝えたということだ。枝野や玉城だったら蚊帳の外に置かれたろう。そして中曽根が即座に反応して、全廃を申し入れたことだ。枝野や玉城だったらそんなセンスは持ち合わせず、半分でも減ればよいではないかと賛成する、そんな感覚であったことだろう。
 国立民主党はコップの中の嵐ばかり練習している。そんな連中に国の舵取りなど出来ないし、間違っても任せてはいけない。そう再認識した。