スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(習近平は不思議だ)

2022-11-28 11:14:30 | 日記
11月28日(月)
 習近平の頭はどうなっているのかさっぱり分からない。IT産業を潰し教育産業を潰し、ゼロコロナ政策で全産業潰しをしているように思えて、中国全体がまるで自殺に向かって突っ走っているネズミの集団のように映るのだ。或いはこれが繰り返される中国人の習性というものなのだろうか。
 思い出されるのは百家斉放・百家争鳴と反右派闘争である。鄧小平による改革開放を百家斉放・百家争鳴の呼びかけと捉え、その成果がアリババなどのIT産業の成長、全国に広がった教育産業とか庶民の民主意識向上だと考えれば、現代版毛沢東がそれらを潰しに掛かっていると一応の対比は出来る。しかし毛沢東と習近平では時代背景が違う。毛沢東は共産党独裁体制を作るために反右派闘争を必要としたが、今それは盤石なものとなっているではないか。習近平が目指すべきはその盤石さの上に立った更なる中国の発展であった筈だ。所が現代版反右派闘争はこれまでせっかく成長させてきた中国の国富を、いたずらに潰すだけのものに思えてならない。
 こんな事をしていればアメリカを技術的に抜くことなど到底無理である。世界の工場の地位も失うであろう。恐らく今年の共産党大会が一番の花だったと、後に言われるのではないか。人民は豊かになると生意気になる、だから貧困に落としておかないと共産党の言う事を聞かない、という理由でこんな政策をしているとしたら、習近平の頭は狂っているとしか言えない。
 ところで胡錦涛は無事なのであろうか。牢屋で拷問を受けているのではないか。

スケッチブック30(コロナに罹った感想2)

2022-11-16 09:59:35 | 日記
11月16日(水)
 昨日は風邪薬を飲まなかったので夜中に咳が出た。どうも鼻水が喉に垂れてくるらしい。一定時間たつとそれが溜まって、咳で出そうとするようだ。コロナ侮るべからずである。風邪薬を飲んだら軽快した。今朝はコロナ発症以来、今までで一番気分が良い。
 罹患した者としての感想を書くと第一は、それほど恐れる病気ではないという意識である。ただ普通の風邪と同じだとは言い切れない。大体倍の療養期間が必要だと思う。
 現行の国やり方は、コロナ患者だと判明すると、患者の身柄を保健所の支配下に入れるというものである。発症前は何処の病院に行こうと患者の自由だが、発症したとなると、治療とか入院するする病院は保健所が指定した所になる。患者が俺はあの病院が良いと思っても、自分で電話する事は許されないとの話だ。療養中に救急事態に陥って救急車などを手配する時も、まず保健所に電話して、保健所から手配をするような取り決めになっているとのこと。これらはコロナと診断された際に、病院からその旨を記したパンフレットが患者に渡されて、教えられる。
 伝染を防ぐためにそうしているのだろうが、大いに疑問の湧くところだ。保健所はコロナ患者の身柄を預かったとして、医師などいない。療養中に重症化したりコロナ以外の病気に罹ったりした場合、まず最初に患者と接する保健所の職員が、その状況を適切に理解できるだろうか。私は出来ないと思う。その結果手遅れとなったり、逆に過剰で不必要な対応をしたりすることになると思う。私の場合理由は分からないが便秘になってしまった。保健所の職員から電話があって便秘だと言っても、「誰かに便秘薬を買ってきてもらって」とか「水分を沢山取って」とかのありきたりの返事しかもらえない。こっちはこの便秘がコロナに関係しているのか、関係しているのならもっと酷くなるのか、それとも一過性で終わるのかとかいうような事を聞きたいのに、それは保健所の職員には無理な話だ。勿論医師だって十分な返事は出来ないだろうが、医者に診てもらっているという安心感はある。
 身柄を保健所に預けられると知って湧いた感覚は、一般の医療から切り離されて、コロナ一本やりの特殊環境に投げ込まれたというものだった。私の感想の第二は、コロナ患者が少数であるか、または保健所が病院を持っているのなら、このやり方でよいが、保健所が病院を持たず病変のある患者はまず保健所に電話して、保健所職員が既存の病院の何処へ行けと采配するというのは、不要の手間を一つ掛けるものだなあという思いであった。
 そして不要な手間を掛けなければならない最大の原因である伝染の防止であるが、自宅療法ではとても果たせない。私の場合は家内との二人暮らしだからまだ隔離されていると言えるが、現役の子供と同居してる世帯はどうなのであろうか。大邸宅ならば別であろうが普通の戸建てやマンションでは、とても伝染防止は無理であろう。風呂を最後にするとか食事も手渡しせず扉の前に置くとか講釈が垂れてあるが、ではトイレはどうするのか。感染者が使ったすぐ後に使わざるを得ない場合だってあろう。それに単身者だって大人しく家に引っ込んでいるものだろうか。私は県から配られる弁当を我慢して(不味い)食べていたが、私ぐらいの軽症者で不心得な人間は、スーパーに行って欲しいものを買っているのではないかと、疑う。それに自宅療養期間は7日間と決まっていて、最終日にPCR検査をして非感染を確認するのでもない、自分でもうウイルスは居ないと判断するだけである。大多数の人は多少咳が出ようと熱があろうと、7日を過ぎれば治ったとして外出するようである。まあ自宅にいて伝染を予防するとは、ザルであると思う。患者全員を隔離できないから、やむを得ず取っているおためごかしな措置だと思う。或いは感染力は強いが(患者は沢山出る)が、重症化はあまりしない(死者は少ない)というコロナの特性に合わせた、上手い防疫体制が従来なかったという事なのかもしれない。
 まともな統計がされていそうな国の中で、日本は人口当たりの死者が一番少ない。半年くらい前までは韓国と台湾が日本を下回っていたが、今は逆転している。どの国も手探りでコロナに対処しているのだろう。上手い方法なんて知らないのだ。だから西洋人は何十万と死んでも仕方ないと捉える。その中で日本は幸せだと思うべきなのかもしれない。これが感想の第三である。












 

スケッチブック30(コロナに罹った感想1)

2022-11-15 11:00:16 | 日記
11月15日(火)
 コロナに罹ったのでその感想を述べて諸兄のご参考に供したい。
 その前にパソコンに関してこれも参考になるかと思うので、つい最近の出来事を述べます。11月の初め頃突然グーブログに繋がらなくなったのです。パソコンの画面には「この接続ではプライバシーが保護されません」と、冷たく出て、その下にこうして下さいというような処置方法が箇条書きしてあるのだが、読んでもさっぱり分からない。最後に「悪意のある乗っ取りなどの場合はしばらくして復帰する場合もあります」とあった。私のブログなど乗っ取ってもしょうがないし、そんな事をする奴がいるとも思われなかったが、こちらはパニ食っているので箇条書きの処置方法など全然頭に入らず、それでほかって置くことにした。繋がらないのはグーブログだけでインターネット検索は出来るので、暫くブログはお休みだとした訳だ。その二三日後に熱が出て病院に行ったらコロナだと言われた。それでコロナが治るまでブログの事は頭の中から飛んでしまった。
 コロナは治り明日が外出禁止令の最終日なので、昨日気を入れてブログ問題に取り組んでみた。期待した「復帰する場合もあります」は該当する事例ではなかった。相変わらず画面には「接続されません」との冷たい文字が出る。箇条書きには横文字とローマ字つづりが頻出していて、初めて見る用語だから、ネットで調べても判然とした理解しか得られなかった。絶望しかかったがしかしまあ、やってみれば何とかなるというものだ。箇条書きの手順に従ってヨチヨチと進めてゆくとすぐに、私の場合ウインドウズなのだが、最新のプログラム状態にすることと出ていた。そうしておいてから対策を講じなければならないものらしい。そこで調べてみると(これだって辿り着くまでに結構かかったのだが)なんと「ウインドウズ11の最低ソフトに達していません」とあるではないか。慌てて最新状態にしたのだが5時間くらいかかった。そうしたら何のことはない、グーブログに繋がった。
 私の場合単にソフトの更新がしてなくて、まずグーブログに繋がらない症状が出たという事のようだが、今まで更新のサインが出ればすぐ実行していたように思うのだが。うっかりミスはあるだろうが、特に意識して、後回しにしたとか拒否したとかいう記憶はない。それでいて「最低ソフトに達していません」という状態になったのだ。パソコンはよく分からない。諸兄は私のようなご老人と思うので、何か不具合があったら、ソフトを最新状態にしてみるのも、一つの手ではないかとご提案申し上げる次第である。

 コロナであるが11月9日の夜に38.5度の熱が出た。その日は日中体がだるかったが、自分の感覚としては、早めに寝れば明日は元気になるというものだった。家にあった市販の風邪薬を飲んだが、38.5度は少々きつい。だが12時頃には寝付けたように思う。
 翌朝熱は平熱に下がっていた。普通なら様子を見る所だが、実は家内が前日病院へ行ってコロナだと言われていたのだ。家内はその三日ほど前から熱が引かず、それで病院へ行ったのだ。だから私もコロナではないかと疑ったのだが、その通り、陽性であると言われた。しかし医者は何の薬もくれず、今飲んでいる市販の風邪薬を飲んでいてくれというのである。私の前に診察を受けた患者(私たちは発熱外来という隔離された場所に入れられたので、この人もコロナで来たに違いない)さんは、待合室で看護師から薬を受け取っていた。看護師は「朝晩二錠づつ、症状が良くなっても在るだけ飲み切ってください」と言っていた。家に帰って家内に話をすると「私も貰った」と言っていた。面妖であるが、薬は飲まなくて良いならそれに越したことはない。その日は日中37.5度の熱が出て、病院から帰ってずっと寝て過ごした。
 11日は36.8度くらいの熱だった。
 12日は36.8度くらいの熱が時々出た。この日まで鼻水の量が凄かったが、普通に戻った。
 13日からは普通に起きて過ごした。
 こんなところである。まあ一口に言ってやや重い風邪と言った所か。私は3回ワクチンを打っているので軽く済んだのかも知れない。家内はヤマト何とかの影響ではないが2回でやめたので、今日もまだ鼻をぐずぐずさせ37度の熱が出ている。