スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(武漢肺炎後の世界)

2020-03-30 10:10:29 | 日記
3月30日(月)
 BCG仮説が正しいとすると中国よりも欧米が受ける打撃の方が大きい。武漢肺炎はいずれ収まるだろうがその時世界勢力はどうなっているのだろうか。
 まずEUは解体しているであろう。イタリアとスペインは全産業の生産停止に陥っている。イタリアはEU各国に助けを求めているが、そのような国への援助は、西ドイツが東ドイツを吸収したときのような膨大な資金が必要となろう。それでイタリアが取れるのなら良いが、EUの建前通りにすれば援助はしっぱなしで終わる。恐らくドイツもフランスもそんな見返りのない事はしまい。従ってEUは解体である。
 アメリカは半分くらい力が落ちるように思える。中東とアジアの軍事力も半分くらいになるのではないか。韓国からは撤退する。そうなるとそれほどの打撃を受けなかった中国がますます台頭することになる。イタリアとスペインは中国圏に入る可能性が極めて高い。
 そこで日本が世界を動かす重要なパワーとなってくる。具体的にはアメリカに代わって中国と対峙する立場に立たされるのである。再軍備、安保条約の攻守同盟への転換、核武装が必要となる。そうして日米欧対中国の勢力バランスが保たれると考える。
 もしこれが出来ないと日本も中国に食い荒らされることだろう。武漢肺炎後の日本は最早アメリカの保護下で、のほほんと過ごす訳にはゆかない。中国の一省となるかどうかの、関頭に差し掛かるような気がする。

スケッチブック30(武漢肺炎 BCGだ!)

2020-03-28 11:39:40 | 日記
3月28日(金)
 オーストラリアがBCGの治験を始めたそうだ。私はそれまで知らなかったのだが、ジョンズ・ホプキンス大学が「BCG世界地図」なるものを出している。それによると爆発的感染に晒されている国と、BCG接種が義務化されていない国とが、ぴったり重なるとのことである。例えばポルトガルとスペインは隣接しているが、3月25日時点での死者はポルトガルが43人、スペインが2696人である。スペインは人口が三倍くらいあるから3で割ったとしても898人で、ポルトガルの20倍である。そしてポルトガルはBCG接種が義務化されており、スペインはそうではないのだ。
 イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカはいずれもBCG接種が義務化されていない。ただドイツは旧東ドイツが義務化されていて、旧東ドイツ地域では感染者が少ないとのことだ。これに対して日本・韓国・中国・ロシア・東南アジア・アフリカ・中東ではBCG接種が義務化されている。従ってBCGの接種有無が武漢肺炎感染に関係しているのではないかとの仮説の下に、オーストラリアで治験が始まったというのである。
 疫学的に見れば関連は明白だと思う。私はヨーロッパでの爆発的感染は教会でのミサ礼拝によると考えたが、それだけではこの拡大は説明不足だと感じていた。しかしBCG接種の有無となれば、よく説明できると納得した。接種を義務化していた国々では集団免疫が出来ていたか、出来やすいから感染が広がらないのだと想定できる。

スケッチブック30(ウーマン村本)

2020-03-27 13:06:43 | 日記
3月27日(金)
 彼のツイートがこれである。
 「自粛させたいのなら保証の話からしましょうよ。仕事ない時は家賃や生活費、税金払えなくなる。店が潰れて自殺したら、それはコロナではなく政治が人を殺したってことね。コロナと政治、どっちが人を殺すか。」
 彼は知り合いがコロナ騒動で店が潰れ自殺をしたとその前に書いている。しかしもし逆に知り合いがコロナで死んでいれば、コロナが人を殺すとツイートしたと思う。目の前の現象の秩序立てというか、関連付けが出来ないのだ。例えばパトカーが逃走車を追っている最中に事故を起こして人が死んだとする。すると彼のような思考ではパトカーがその人を殺したとなる。逃走車がいなければパトカーも事故を起こさなかったとは、考えられないのだ。
 非常に視野が狭いのだ。自粛要請を正直に守ってこの店は潰れたが、隣の店はずるをして生き延び売り上げを伸ばした、そんな現実を目にしたら、それだけで全思考を組み立てる単細胞なのだ。もし彼の身近に、コロナ感染者が訪れたことで営業停止に追い込まれて潰れた店があったなら、彼のような思考では今度は、外出禁止にしなかったから店が潰れたと、逆の考えになるのだ。
 それと政治に対する嫌らしい甘えを感じる。つまり政治家はあらゆる時にも自分を守ってくれるという期待というか、願望を持っている。だから願望を果たさない政治に矛先が向くのだ。政治はあなたを守ってくれない、日本の最大公約数的なものを守るという事を、知らないのだ。
 ウーマン村本がどれくらい売れている芸人なのか知らないが、ツイートが評判になるという事からして、そこそこやっている人なのだろう。そこそこやっているという事は、彼に共感する日本人がそこそこ居るという事である。物事の関連を付けられない、政治というか社会への甘えと、或いはタダ(支払いのない)の期待感、そいう人間が多く居るのが今の日本の現実だ。有体に言えば劣化した存在だ。

スケッチブック30(小倉、古市、ウーマン村本)

2020-03-26 13:36:46 | 日記
3月26日(木)
 小倉と古市は金と暇がたっぷりあるのだから、諸外国の事を調べてから話すのが、キャスターの最低限の資質だろう。確かに自粛を要請された飲食店主は戸惑うばかりだ。自殺を考える人だって出るだろう。ああ可哀そうだ!小池は無責任だと言うばかりでは、ウーマン村本ばりの条件反射的反応に過ぎず、キャスター席に座る資格喪失である。
 イタリアやフランスでは政府の命令で営業停止をしている。キャスターならその保証はどうなっているのかと調べてみるのが、当然な責務だ。芸能人みたいに顔を売るためにテレビに出ているのではないぞ。私はずっとその事が気になっていた。外国は法律があるから営業停止の命令ができるのだとは知っていたが、その場合停止させられた店舗への保証はどうしているのだろうと、ずっと知りたかったが、ネットでもマスゴミでも言及された箇所を知らない。全く保証なしとも思われないし、全額の保証をしたら国がもたないから、それはしていないだろう。恐らく中間的な措置が決められていてそれは複雑だから、翻訳機械のマスゴミでは整理できないのだ。
 小倉と古市にはそういう調査をしたうえでご高論を述べてくれよ、それなら聞けるが、ヒステリーな叫びだけではこの非常時に何を馬鹿をこくという、拒否感情しかわかない。
 ウーマン村本には、これが一部の日本人の知的レベルだろうと、まあ当然かとの感慨を持つ。昔映画の予告編で、戦死した人の遺族に向かって女が、「国に殺されたんだよ」、と叫ぶ場面があったが、この思いは国民の中に広くあると思う。物事には奥行きがあるとの感覚が持てず、そういう表現が適切か知らないが全てを等間隔に、平面的にしか見られない人には、確かにコロナではなく、小池の要請に従った為に自殺したとしか見えないだろう。まあ村本も痴呆ではないだろうからそういう要請をせざるを得ない事情は分かろう。だから要請するなら十分な補償を考えろと言う所が、本意なのであろう。
 しかしセイフティーネットは世の中の全てに張られているものではないと知るのが、奥行きある社会の知識というものである。健康保険とか生活保護とか、ごく一部にしか張れないのが現実である。売れなくなった芸人を保護してくれるネットなどないだろう。お前だって浮き沈みを覚悟してやっているではないか。飲食店主だってその中でやっているのだとしか、今のところ巧い事が言えない。

スケッチブック30(欧州パンデミック 原因はミサか!)

2020-03-25 10:03:11 | 日記
3月25日(水)
 欧州のパンデミックはミサ・礼拝が原因なのではないかと気づいた。司祭などが手で小片のパンをつまんで信者の口に入れてやる、あれである。私は良く知らないのだがその時に信者同志も握手を交わして交流するとのことだ。もし司祭が感染していたら、それでなくても聖餐はミサ・礼拝の最後に行われるから、それまでに教会内で司祭・牧師の手指が汚染されることは十分にあろう。それを信者の口につけるのだから、感染が爆発的に広がる筈である。
 カトリックの方が儀式は厳格に行うだろうから、従って感染も強度で、カトリック信者が多いイタリアとスペインが、多くの感染者を出しているのではないだろうか。各種ネットで漁った数字だから基準が一様でないが、全国民の内毎週教会へ行く人の割合は、イタリアが28%、スペインが11%、フランスとアメリカが10%で、ドイツが4%とあった。もしこの通りに全国民の1割を超す人たちが毎週教会に出かけて、ウイルスを移されていたとしたら、欧州でパンデミックが起きた理由が良く分かる。
 ローマ法王が3月10日に、聖職者は新型ウイルスを恐れず外に出て、病者に会いに行けと檄を飛ばした。それに従ってイタリアやスペインでは尚更、聖職者が、ウイルスをバラまく存在になってしまったのではないだろうか。
 今のところテレビでこの疑惑を言う人を見ないが、欧州では医者もジャーナリストもキリスト教団が怖くて言えないのだろう。従って翻訳機械の日本のマスゴミが言う筈もない。