スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(朝日新聞は蓮舫赤軍の機関誌)

2024-07-18 19:52:36 | 日記
7月18日(木)
 いや、まあ、言葉もない。朝日の欺瞞性は良く知っている積りだったが、ここまでとは。開いた口が塞がらない。謝罪は紙面ではしていないのかも知れない(朝日など読んでいないので知らない)が、女性自身は自社編集部の問いに朝日が「極めて不適切な内容」と回答し、「記者を厳しく注意した」と答えたと、書いている。
 今野記者は「共産党べったりじゃん。(芳野会長であれ誰であれ)批判するのは自由、文句をつけるのは可笑しい」と、ごく常識的なツイートをしたのに、朝日新聞はそれを厳しく注意したとの事である。正に池田大作批判を許さない聖教新聞そのものだ。
 何がペンの力だ、何が社会の木鐸だ、ちゃんちゃら可笑しくて臍が茶を沸かす。まあ今までの私の朝日新聞の捉え方が、まだまだ甘かったのだ。左に傾いたジャーナリズムと捉えていた。そうではなく蓮舫赤軍の機関誌だと捉えるべきだったのだ。
 関連のXを見ると、朝日の記者にあるまじき発言とか、もう朝日新聞は取らないとか出ているので、情弱人間もやっと目覚めたかと喜んだが、実は正反対であった。朝日新聞に変えて東京新聞にするとか、一生懸命やった蓮舫さんを非難するとは人間でないとか、そういう類の投稿ばかりであった。朝日の読者のコア層は蓮舫赤軍人間ではないかと思った次第だ。まともな人間はもうあらかた、朝日の読者を止めているのかも知れない。確かにコア層に逃げられれば、会社倒産である。今野記者に厳重注意する筈だ。






スケッチブック30(産経新聞より3題)

2024-07-14 16:20:34 | 日記
7月15日(月)
1,古森義久氏の記事より
 日本ではバイデンを「高齢不安」と呼んでいるが、これはアメリカでは許されない表現であるそうだ。これは人種差別と同じで、「年齢差別」になるというのだ。即ち高齢者が全て認知機能に不安をきたすわけではないという理屈だ。だからアメリカではバイデンは「認知不安」であると呼ぶと、記事にはある。
 そうかもしれないが日本では「認知不安」なんて言われると、グサッと胸に突き刺さる。「高齢不安」なら、まあそういう事(失言、言い間違い)もあらあねと、オブラートに包まれた気分になる。しかし「認知症か?」と言われると、お前は人間失格だと宣告されたような気分になる。
 アメリカだって昔は日本みたいに「高齢不安」と呼んでいたように思う。しかし凄い人種差別のある国だから、その反発から個人個人の要素を見ろ(真面目な黒人だって居る)というラジカルな見方に、非常に神経質になって拘るのだと思う。あんまり住みたくない国であると感じる。

2,「ロシアNIS貿易会」の、モスクワ事務所長(日本人)へのインタビュー記事
 「ロシアNIS貿易会」とはロシアと、旧ソ連から独立した国(NISとはニュー・インディペンド・ステイツの頭文字)と、日本との貿易の促進・調査とかをする団体らしい。
 インタビューは産経の記者が何故西側のロシア制裁は効かないのかと問い、それに対してモスクワ事務所長が答えたものである。事務所長は先進7ヵ国よりもBRICSのGDPの方が上回っている(購買力平価ベース)から、効かないのだという。つまりロシアはブリックスと貿易をしているので西側と交易をする必要がない、ブリックス相手でやって行けるというのである。ブリックスの方が先進7か国よりGDPが多いとは、ちょっと信じられない。まあ購買力平価ベースだとそうなるのかも知れないが、だとしても製品の品質は遥かに劣るだろう。ロシアの国産旅客機はもう飛べないとの話を聞く。西側から部品が入らないからだ。
 私は事の本質は違うと思う。実は先進7か国がまず製品をブリックス各国へ輸出して、そして現地で多少の加工を施してから、ブリックス製品だとしてロシアに輸出しているから、ロシアはもっているのではないかと、思えて仕方がない。

3,ラムザイヤー教授へのインタビューが載っていた
 教授曰く、アメリカとヨーロッパの研究者は、日本語の文献が読めないのだそうである。アイリス・チャンの著作ばかり読んでいるとのこと。さもありなんと思う。万人坑で日本人(作ったとされた)に全く取材しなかったマスゴミと同じ心理なのである。心が非常に弱いというか、事実の重みに耐えるだけの思考力がないというか、忖度しておまんまに与かりたいという、まあそういうクズ連中が日本研究に来ているのだろう。








スケッチブック30(トランプ銃撃される)

2024-07-14 15:39:53 | 日記
7月14日(日)
 まず思ったのは銃社会のアメリカで、恐らく精密な銃を使ったであろうに、外れて幸いだったとの安堵感である。山上の場合、粗悪な手製の銃なのに安倍さんに当たってしまった。偶然とはいえ運命の女神の微笑み方の違いに、嘆息せざるを得ない。
 聴衆の一人が死亡し、一人重症だとの話を聞く。この人達は恐らくトランプの背後に居た方々の内の、誰かだろうと思うが、トランプが壇上から降りるまでかなりの時間、正面からテレビカメラがトランプとSPを写していたが、背後に蹲ったり倒れたりしている人が居るような映像がない。ちょっと不思議である。犯人は会場の外から撃ったというから、そうするとトランプの演説檀上前の通常の聴衆スペースは後方に長く伸びていて、その外から狙うには距離があり過ぎたのかも知れない。ひょっとしたら犯人は、背後、或いは斜め後ろの近い場所を選んで、そこから射撃したか。ならばテレビカメラ側に居た人が流れ弾に当たり、そこはカメラの死角になっているから、写っていなかったとも想像できる。
 まあしかし銃撃後に拳を上げて叫んでいるトランプの写真は壮絶である。プーチンとゼレンスキーを言い間違える(私は演出で冗談を飛ばしたのかと思ったがバイデン自身が言い間違いだと認めている)ヨタヨタ姿の老人とは、雲泥の差である。
 
 

スケッチブック30(撫順戦犯収容所)

2024-07-11 11:40:15 | 日記
7月11日(木)
 撫順戦犯収容所は1950年(昭和25年)に始まり、1956年(昭和31年)の日本人戦犯帰国によって終わった。その後普通の刑務所になったのかどうかよく分からない。大東亜戦争は昭和20年に終戦を迎えているから、日本人戦犯はまずソ連に5年間捕らえられ、それから撫順に移され、さらに6年間収容された訳である。
 私はこの撫順収容所の日本人捕虜に対する扱いが、どうしても理解できなかった。中国人は残虐な民族であるというのが私の認識だ。その例は本当に歴史上山のようにある。しかしこの撫順戦犯収容所に限っては強制労働もなく、殴打を伴う尋問とかも一切なく、戦犯の食事は中国人看守よりも良かったとの話を聞く。何で日本人をこんなに優遇するのかとの怨嗟の声が上がっていたそうだ。
 ここの戦犯は帰国して中帰連を作っているのだが、初代会長の藤田茂(捕虜時師団長)は死亡の時、中山服を着せてくれと家族に言ったとのことだ。つまり心から中国に帰服していたという事だ。まあネットで拾い読みをするばかりだが、その他の人達も似たような告白を残している。待遇は良く、鉄拳で強制されて戦争犯罪を告白したものでは、どうやらないらしい。中国側の暖かい配慮により、侵略国の兵士としての罪を、自覚した、収容所で私は真実に目覚めたとの類の言葉が並んでいる。
 もちろん収容所の目的は日本人戦犯を洗脳して、彼らが日本に帰国してから、中国の為に働いて呉れるようにする事であった。これはソ連も同じである。ソ連はアクティブを作りスターリンへの感謝状を書かせたから、そして日本人は帰国船への乗船時、天皇島への敵前上陸をしますと威勢よく誓ったから、ソ連の為に働いて呉れると信じたが、その期待は船が日本海を越えると藻屑のように消え去るしかなかった。吊し上げを食らった元アクティブも居たようである。
 それに比べて中帰連の人達は心から中国に帰依したようである。だから6年間という長期の収容期間を要したのであろう。ソ連も中国も日本人を洗脳したのだが、ソ連は暴力を振るう速成方式だったので、洗脳は日本の土を踏んだら数日で溶けてしまった。撫順では洗脳は極めてソフトに行われた。だから死んでも溶けなかった人も居たのである。この洗脳は撫順の奇跡として、中帰連の人が死んだ後、その奇跡を受け継ぐ会と称する人たちに継承されているようである。しかし私は奇跡でも何でもないと思う。今の日本だってシバキ隊とかコロナ陰謀論とか幾らでも偏向した連中が出ているだろう。別に彼らの行動を縛ったり強制したりしたから、彼らはそのように偏向したのではない。現代日本でも情報を絞り、彼らの心を一方向だけの関心に向けさせれば、洗脳は可能である。撫順収容所がいくら自由で待遇が良かったとしても、戦争犯罪を犯したと告白しなければ、釈放されることはなかった。その点の強制には、きついものがあったと思う。皆、私はこれこれの戦争犯罪を犯しましたと告白しているらしいが、やってもいない事を書かされているように思えてならないが、つまり強烈な同調圧力(アクティブへの迎合とは種類の違った)がかかった結果のように思うが、まだ私の知識ではそれ以上詳しい説明は出来ない。
 ただ私が不思議に思うのは、どうして残忍を宗とする中国社会で、こんなソフト洗脳路線を取る事が可能であったのかという、疑問である。確かにソ連の洗脳は一日で溶けてしまったから、やり方を変える必要があるとは、思ったであろう。しかし6年間もかけるソフト洗脳路線は、中国人の伝統にないもののように思う。現に10年後に起こった文化大革命では、旧思想の解除と称して、残忍な吊し上げが横行したではないか。これが中国人に相応しいやり方である。このソフト路線は周恩来の指示で行われたと書いてあるが、もし洗脳が上手く行かなかったら、周恩来は責任を問われたに違いない。だからなぜ周恩来がそんな危険を冒したのか分からないが、年表を見ると確かに撫順戦犯収容所は、周恩来が居たからこそ成り立ったように思える。
 撫順戦犯収容所は1950年(昭和25年)から1956年(昭和31年)の間に存在している。毛沢東が絶対的権力者になったのは、実は反右派闘争に勝利した、1957年(昭和32年)からである。1949年(昭和24年)の中共建国以来毛沢東は国家主席、周恩来は国務院総理となったが、両者の力関係は以後のように隔絶したものではなかったようだ。周恩来は毛沢東(それ以外の多くの幹部連中)とは違い、日本とフランスに留学している。又南開大学というトップクラスの大学の一期生でもある。延安の田舎から出てきた中国共産党の荒くれ連中の中で、唯一の知識人であったように思う。だから周恩来は単なる共産主義者とは違った、ヒューマニズムの心得のある人だったと思うのだ。また西安事件で蒋介石を説得し、最終的に中共を勝利に導く端緒を開いた、大功績者でもある。この時期の外交政策はほとんど周恩来が決定していたように想像する。
 日本とフランスに留学経験のある、周恩来が権力を持っていた時だからこそ、中国史の例外として、撫順戦犯収容所が存在し得たのかも知れないと考えて、私は納得したのだ。
 そう考えるとその後の周恩来の人生を、本人にはさぞ不本意なものだったろうなとの、同情が湧く。権力を握った毛沢東はご存じのとおり1958年(昭和33年)から大躍進政策を推し進める。これが大失敗して一旦は失脚するが、権力亡者さながらに蘇り、1966年(昭和41年)より、有名な文化大革命で劉少奇に対する逆襲を始めた。知性派であった周恩来には何とも理解のつかない不合理且つ暴虐極まりない騒動であった事だろう。しかし周恩来は毛沢東に跪き、文革を受け入れた。どういう心境であったのだろうか。周恩来は文革の終焉を見ることなく死に、その数か月後に毛沢東も死んで、文革はやっと終わった。せめて毛沢東の後に死んでいれば、死に際は、少しはすっきりした気分に浸れたろうにと、想像する。
 






 






スケッチブック30(東京都知事選)

2024-07-08 15:12:00 | 日記
7月8日(月)
 蓮舫が三位でメシウマである。中央政界と全く無縁の安芸高田市長に敗れたのだから、もう野党勢力の牽引役となど目されないだろう。衆議院への鞍替えなどといっても果たして立憲が復党を認めるのか。もうオワコンだ。普通はそう考える。だが蓮舫は中国共産党のお声がかりだという事を忘れてはいけない。
 中共は日米台の連合軍に勝てないと悟っているだろう。或いは勝つのはとても大変だと知っているだろう。従ってソフトパワーで日米離間を図ったり、日本の交戦意欲を削いだりすることを、これからますます強めて行くように思う。既に中国について悪い記事を書かないようにさせるとの、中国によるマスゴミ支配は、達成されている。凄く卑近な例だがこのワードで、中共、支那の単語は、一発では出ない。中共はまず「中京」と出る。それを確定してから「京」の字を消して「共」を入力するのである。支那は「志那」と出る。そして「志」を消して「支」と入れるのである。中京なら中京地区とか中京テレビがあってまあ仕方ないとも思うが、「志那」なんてどこで使う言葉なのか。日本語で使う機会があるのか、ワードを作った馬鹿に聞いてみたい。こういう操作は普通二三回すると意図通りに「中共」「支那」と出るようになるものだが、この単語は絶対にそうならない。
 このように表に出るマスゴミ記事以外に、その背後に、中国様を讃える色々な装置が用意されているのだ。私たちが気づかないだけでその装置は日常生活中に、億万とあるに違いない。思いつく代表例が孔子学院である。私が卒業した頃の愛知大学は立派な中国研究を誇っていたものだが、未だに孔子学院にしがみついているようでは、金が欲しいのか、愛大も随分落ちぶれたものだなあと思うばかりだ。
 都知事選で石丸が蓮舫に勝ったのはネットの所為である。ネットでは右翼が左翼を圧倒している。ネットで勝たねばならない、ネットで日本人を洗脳しなければならないと、中共は焦っていると思う。ではどうするか。蓮舫に再び万人坑を語らせるような気がしてならない。或いは撫順の捕虜収容所話か。「中国の旅」の本多勝一の再演をさせるのである。万人坑は多分田辺敏雄さん(この方はウキペディアにも出ないくらい、日本人は功績を知らない)の努力のおかげで、今は鳴りを潜めているのだろう。或いはその荒唐無稽ぶりが裏でマスゴミ人に広く知られて、中共も言いにくくなったのかも知れない。しかしそんな事で躊躇わないのが中国共産党である。「中国の旅」で日本人を大いに洗脳した、蓮舫に「新中国の旅」でも書かせるか、単純にそんな風に攻勢をかけてくるように思える。その時に万人坑は丸嘘だ、南京大虐殺もでっち上げだ、日本軍の残虐行為など中国人がしていた事の投射だ、との言説が立てられるか。マスゴミは中国に靡いて蓮舫を讃える論調になる可能性が高い。日米同盟の強化を見て中共はなんとしても日本人を骨抜きにしなければと、なりふり構わぬ手段で攻勢をかけてくると思う。日本はその思想戦に勝てるか。