スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(ピエロ大村)

2019-08-14 16:50:45 | 日記
8月14日(水)
 大村がやっと自分がピエロにされていたことに気が付いたようだ。津田に稀にみる先進的な知事だなどと、煽てられて調子に乗ったのだろう。前から大村は何の定見もない男で、時流に乗るだけの政治屋だと思っていたから、憲法を引いて表現の自由云々を言ったには驚いた。津田から表現の自由を持ち出せば右翼は黙りますよとでも、吹き込まれたのだろう。しかし一斉に、同じく憲法には権利の乱用を許さずと書かれているとか、地方自治法では首長は最小の費用で最大の効果を出すようにしなければならない、3日で中止するような企画はそもそも、内容の是非以前に首長の義務に違反している云々の批判が殺到した。黙るどころか炎上に油が注がれた格好だ。
 また大村は味方だと思っていた表現の不自由グループからも、何故中止したかとの抗議を受けて、左翼のしつこい訴訟闘争が自分に向けられるかと、首筋が寒くなっていることだろう。
 ここで自分がピエロに仕立てられた、津田の陰謀に、ようやく気付いたのであろう。津田の野郎、自分が左翼の中で位を上げるために、俺を利用しやがった、お陰でバックボーンの保守層から票を失う事態になってしまったじゃないか、という訳だ。だから全責任を津田に被せる算段を始めた。検証委員会も苦労するだろう。大村からは責任が津田にあるとの内容の報告書を出せと、圧力をかけられるが、いくら何でも知事には全く責任がないとは書けないだろう。検証委員会と大村とでどの程度知事の責任を認めるかの、秘密の折衝が持たれることだろう。
 自民党にはぜひ大村を国会招致して欲しい。愛知の自民党は反対するほど大村に入れ込んではいまい。野党も表立っては反対しないだろう。大村の卑怯な逃げ得を許すな。