スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(小池百合子学歴詐称)

2024-04-11 15:07:58 | 日記
4月11日(木)
 小池百合子がカイロアメリカン大学に入学したのは、北原百代さんの手紙でも明らかな事で、何を今更ネットで騒いでいるのかと不審に思う。おそらく騒いでいる連中は小池問題を何も知らないのだろう。小池は一年後にカイロアメリカン大学を辞めて、カイロ大学に入学しているのだ。ちなみにカイロアメリカン大学は1919年設立というから歴史のある大学である。留学した人の話では学費が高く学生は殆ど上流階級の人の子弟だとのこと。しかし大学の格としてはカイロ大学より下なのであろう。
 今回カイロアメリカン大学がクローズアップされたのは、2019年にアラブニュース(サウジアラビアの英字紙)が小池にインタビューした記事が、「発掘」されてネットに出回ったからである。数年前のサウジアラビアの英字紙の記事を「発掘」したのだから、ネット民の能力は凄いものだと感嘆する。その記事で小池は、カイロアメリカン大学卒業と、紹介されているのである。カイロ大学については一言も言及されていない。何故この記事はそう書いたのか。多分小池がそう言ったからであろう。ではなぜ小池はそんな、日本で言っているのと、違う話をしたのだろうか。私の想像だがアラブのジャーナリストに、自分はカイロ大学卒業だなどと言えば端から疑われるから、であろう。だから小池はカイロアメリカン大学卒業と言ったのだと思う。この大学は学費が高く上流階級の子弟が通う学校である。都知事までしている人物なら通うに相応しいと、インタビューした記者は、疑問に思わず素通りするだろう。しかし反対にカイロ大学卒業と言えば本当かと疑われて、必ず裏を取られるに違いない。サウジアラビアのメディアならカイロ大学に直接糺すことは可能だろう。それは不味いと小池は考えたのではないか。ならばカイロ大学卒業は嘘ではないかと、ネットで盛り上がったのだ。
 ちなみにカイロアメリカン大学卒業も嘘である。中退が本当である。またこれを一年間の語学留学だと言う馬鹿なネット民も居るが、この大学は所謂語学学校などではない。アラビア語を習得するなら町中に語学学校は沢山あり、例えばカイロ大学に留学している日本人はそういう所に行くとネットに出ていた。
 小池は五年間エジプトに居た。最初の一年はカイロアメリカン大学に通い、後の四年間をカイロ大学で過ごしたという事になる。そして卒業せずに帰国したのではないかというのが、彼女に従来からかかっている疑惑なのである。もし卒業していないのだったら、カイロ大卒と選挙公報に書いていた事は、明白な公職選挙法違反となる。時効は過ぎているらしいから逮捕はされないだろうが、都知事失職(或いはそうもならないのかも知れないが)政治生命終焉は間違いのない所だ。だから小池も必死なのだ。マスゴミは当然忖度して疑惑を報じない。石井さんの本もあるから全く報じないわけにも行かないが、知らんぷり、問題でない振りをしてスルーする。
 カイロ大学は学生数25万人といわれる大学である。日大は日本一のマンモス校と言われるが7万人である。桁が違う。更に卒業証書などその辺で売っていると言われる国である。更に額は知らないが多額のODAが日本から供与されているだろう。相手は日本の首都の東京都知事である。在日本エジプト大使館が小池に便宜を図って卒業声明を発したとしても、頷ける話である。また今回は都民ファーストの元事務総長だった人が、小池疑惑を潰してきたのが自民党の二階幹事長だったと発言している。これの裏を取るのは難しいが、二階失脚と同時に疑惑がぶり返したのは、偶然であろうか。7月にはマスゴミの掌返しが起こるような気がする。
 余分の話だがネットで面白い言い回しを見た。3K(河野太郎、川勝平太、小池百合子)である。

 
 





 

3 コメント

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布由さんのレス転載 (野々花)
2024-04-12 18:42:10
腹心だとされていた小島氏が告発したのはカネの切れ目だったとか…まさに狸と狐の化かしあいですね。

都知事と利益相反した極左
遠藤健太郎ブログ

(途中から)
そこで最後にもう一つ。平成二十九年六月十八日記事などで「環境省から青山学院大学へ天下り、極左暴力集団と並んで『反原連』の活動に勤しむ小池都知事の腹心・小島敏郎氏」と指弾した者の名を、ひさびさに取り上げることになりました。

 環境省の地球環境審議官で退官し、環境相時代から東京都の小池百合子知事に頼られて豊洲市場移転妨害工作を裏で操った都の小島元顧問は、とうとう小池都知事に見捨てられたのでしょう。カネ(都顧問料)の切れ目が縁の切れ目だったか、と。

 小池都知事の学歴詐称は、既に多くの証拠をもって告発されており、小島氏の「恨み節」など聞くまでもありません。神宮外苑再開発利権に転んだ小池都知事と小島氏の利益相反が起きただけです。以下略
……………

小池百合子一家は家族でエジプトに移住したようですが、芦屋ってバブル時には確かにケバい人達が入り込んで来た所なんですが、でも旧くから住んでる家系の人達が家を畳んで一家総出で外国へ移住するなんて…ひと旗上げてやろうみたいな、今から思えば突飛な話だなと思います。逼塞した御家の人って目立たず、人目に触れないよう質素に暮らしているので、そっち系の家柄ではないのは明らか。彼女のあの、その時々の実力者の男に阿り利用して競り上がって行くsocial climber の強かで、そして女帝気質は何処から来てるのだろうか🤔。関学の社会学部中退と言うことは最終学歴が高卒になるので、そりゃ学歴詐称やらかしたと思います。何十年も周りの知合いだけでなく、議員なんだから国民をも騙し続けて来たわけで…稀代のサイコパス。恐れ入谷の鬼子母神…
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当時なかった学部 (野々花)
2024-04-14 20:14:48
小池百合子は、証拠の卒業証書も見せず、自分は絶対にカイロ大学を卒業していると断言もせず、ただ「カイロ大学が認めた」と言っているだけです。この主張はかなり弱い。
「正しい歴史認識・・・」さんのブログに、カイロ大学の回答として「小池百合子の卒業されたと言われる学部は当時なかった❗️」と書かれていました。
カイロ大学に入学はしたが、進級できずそのまま日本に帰国した、中退です。
はじめから「アラビア語ってむつかしくてモノにならなかったんだよね。テヘペロ」と言っておけばこのような恥ずかしい事態にならなかった。そして帰国後日本の元の大学に復学したらよかった。よりによって主席卒業とはあつかましすぎます。

若狭勝さんが指摘。小池百合子都知事の学歴詐称騒動が刑事事件になる可能性を指摘「私文書偽造罪が考えられる」ともありました。

小池がどれだけ東京都に多大な損失を与えたか・・・。許せないものがあります。豊洲移転の件、太陽光発電各戸に強制設置の件、Colaboへの不明朗な出金・・・
どうして毎回こんなのを当選させるんですかね。東京都民は。今度こそ、目を覚ましてほしいものです。
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ミラーマンブログ (野々花)
2024-04-14 21:20:35
小池百合子氏の元側近が重大な告発を行った。
小池百合子氏はカイロ大学を卒業したと主張している。

かねてより、カイロ大学を首席で卒業したと主張してきた。
しかし、このことについて虚偽であるとの告発がなされている。
告発者の一人はかつて小池百合子氏がカイロに滞在した際、現地で同居していた女性。

2020年5月に刊行された石井妙子氏の著書『女帝 小池百合子』においては、女性の身の安全を考慮して「早川玲子」という仮名で登場していた。
しかし、2023年秋の文庫本刊行に際して本人から仮名を実名に改めたいとの申し出があり、実名に切り替えられた。

早川玲子氏の実名は北原百代氏。
北原さんは昭和16年生まれ。
80代を迎えている。
人生の晩年を迎え、自分には事実を伝える義務があるのではないか、黙っていることも罪なのではないかとの思いを強くしていった。

大手メディアに「小池百合子氏はカイロ大学を卒業していない」ことを手紙に書いて送った。しかし、大手メディアからの反応はなかった。
その後、作家の石井妙子氏の文章に目が止まり、北原さんは石井氏に手紙を送った。これが契機となり、石井氏が北原氏と面会。

精密な面会を重ねた末に『女帝 小池百合子』が刊行された。
北原氏は小池百合子氏とカイロで2年間同居した間柄。
カイロにおける小池氏の実態を知っている人物である。

石井妙子氏の記述によれば、小池氏がカイロ大学を卒業したと公表している1976年の試験の結果は、
「本人が『ダメ(落第した)だった』と言っていて、教授と交渉しても『あなたは最終学年ではないから追試を受ける資格がないと言われた』と落胆していた」
という決定的な証言を北原さんがしている。
この北原氏が実名を出して、「小池百合子氏はカイロ大学を卒業していない」と告発している。

今回、新たに実名告発をしたのは小池氏の元側近であった小島敏郎氏。
小島氏は元環境庁高官で退官後は青山大学教授を務めた人物。
弁護士資格を有し、現在は弁護士としても活動している。

2020年6月9日に、小池氏の「虚偽事項公表罪」ならびに「偽造私文書行使罪」の疑いについて弁護士の郷原信郎氏と作家の黒木亮氏が外国特派員協会で記者会見を開催する予定が示されるなかで、小池氏が緊急の対応を取った際に小島氏は小池氏から相談を受けた。
6月6日夕刻に小池氏から呼び出され、学歴詐称問題について、どのように対応すればよいかについて相談を受けた。
その際、小島氏は「カイロ大学から、声明文を出してもらえばいいのではないですか」と提案した。
翌6月7日午前に小池氏から小島氏に、具体的にどのような対応を取ればよいのかを訪ねるメールが送られたが、小島氏は返答を保留した。

その後、6月9日の郷原氏らによる記者会見開始時刻の2時間前に、エジプト大使館フェイスブックにカイロ大学声明が掲載された。
声明には小池百合子氏がカイロ大学を卒業しているとの内容が記載された。
小島氏はあまりに早い対応に疑問を感じたという。
その後、ジャーナリストA氏から、カイロ大学声明の文章を作成したこと、また、エジプト大使館フェイスブックに掲載されるまでの経緯の詳細を聞いた。
これらの内容を小島氏が今回、文藝春秋で明らかにした。
小島氏も小池氏がカイロ大学を卒業していないとの認識を有していることを表明している。

これに対して、小池氏は小池氏がカイロ大学を卒業していることをカイロ大学が公表しているとして、問題がないと主張している。
メディアは小池氏の主張を大きく取り上げているが、小池氏の主張だけでは小池氏がカイロ大学を卒業したことは立証されていない。
なぜなら、2020年6月9日にエジプト大使館フェイスブックに掲載されたカイロ大学声明の文章は小池氏の側で作成、準備したものであると考えられ、内容が真実とは言い切れないからだ。
文章にはカイロ大学学長のサインなどが記されているが、カイロ大学が真実でない文書に署名等を行った可能性を全面的に排除することができない。

日本政府はエジプトに対して巨額のODAなどの利益供与等を行っており、そうした政治的要因によってカイロ大学が事実ではない文書に署名等を行う可能性は十分に考えられるからだ。
現時点で小池氏が「カイロ大学を卒業した」ことに対する疑念はまったく払拭されていない。
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