スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(実刑破棄?)

2019-08-30 13:44:31 | 日記
8月30日(金)
 朴槿恵裁判の報道で、「実刑破棄」との見出しには驚いた。普通なら最高裁で無罪判決が出たと理解するところだが、マスゴミの言葉使いは違うらしい。二審の実刑判決を破棄してさらに厳しい「実刑」判決を行えと、指示したものらしいのだ。だから「破棄」どころか「増刑指示」との見出しがふさわしい。日本語としてマスゴミはまったく間違えている。
 なんでこんな中身と真逆の見出しを付けたのか。恐らくだがニュースソースは一つなのではないか。そこの担当者が何がしかの先入観を持っていて、本当に無罪判決が出ると思って、「実刑破棄」と予告電を発していたのではないだろうか。もしくはそれが韓国語が出来ない人間で、あやふやな取材をして間違えたか。ニュースの配信を受けたマスゴミ各社は判決文を読んで仰天したが、見出しの訂正まで手が回らなかったという所に想像する。
 しかしどうも腑に落ちない。たとえニュースソースがどんなものであれ、文の遣り口をつぶさに見ているであろう日本のマスゴミ様なら、いかにしても、無罪判決を連想する「実刑破棄」などという言葉を使うだろうか。一瞬抵抗感が胸を過ぎらなかったのだろうか。マスゴミの人間とは何の時系列も追わない、いかに従来と矛盾してもただニュースソースを受け取る、無思考な存在なのか。