少し「風烈廻り与力」シリーズを離れ、小杉健治の別の作品を読む。「三人佐平次捕物帳」シリーズの第1作『地獄小僧』である。「風烈廻り与力」シリーズを読み終わったら、次はどんなものをと思っての予備読書だ。北町奉行所の定町廻り同心・井原伊十郎は岡っ引きの悪評に心を痛めている。美人局の罪で捕まえた三兄弟、の長兄・平助は頭は切れるが悪人面をしている。二番目の次助は力だけは人並み以上である。そして末の弟・佐助は女をしのぐ美貌の持ち主だ。この三人を岡っ引きにして、評判を上げさせようとする。末の弟を親分にして名前も三人の名前から「佐平次」とした。第1巻では、初仕事として「地獄小僧」を名乗る凶悪な押し込みを佐平次親分が見事にとらえるという設定。三人で一人という妙な組み合わせが面白い、楽しめそうだ。
10月15日。おはようがんす。今朝はしっかり冷え込んだ。新聞配達に出かけようとすると軽トラの窓が凍っていた。しばらく暖機運転をして窓をとかしてから出発。これから春先までこれがかかせなくなるので、なかなか大変だ。
今朝は、シマホッケの焼き魚に野菜料理が並んだ。煮物にもニンジンとジャガイモが入っている。わが家では、魚と野菜が主体の料理が多い。先日、仙台で牛タンを食べたが、やはり好みとしては肉系ではなく、魚、野菜系になる。別にベジタリアンというわけではないが、年とともに食の傾向は変わってきたようだ。