山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『子隠し舟』風烈廻り与力・青柳剣一郎12=小杉健治著

2015-10-12 07:32:38 | 読書

私は、一時期にある作家にはまる方である。ある時は、推理小説の内田康夫にはまり、時代小説の佐伯泰英にはまりしてきた。現在は小杉健治の「風烈廻り与力」である。だいたい風烈廻りなどという部門が町奉行所にあったことをこの小説を読むまで知らなかった。しかもその担当の与力である青柳剣一郎が南町奉行所での腕利きだという設定が面白い。今の制度で言えば警視庁の捜査1課長のようなものであろうか。定町廻りには与力はいなかったらしいから、特別に捜査の指揮をとったらしいのだが、このあたりも良くわからないのだが。さて、シリーズ12は『子隠し舟』である。身よりの無い子どもが江戸の町で次々かどわかしにあっていた。風烈廻り与力の青柳剣一郎が子どもの周辺にいた飴売りに目をつける。やがて、ある旗本の知行地での出来事と、その屋敷にかかわっている質屋の男の周辺でことが起こされていたことが解明される。結末はあまり苛酷でない処理をしようとする剣一郎だが、このあたりがまた良い。


今日の朝食(10月12日)またまた残り食材の整理

2015-10-12 07:23:56 | グルメ

10月12日。おはようがんす。明日は「新聞休刊日」なので、今日から明日にかけ仙台方面に出かけ、今日は海の森水族館と仙台市博物館あたりを見学し、市内のホテルに泊まって、明日は笹谷峠から雁戸山に登る予定だ。私のまちの「しんぶん赤旗」は私と妻(議員)でほとんどを支えているので、新聞が休みの時にしか休暇が取れない(8月、9月は臨時に代行してもらって山に行ったが)。それで「新聞休刊日」には可能な限り夫婦で山行きをしようと心がけている。

そんなわけで、今朝は冷蔵庫に残っているものを可能な限り処理する料理になった。紅サケの切り身を焼き、コマツナのおひたし(辛し和えにしようと思ったが、辛しがなかったそうだ!)、ナスとピーマンの炒め物(一緒に入れた鳥ひき肉が賞味期限)、ヒジキとダイズノ煮物(これはつくりおき)、シュウマイ(これも期限切れ)。今晩と明日の朝は、義妹と義父の二人分だから、あと冷蔵庫にある分で何とかなるでしょう。


ワラの処理が終わった

2015-10-12 07:15:41 | 農作業

10月30日に稲刈りをしてから10日以上(正確には11日)かかって、ワラの処理を終わった。コンバインが結束しておいたワラ束を4個ずつ立てかけて、しばって行く作業だ。他所の農家では主に女の仕事なのだが、わが家では女性陣は田植えと稲刈りにしかでてこない。それで一人で黙々と作業をしてきた。雨の日にはできないし、会議が行事のある日も休むので10日以上もかかる結果となった。あとは自然乾燥させ、畜産農家が引き取りに来るのを待つばかりだ。田んぼの作業は、ワラが出て行った後に堆肥(牛舎からでたもの)を撒き、今年はケイカルを散布して「秋起こし」をして終わる。これが済むと間もなく雪の季節がやってくる。稲ワラが出ていくまでの間に、田んぼに影響のある樹木の伐採もしないとならない。わが家の田んぼは山と山の間にあるので、南側の森林の木の陰がかかる部分の稲の成長が今一つなのである。