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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

若竹煮

2013-04-08 07:18:01 | グルメ

 「新いわて」という全県を対象にしている地域政治新聞がある。日本共産党岩手県委員会が責任編集し、新いわて社が発行しているものだ。かつて共産党県委員会勤務中は数年にわたって私が編集をやっていたものである。その「新いわて」の編集部から先だって「男の料理」で月1の投稿を依頼された。間もなく締切となるので、紙面に掲載するつもりで、「若竹煮」をこしらえた。先日は生のタケノコを買ってきたのだが、タケノコ本体の分量が少なくこれはあきらめ、今回は水煮を使ってみた。今、スーパーに並んでいる水煮のタケノコはほぼ中国産である。

 250グラムくらいのタケノコの下の部分は切り取って、半分に割りスライスする。穂先の部分は4ないし8に立てにわる。煮込む汁は、300ml位の水にカツオ出汁少々(小さじ1位?)、みりん大匙1、薄口しょうゆで味を調え、切ったタケノコを入れ約20分煮込む。タケノコに味が染みたら、ワカメ100グラム(生ならさっと洗うだけでいいが、塩蔵だとしっかり塩を出さないといけない)を入れさっと火を通して出来上がりだ。やはり薄口しゅうゆでないと、色がきくつなって美味しそうではない。あっさりしたなかなかの一品に出来上がった。

 三陸沿岸では、この季節ワカメやフノリ、マツモ、コンブ、キッカイソウなど多種多様な海藻が水揚げされる。先日も連れ合いが浜の方でコンブにさっと味をつけ冷凍したものをいただいてきた。酢の物などでは良く食べるのだが、若竹煮はじめ煮物や炒め物などもう少しレパートリーを増やしたい。