賛否両論ある銘酒レビュー。お言葉をいただく度に、「はい、やめます」「もちろん、これからもどんどんいきます」と内心、揺れておりますが、もうしばらく続けさせてください(弱気)。
秋の訪れは北から。山形で旨い「秋あがり」が絶好調だということは、もっと北からの便りにもふれてみたい。…「北の国から」2017秋。
ということで、山形以北の銘醸地と言えば、もちろん青森。青森の銘酒は「田酒」「豊盃」の二大看板で決まり…とするのはまだ早い。その評判が先行し過ぎてどちらも入手困難ではありますが、まだまだクオリティで負けてない蔵はあります。
そこで「陸奥八仙」。東北ではもはやメジャーな八戸の酒ですが、今年の「ひやおろし」の出来は、素晴らしいの一言。
青森産の米「華吹雪」と「まっしぐら」を使って(…どちらもネーミングからして素晴らしいですね。意気込みとセンスが感じられる)、価格を抑えつつのこの極旨。一升瓶3000円の特別純米で、ここまでできるのかと驚くしかない。
「豊盃」に比べると薄いイメージの「八仙」ですが、ひと夏寝かせた深みが加わると、まったく引けを取らない、青森の酒特有の芳醇スムーズが際立つ逸品に仕上がっています。
口に含んだ時の柔らかで雄大な広がりは、まさに青森。「大きい秋みつけた♡」(…失礼)。
「ひやおろし」は、品評会などに出すものと違うので、その蔵の「すっぴん」が見えるような楽しさがありますね。
北国の深まる秋を堪能しました。
秋の訪れは北から。山形で旨い「秋あがり」が絶好調だということは、もっと北からの便りにもふれてみたい。…「北の国から」2017秋。
ということで、山形以北の銘醸地と言えば、もちろん青森。青森の銘酒は「田酒」「豊盃」の二大看板で決まり…とするのはまだ早い。その評判が先行し過ぎてどちらも入手困難ではありますが、まだまだクオリティで負けてない蔵はあります。
そこで「陸奥八仙」。東北ではもはやメジャーな八戸の酒ですが、今年の「ひやおろし」の出来は、素晴らしいの一言。
青森産の米「華吹雪」と「まっしぐら」を使って(…どちらもネーミングからして素晴らしいですね。意気込みとセンスが感じられる)、価格を抑えつつのこの極旨。一升瓶3000円の特別純米で、ここまでできるのかと驚くしかない。
「豊盃」に比べると薄いイメージの「八仙」ですが、ひと夏寝かせた深みが加わると、まったく引けを取らない、青森の酒特有の芳醇スムーズが際立つ逸品に仕上がっています。
口に含んだ時の柔らかで雄大な広がりは、まさに青森。「大きい秋みつけた♡」(…失礼)。
「ひやおろし」は、品評会などに出すものと違うので、その蔵の「すっぴん」が見えるような楽しさがありますね。
北国の深まる秋を堪能しました。
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