村山公演が終了。阪哲朗&山響のモーツァルトを充分に聴いていただくステージと、中学校の吹奏楽団や、小学校の合唱団、地域の合唱団との協演のステージ、そして、創立名誉指揮者の村川千秋氏の自作自演。華やかなコンサートになりました。
驚かされるのは、91歳になる村川氏。昨日のリハーサルでは、さすがにやや衰えたかと見えましたが、本番のステージに立つと、嘘のように背筋が伸びて、軽やかさまで感じられる指揮を見せました。
昔、一緒に体育館を周っていた頃と、大して変わらない。…衰えたのはむしろ、私の方なのか。
しかし、演奏が終わると、もとの91歳に戻って、足元がふらついたりする。
一生涯をステージで過ごして来た人というのは、こういうものなのかも知れません。ステージでこそ輝く「生きざま」を見せられたような気がします。会場から沸き起こった、ひときわ熱い拍手も、その「生きざま」に対してだと思います。
8月には、村川氏のシベリウス「第2番」をメインとするスペシャルコンサートが、やまぎん県民ホールで開催されます。
我々も、なんとしても素晴らしいコンサートにしたいという気持ちでいっぱいです。ぜひご期待いただければと思います。
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