ようやく冬本番になってきました。雪は少ないものの、やたらと気温が低い山形市です。寒い冬は誰しも嫌なものですが、良いところもある。…心踊る新酒の季節です!
フランスでできたボジョレーに、遠く離れた日本人があれだけ熱狂する。ちょっと不思議です。渋谷で暴れる前に(…それはハロウィンでした)、母国の新酒を熱く祝いませんか、皆さん。
ということで、はい、今週の酒は愛知の銘酒「作」(ざく)の新酒。おしゃれなラベルの、純米大吟醸。ちょっと奮発しましたが、一升4000円なので、外で飲むボジョレーに比べれば大したことはない。…と、自分に言いわけしつつ開栓。
なんでしょうか、この、柔らかく頰を撫でるそよ風のような飲み口は。かすかにヨーグルトにも似た、やさしい発酵感。新酒特有の酸味が、ソフトに甘酸っぱく、大切な想い出のようにフワッと立ちあらわれては淡く消えてゆく。
…素晴らしいです。「作」を見直しました。
やっぱり、ボジョレーよりも深く身体に沁み渡る感じがするのは、日本人のDNAのせいでしょうかね。新酒で心洗われ、今年も良い年だったような気になる。これが日本の「終わりよければ」につながるのかもしれません。
…和の粋を堪能しました。
フランスでできたボジョレーに、遠く離れた日本人があれだけ熱狂する。ちょっと不思議です。渋谷で暴れる前に(…それはハロウィンでした)、母国の新酒を熱く祝いませんか、皆さん。
ということで、はい、今週の酒は愛知の銘酒「作」(ざく)の新酒。おしゃれなラベルの、純米大吟醸。ちょっと奮発しましたが、一升4000円なので、外で飲むボジョレーに比べれば大したことはない。…と、自分に言いわけしつつ開栓。
なんでしょうか、この、柔らかく頰を撫でるそよ風のような飲み口は。かすかにヨーグルトにも似た、やさしい発酵感。新酒特有の酸味が、ソフトに甘酸っぱく、大切な想い出のようにフワッと立ちあらわれては淡く消えてゆく。
…素晴らしいです。「作」を見直しました。
やっぱり、ボジョレーよりも深く身体に沁み渡る感じがするのは、日本人のDNAのせいでしょうかね。新酒で心洗われ、今年も良い年だったような気になる。これが日本の「終わりよければ」につながるのかもしれません。
…和の粋を堪能しました。