さて、山形に戻って来ました。今回の旅行で飲んだ酒の中では、この「満寿泉」の純米吟醸が秀逸でした。富山の銘酒としては全国レベルで有名ですが、正直、今まであまり良い印象が無かった。「黄色くて重い酒」のイメージでした。
最終日に宿泊した富山の宿で、唯一置いてあった「冷酒」がこれ。失礼を承知で「他には無いんですか?」と訊いてしまいました。
ところが…少々がっかりした精米58%にして、この透明感。そしてジューシーな米の旨味。謙虚な香りと、いさぎのよい喉ごし。美しいと感じました。名のある酒は、きちんといろんなグレードのものを飲んでみないと、その美学が正確につかめない。
旅において、また一つ、襟を正すのでありました。そして、こうなる。
…全国各地で、あきれられております。
最終日に宿泊した富山の宿で、唯一置いてあった「冷酒」がこれ。失礼を承知で「他には無いんですか?」と訊いてしまいました。
ところが…少々がっかりした精米58%にして、この透明感。そしてジューシーな米の旨味。謙虚な香りと、いさぎのよい喉ごし。美しいと感じました。名のある酒は、きちんといろんなグレードのものを飲んでみないと、その美学が正確につかめない。
旅において、また一つ、襟を正すのでありました。そして、こうなる。
…全国各地で、あきれられております。