中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

給食の時間

2015-09-16 09:16:02 | 旅の空
 富山の後は新潟へ。昨日は、長野との県境の「津南町」で公演しました。魚沼産コシヒカリの名産地のひとつ。山に囲まれた、いい街です。


 昨日はなんと、会場の小学校で、給食を頂きました。せっかく学校を訪問するわけですから、音楽以外でも、もっと何か交流できないかということで、学校の協力のもとに行う初めての試みです。

 本番前の給食の時間に全楽団員が、3~4人に分けられて各クラスに乱入、ではなく招待していただいて、生徒と共に和やかに昼食をとるというイベントです。


 私が配属されたのは3年生の教室。3年生と言えば、家の娘と同じです。おしゃべり好きな歳ごろなので、気が楽です。

 私が混ぜてもらった「班」も、やはりそうでした。男の子も女の子も、縦横無尽によくしゃべる。

 気になる献立は…鷄のなんとか揚げ(みそ味)、ぜんまいの煮物、きのこ汁、ごはん、牛乳。
…苦手なものが無くてひと安心。(ちなみに、「ぶどうパン」が私のトラウマです)。

「うわっ、なめこ入ってる~」
…嫌いなの?
「目つぶって食べれば大丈夫」
…?鼻じゃなくて?

「なんかこのお肉、う◯ちみたいなにおいがするぅ」
…そ、そういう事を言ってはいけないよ。お味噌の香りなんだから。

「そのポケットに入ってるのはなに?」
…あ、これはタバコだよ。体に良くないね。みんなのお父さんは吸わないんだろうね。
「お母さんすってる。お父さんは離婚して今いない」
…えっ、…ごめん。

 交流と言うよりは、翻弄されて終わりました。

 
 とにかく、みんな明るくて人懐こい、いい子たちでした。そして、なんと言っても、米が旨い。給食とは思えない。


 新潟が、また好きになりました。良い出逢いに感謝。
コメント (2)
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