山形Qのホームページを、あまりチェックしていないのですが、各メンバーの「やってみたい曲」に私は長年、オネゲルを挙げていました。このたび、ようやく念願が叶う形になったわけです。
私が東京でアマチュアオケをやっていた時に、オネゲルの「交響曲第三番(典礼風)」を弾いたことがありました。パート譜を渡された時、「世の中にはこれほどわけのわからない曲があるものなんだ」と驚いたものです。一人で練習していると、気が狂っているとしか思われない。当人は冷静に「譜読み」をしているだけなのに、曲が要求するものが、難解で激しいのです。
しかし、オーケストラとして全体で合わせてみると、また、各々がきちんと楽譜通りに音を並べられるようになると、そこから、まさにこの世のものとは思えないような、地獄と天国が湧き上がってくるのに衝撃を受けたのでした。
このシンフォニーは第二次世界大戦が終わった直後に書かれています。一方、今回山形 Qが演奏する「弦楽四重奏曲第一番」は第一次世界大戦直後。同じテーマで、より深いものになっているということはありますが、構成が非常に似ています。交響曲を弾いた時の衝撃と感動が忘れられなくて、こうして、メンバーの顰蹙も顧みずに、山形 Q定期でとりあげることになったわけです。
さて今回、4月25日に長年の「夢」が果たされてしまうので、ホームページに次なる希望を提示しなければなりません。
ただいま熟慮の最中ですが、やはり「オネゲルの第二番」かな。
…皆に怒られそうなので、もう少し、時間をかけて考えることにします。
私が東京でアマチュアオケをやっていた時に、オネゲルの「交響曲第三番(典礼風)」を弾いたことがありました。パート譜を渡された時、「世の中にはこれほどわけのわからない曲があるものなんだ」と驚いたものです。一人で練習していると、気が狂っているとしか思われない。当人は冷静に「譜読み」をしているだけなのに、曲が要求するものが、難解で激しいのです。
しかし、オーケストラとして全体で合わせてみると、また、各々がきちんと楽譜通りに音を並べられるようになると、そこから、まさにこの世のものとは思えないような、地獄と天国が湧き上がってくるのに衝撃を受けたのでした。
このシンフォニーは第二次世界大戦が終わった直後に書かれています。一方、今回山形 Qが演奏する「弦楽四重奏曲第一番」は第一次世界大戦直後。同じテーマで、より深いものになっているということはありますが、構成が非常に似ています。交響曲を弾いた時の衝撃と感動が忘れられなくて、こうして、メンバーの顰蹙も顧みずに、山形 Q定期でとりあげることになったわけです。
さて今回、4月25日に長年の「夢」が果たされてしまうので、ホームページに次なる希望を提示しなければなりません。
ただいま熟慮の最中ですが、やはり「オネゲルの第二番」かな。
…皆に怒られそうなので、もう少し、時間をかけて考えることにします。