中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

障子に目あり

2013-11-28 21:12:19 | 雑記
 最近は、バルコニー席のある大ホールが多いですね。サントリーのように取り囲む形までいかなくても、オペラシティのように両翼の2・3階席があるホールが主流のように感じます。そして山響が定期演奏会で使う「山形テルサ」もそうです。


 私自身はバルコニー席でコンサートを鑑賞したことがありません。なんとなく腰や首が痛くなりそうなイメージがあったものですから。しかし、先日の「ヤング・アメリカン」のショーの時に、聴くというより「見る」ために、初めて座りました。

 シートは、向きなど工夫されていて、鑑賞上の不便はなし。むしろ快適です。音響的にはどうなのかわかりませんでしたが、予想通り「見る」には絶好のポジションであることがよくわかりました。真上から見下ろす感じなので、ステージの奥の方までよく見える。そして実際、見た目よりも近いので、臨場感があります。


 ・・・これでわかりました。テルサで演奏するようになってから、事務局に寄せられるお客さんからのクレーム、いや「助言」が多くなったわけが。

「靴がきたない人がいる」

・・・これを聞いたときは「ちょっとチェックが厳しすぎるのでは?演奏会では音楽に集中しましょうよ」と思ったものです。まあ、私も靴を持ち歩くのが嫌いなので、自宅から履いてきてしまうことが多いために自信がありません。しかし、一番客席側に座ることは少ないので関係ないだろうと思っていたのです。

 どうやら甘かったようですね。最前列のお客さんだと思い込んでいたのですが・・・敵は上だったか。


 それ以来、上からの視線に・・・ではなくて、身だしなみに気をつけるようにしております。
コメント
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