やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

南京大虐殺を否定する『産経新聞』を批判、新華社

2015-03-07 | 政治・経済
!937 12 13産経新聞がシリーズで「南京大虐殺」に関連して、報道している。

【歴史戦 第1部 河野談話の罪(1)前半】から始まり、慰安婦問題、韓国の対話、利用される国連、朝日新聞検証、主戦場 米国、崩れ始めた壁、と続いてきた。

最近では、第8部から、南京虐殺の「30万人の妄想」、第9部では、「南京攻略戦 兵士たちの証言」と題して、生存している兵士たちの証言を集め、南京大虐殺はないかのような報道している。

【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(1)】
「城内空っぽ。誰もいなかった」「虐殺あるはずない…」


【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(2)】
「誠に和やかに尽きる…」 城内に露店建ち並ぶ「平和な進駐」

【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(2)】虐殺30万人説」の拠り所は南京軍事法廷 数字コロコロ、信ぴょう性薄く

【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(2)】厦門の占領地で復興に尽力した堀内大佐 中国人から転勤延期の嘆願書も

【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(3)】「婦女子に手をかけてはいけないと厳命されていた」 憲兵配置…略奪・強姦ありえない

【第9部 南京攻略戦 兵士たちの証言(4)】「虐殺は終戦後、米軍放送で知った」 絞首刑の松井石根大将

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これらに対して、新華社は、米モンタナ州立大学社会学・人類学部准教授の山口智美氏への単独取材を利用し、批判する報道を行っている。→3月6日人民網

「日本の右翼系メディアである産経新聞による南京大虐殺を否定する一連の報道は、『極めて愚かしいこと』」と批判、「このように史実を否定することは、全世界に対する日本のイメージを損なうことにつながる」と指摘した、と。

山口智美氏の見解を記述しているが、本当かなと思える内容がある。

朝日新聞の「慰安婦」報道が、事実に反するものであった。慰安婦は騙されてきたのか、強制的に駆り出されたのか、金を稼ぐ為に来たのかで、意味が違ってくる。

一面だけでとらえるべきでない。

山口智美氏の発言も、「史実を否定すること」としか捉えていないのは、偏見である。
「30万人」に数字に関して確定したかのように捉えているのと、同等である。

いずれにしても、これら報道は注意して読まざるを得ない。



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