やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国光大国際:南京市の廃棄物発電プロジェクトに4億香港ドルを投資

2014-04-30 | 政治・経済
中国光大国際はこのほど、南京市高淳区の廃棄物発電プロジェクトに約4億香港ドル(約53億円)を投資することで地元政府と合意したと発表した。→こちら(中国語版)、英語版はこちら

 廃棄物発電処理プロジェクトは1日あたりの家庭ゴミ処理能力は500トン、発電量は年間5400万キロワット時以上を見込んでいる。排気ガスは、 Euro 2000 Standardに従う。
 同社の陳小平最高経営責任者(CEO)は高淳区の新プロジェクトについて、近隣にある同社の南京廃棄物発電所や南京江南静脈産業園とのシナジー効果発揮により、資源の統括的管理やコスト低下が期待されるとしている。

中国光大国際は中国国務院系の企業グループ中国光大集団(China Everbright Group)に属する会社で、地方政府と組んで各種環境汚染対策やクリーンエネルギー事業などの公共プロジェクトの建設、運営を行っている。同社は山東省と江蘇省、浙江省との繋がりが深く、省政府との良好な関係を活かし、環境汚染対策という重大政策に乗って運営プロジェクトを次々と受注している。
プロジェクトはTOBという方式の、建設、運営、譲渡という3つの段階に関わっており、建設後に30年ほど運営を行った後、最終的に公共団体に売却・譲渡するというものです。→詳細はこちら

中国でも、GREEN ENERGY PROJECTが進んでますね!

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中国、キリスト教会堂を取り壊し!! 浙江省温州市

2014-04-29 | 社会・風俗
キリスト教徒が多いことで知られる中国浙江省温州市で29日、完成目前だった教会堂が「違法建築」を理由に当局により強制的に取り壊された。
取り壊されたのは同市の三江教会堂。28日から重機複数台が作業を始め、29日には建物の原形が見えなくなった。
信者によると、三江教会堂は約2千人の収容が可能で、温州でも有数の規模となるはずだった。
工事が内装を残すだけとなっていた3月、地元当局が突然、建築面積が当局の認可より大幅に増えているとの理由で超過部分の取り壊しを命令。
これに反発した信者が21日ごろから当局による取り壊しを阻止しようと教会堂に泊まり込んだり、周辺で千人規模のデモを行ったりしたという。→4月29日MSN産経

信者の増加で存在感を高めるキリスト教会に対し、地元政府が圧力を強めているようだ。

温州では教会を管理する共産党系組織に入らない非正規の教会が公然と活動、取り壊された教会も傘下に入っていないとされる。
中国当局は特に党の管理が届かない非正規教会の影響力拡大を警戒しており、取り壊しには、こうした危機感が影響している可能性もある。信者からは「宗教弾圧だ」との声も上がった。→4月29日47NEWS

中国では、貧富の格差などさまざまな社会問題を背景に、都市部と農村部の双方で、キリスト教徒が急増し、その数は1億人に上るともみられている。
浙江省の台州や舟山でも、教会の十字架を取り外すなどの動きが出ている模様。

中国政府は、当局の管理を超えてキリスト教が広がることは、共産党の政権基盤を揺るがしかねないと警戒しており、教会の取り壊しという極めて異例な措置をきっかけに今後、キリスト教への圧力が強まるのではないかという懸念が出ています。取壊し映像→4月29日NHK

 

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追記です:
中国サイト情報では、建築許可面積が、1800m2の処、実際は10,000m2を超えていたと。

中国の水源水質、基準クリアは5割程度→本当?

2014-04-29 | 食事・食物
今月、甘粛省蘭州市の水道水から国家基準を超える発がん性物質・ベンゼンが検出されて問題となった。これを受け、北京市でも浄水器を使う家庭が増加。市民の水の安全に対する不安は高まっている。しかし、国家都市給水排水工程技術センターによると、水の再処理工場は本来必要な数の2%に達していない。
2014年4月27日、21世紀経済報道によると、全国で水質汚染が深刻化する中国で、水源となっている地域の水質を調査したところ、国家基準を満たしたのは半数に過ぎないことが分かった。中国当局は水質データを「国家機密」として公開に前向きでないという。 →4月29日RECORD CHINA
国家基準を満たしていたのは半数に過ぎないと言うが、???

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中国に世界最速エレベーター, 最高時速は72km

2014-04-29 | 建物・風景
hitachi日本の日立製作所、日立電梯(中国)などは27日までに、中国南部の広州市に2016年に完成予定の超高層複合ビル「広州周大福金融中心」に世界最速のエレベーターを取り付けると発表した。

最高時速は72キロで、高さ約500メートルの構造物のてっぺんまで43秒で到達する。広州市に建設される超高層ビルの高さは530メートル。

日立は1968年に、当時の国内最高速となる分速300mのエレベーターを開発し、日本初の超高層ビル「霞が関ビル」に納入するなど、建築物の高層化・大規模化に対応した製品を開発。2010年にはエレベーターの研究施設としては世界一高い地上高213mの研究塔「G1TOWER」の運用を開始。


今回納入する分速1,200mの超高速エレベーターは、地上1階から95階までの昇降行程440mを約43秒で到達するもので、世界最高の速度を生み出す駆動力と確かな制動力とを併せ持っており、また、安全停止を実現するブレーキ装置や調速機を用いるとともに、横揺れ防止や耳閉感緩和のための技術を採用することで、高速走行と、安全・快適な乗り心地を両立、と。

この日立のエレベーターは、三菱電機が開発し、今年の年末に完成する中国・上海タワーに設置される予定の分速1080メートル(これまでの最速)を、上回った。→こちら

上記を除く、エレベーターのスピードランクは、下記の通り。

順位建物名(国・地域名)速度[分速]完成した年建物の高さメーカー
1台北101(台湾)1010m2004年509m東芝
2横浜ランドマークタワー750m1993年296.3m三菱電機
3東京スカイツリー600m2012年634m東芝

以下はここで見てください。

東芝、日立、三菱と競争が激しいですね!!

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デンマーク女王、南京虐殺記念館参観=欧州を利用する中国

2014-04-28 | 政治・経済
丹麦女王参观南京大屠杀纪念馆訪中しているデンマークのマルグレーテ2世女王が江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」を参観したと伝えた。→4月28日新華網

外国の国家元首が同館を訪れるのは初めて。同館での女王の発言は伝えられていない。参観は約20分間。女王の中国訪問は35年ぶりで、24日には北京で習近平国家主席と会談した。習主席は先月28日、ドイツ訪問時の講演で、旧日本軍によるいわゆる南京事件で、「30万人以上が殺害された」と主張していた。

 歴史認識問題で、中国はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の過去を持つドイツの戦後対応と対比して、日本への批判を強めている。

 新華社電は、南京事件のあった1937年と、その翌年にかけ、デンマーク人1人が“避難施設”を南京に置き、数カ月間で2万人近くを救助したとしている。

 中国側がこうした話を手がかりに、女王に参観を働きかけたとみられ、中国が対日「歴史戦」で、欧州を巻き込む姿勢を改めて鮮明にしたと受け止められる。

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