やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

飢餓と飽食

2010-10-31 | 食事・食物2
飢餓と飽食に関する興味ある放送です。(おいしい肉1kgを作るために、牛では8キロ、ブタは4キロ、ニワトリでは2キロの穀物を消費している。単純に考えると、この穀物を飢餓対策へまわせば、世界の人口をまかなえます。)

穀物を外交手段に使ったことが飢餓にも影響してます。歴史が証明してます。その2その3です。
穀物増産が土地・畑をだめにした例もあります。
新穀物品種などの副作用(新物質の影響など)も重要問題です。

冬時間

2010-10-30 | 生活2
欧州にいると、夏時間・冬時間に切り替え日がきになる。
下手をすると、1時間遅刻したり、1時間待ちぼうけを食ったりする。
調べてみると決まりがあるようですが、詳細はそれぞれの国で違っているようだ。
今年は10月31日に夏時間から冬時間に変わるが、それぞれの国の現在の時間で確認するのがよさそうだ。
ー>AMSTEDAMの現在時間。

ハンガーマップ (Hunger Map)

2010-10-29 | 食事・食物2
国連世界食糧計画(WFP)によると世界の飢餓人口は10億人近くに達するそうです。世界の飢餓状況を、栄養不足人口の割合により国ごとに5段階で色分けして表現したものが「ハンガーマップ」です。ここからDOWNLOADできます。
飢餓人口の割合が最も高い赤色に分類された国では、全人口の35パーセント以上もの人々が栄養不足の状態に陥っています。

飢餓がなぜ世界で起こっているか?WFPは次の要因をあげてます。->自然災害、紛争、HIV/ エイズ、食糧価格の高騰。 私見ですが、他に政府の無策も要因にあげられますね。また、北朝鮮の飢餓では体制の問題があげられますね。、

食料価格の高騰ですが、わかりやすいグラフがあります。表をみると深刻さがわかります。最近の高騰で、飢餓暴動を予測する専門家もいます。
国連食糧農業機関(FAO)は世界的な食料価格上昇への対策を協議するため緊急会合を開くことを決めたことが報道されてます

隠れた飢餓(Hidden Hunger)

2010-10-24 | 食事・食物2
慢性的に飢えている人々は、栄養不足に陥っています。栄養不足によって勉強や仕事、そして遊ぶことまでが難しくなります。栄養不足の子どもは、健康な子どもよりも成長が遅れたり、精神面の発達が遅れることもあります。日常的な飢えは免疫力を下げ、病気や感染症にかかりやすくなります。
生存に最低必要限のカロリーを摂取しているいるにも係わらず、心身に不可欠なビタミンやミネラルが足りない状態は、「隠れた飢餓」と呼ばれ、世界で20億人を超える人々が微量栄養素欠乏症に冒されており、それが深刻な結果を招いているそうです。
例えば、ビタミンA欠乏症にかかって、その結果、毎年200万人以上の子どもたちが深刻な視力障害になり、推定で25万人から50万人は、永久に目が見えなくなっているそうです。
毎年10万人の赤ちゃんが、母親の妊娠前や妊娠中の食事にヨウ素が不足していたために、回復不能な脳障害を持って生まれているそうです。
全体的に見れば、慢性的な栄養不足やビタミンやミネラルの不足した食事が原因で、毎年500万人以上の子どもたちが亡くなっていると言われてます。

WFP 国連世界食糧計画

2010-10-24 | 食事・食物2
我々の年代の子供の頃はろくに食べれないで、ひもじい思いをしたと言う思い出話を、よく聞きます。
もし長い時間食べずにいれば、体重が減ってしまい, 肌は薄く、硬く、青白く、そして冷たくなり、髪の毛はパサパサに乾いて薄くなり、簡単に抜け落ちるようになります。食べなくなってから約8~12週間後には、餓死してしまうそうです。
国連世界食糧計画(WFP)によると世界の飢餓人口は10億人近く居るそうです。
WFP 国連世界食糧計画は国連唯一の食糧支援機関であり、かつ世界最大の人道支援機関です。飢餓と貧困の撲滅を使命として1961 年に設立が決定され、1963 年から正式に活動を始めた。ローマに本部を置き、世界各地に事務所を設けている。およそ9 千人の職員のうち90%以上は実際に支援が行われている途上国での活動に従事している。
2007 年、WFP は80 カ国において8,600 万人に330 万トンの食糧支援を実施。その総支出は30 億米ドルに上る。総支出の9 割以上は食糧の購入や輸送など、食糧配給の受給者のために直接的に使われている。WFP の活動資金は、各国政府からの任意拠出金と民間企業や団体、個人からの募金でまかなわれている。(WFP HPから)

過去10 年間における日本政府からWFP への年間平均拠出額は1 億2,900 万ドルで、支援国としては世界第3 位。最近の支援でも、かなりの金額にのぼっており、WFPのHPでも報告されている。
また、数々の企業・団体からも支援をうけており、同じようにWFPのHPで見ることができる。海外企業・団体も支援している。個人でも協力できる。(募金、ボランティア、会員、イベント参加、インターンなど)