やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

尖閣は安保条約の適用範囲ーついに米国が乗り込んで来た!!

2012-11-30 | 政治・経済
日本を助ける為か、中国の暴挙をとりあえず抑える為か、ついに「米上院の11月29日の本会議で、沖縄県・尖閣諸島について、米国による日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象であることを明記した条項を、2013会計年度(12年10月~13年9月)国防権限法案に追加する修正案」を全会一致で可決した
つまり、尖閣諸島が安保条約の適用範囲であることを上院の判断として明確にしたことになる。
これで、中国はうかつに手を出せなくなる


もっとも、一方で「最終的な尖閣諸島をめぐる領域問題の解決においては、いずれかの国を支援する立場はとらない」と米政府の基本方針を追認する文言も盛り込んだ

アメリカさん、もっと早く、9月中旬のデモ以前に決議をしてほしかったね。(ー_ー)!!
日中衝突に強い危機感を持った米国の超大国として事態の沈静化に貢献する意図を明確に示す狙いもあるのでしょうね。

尖閣紛争で「中立」の立場をとるのは理不尽、米国内で相次ぐ日本支持の声も上がっていた。

中国での日本車生産はやはり落ち込む 10月統計 

2012-11-29 | 政治・経済
報道によると、日本の自動車メーカー6社が、10月、中国で生産した車の台数は、日中関係の悪化による販売不振の影響で、トヨタ自動車が年の同じ月に比べて61.1%減少したのを始め、日産自動車が44%、ホンダが54.2%、スズキが32.6%、マツダが27.6%、三菱自動車工業が84.6%といずれも大きく減少した。その結果、6社合わせた中国での生産台数は15万386台と、去年の同じ月より48.9%減少しました去年の同じ月に比べて48.9%減少したと。

また、日本から中国への輸出もマツダがゼロとなったほか、トヨタが91%、日産が75%減少するなど、国内での生産にも影響が広がっているようですね。
全体としても影響が大きいですね

一方、最近、南京の街では日本車が急に増えたように見受けられる。また、最近に見かける路上駐車の車を数えてみると、約2-3割は日本車です。
9月の尖閣問題デモで日本車が破壊された報道があり、日本車の運転を控えていて、ほとぼりが冷めたこの頃、やっと隠していた車を引っ張り出してきたのだろう。

こんな中、広州モーターショウで各社力を入れ、販売を計っている。日系各社が中国市場を手放したくない背景には、中国市場は勢いが鈍化してきたとは言え、まだまだ伸びる傾向にあるからでしょう。
しかし、本当の意味での回復はまだまだ時間がかかるだろうと思われる。

この冬1番の寒さー>霧で道路閉鎖 南京

2012-11-27 | 天候・地形
36a141f3.jpg南京もこの冬一番の冷え込みで、長江一体で霧が発生し、空港は閉鎖、長江第2大橋の高速道路も閉鎖となった。
オランダから来た同僚たちは、金陵飯店から川向こうの訪問先会社に向かうに当たり、ホテルの車を利用したが、運転手は事情を知らなく、長江二橋高速道路閉鎖に巻き込まれてしまった。
車に挟まれ、身動きが取れなく、おかげで開通するまで待たされ、通常なら1時間で着くところが、4時間もかかったと、大いにぼやいていた。
我々は長江大橋のルートを選んだので、ノロノロ運転であったが、閉鎖は避けれた。少しの遅れで済んだ。
これからの冬場はこのようなことがよくあるので、要注意だ。

最高倍率 約1万倍 ー 中国国家公務員試験始まる

2012-11-25 | 政治・経済
北京では-2℃と言う寒さの中、中国国家公務員試験(国考)が始まった。
10月24日で申込みが閉め切れられたが、応募者は150万人に達し、そのうち、138万3千人が受験資格の審査を経て確認されたと。

募集職務数:1万2771件
当該職務の採用予定者数:2万830人
平均倍率(応募者=1526000/採用予定=20830):73.3倍
中でも、統計局のある部署の採用予定が1人に対して、受験希望が9740人もあった。驚きですね。

今後の予定は以下の通りと:
11月25日:公共科目筆記試験
(9:00~11:00 行政職業能力測定試験、14:00~16:30 小論文)

【2013年】1月上旬:筆記試験成績確認
     2月下旬:面接

中国国際放送(CRI)では、なぜこれほどまで人気なのか、背景を詳しく日本語で解説している。
国際比較までなされており、興味深い。
いずこの国でも、モーバイルフォン、イヤフォン、ボールペン等にいろいろ仕組み、カンニングなど不正をいろいろ考えるものですね、その対策も大変だ。

ここまで報道するかね? 重慶市北碚区トップ罷免

2012-11-24 | 政治・経済
重慶市北碚区トップ罷免の件ですが、愛人といかがわしい行為に及んでいたとして、中国のネット「微博」上に映像が流され、重慶市紀律委員会が事実関係の確認を進めた結果、映像中の人物が雷書記であると断定、23日に雷書記の職務を解任して取り調べを実施することを決定したと報じられている。
SINA新聞中心のサイトを覗いてみると、テレビの報道録画を見ることができる。
そこには 微博ネット上の映像が一部ぼやかされてはいるが、映像の一部がそのまま報道されている。
日本の報道ではありえないが、中国ではあり得るのですね!!

習近平総書記は、党中央政治局の集団学習会を開き「物が腐れば虫がわく」と指摘。「腐敗問題が深刻になれば、最終的に党や国が滅ぶ」と述べ、腐敗問題の解決に全力を挙げる考えを強調したが、これも、その流れの一つ?

重慶市書記を解任された薄熙来事件、その後任として、席に着いたのは温州の高速鉄道事故処理批判も浴びた張徳江(現、中央政治局常務委員)、その後任としては孫政才・前吉林省党委書記が決まっているが、重慶市を絡んでは、裏でいろいろ何かがあるのだろうか?