やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

江蘇省塩城の化学工場の大爆発

2019-03-27 | 政治・経済

中国・江蘇省(Jiangsu)塩城市(Yancheng)の化学工場で起きた爆発事故で、爆発事故現場指揮部は25日夕、新たに14人の死亡が確認され、計78人となったと発表した。

塩城市の曹路宝(Cao Lubao)市長によると、同市の病院で入院治療を受けたけが人は、25日正午の時点で566人に上り、13人が重体、66人重傷。 

死亡者78人のうち、身元が判明しているのは56人で、残る22人は身元確認中だ。→CNS/AFP BBS News

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爆発事故を起こした天津安化学有限公司の工場は、KSS 装置、m-hydroxybenzoic acid 装置, methanol cracking hydrogen production unit, m-phenylenediamine and o-phenylenediamine, p-phenylenediamine装置, mesitylene 装置, 2,5-dimethylaniline 装置, 3,4-diaminotoluene 装置, dimethylaminobenzoic acid 装置, M0 ( 2-Aminobutanol ) 装置, など13の製造装置 (15 製品)そして、固形廃棄物及び廃液焼却装置を動かしていた。→こちら


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爆発事故を起こした天津安化学有限公司の工場は、環境汚染、公安管理に関連規制に違反したとして罰せられたこともあり、また、2018年に国家労働安全管理局から安全に関し、13項目の指摘を受けていた。→こちら(中国語)

定かでないが、かなり問題があった模様?→こちら

今回の爆発事故の原因は定かでないが、ベンゼンが漏れ、これが爆発を起こしたとみられている。


習近平指導部は特別重大事故として、中央政府の調査団を派遣。工場の関係者を拘束するなどして、原因究明を急いでいる。

江蘇省内ではすべての工場を対象に、安全・環境対策の現状などを調べる「特別監査」が始まったもようだ。→こちらのニュース 


南京の化学工場もとばっちりをうけるかな?



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“熊本熊”VS“酷MA萌”,やっと決着!

2019-03-20 | 歴史・文化

2014年からくまモン商品の海外販売が解禁されており、「くまモン」のキャラクターは中国でもすごく流行っていて、2016年には、テレビに「偽くまモン」が登場する事件もあった。→こちら (中国語版:こちらでは熊本熊が使われている)

2017年には北京では、「くまモンカフェ」が開店するほどだった。→北京最大熊本熊咖啡店 

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中国語圏では、「くまモン」は「酷MA萌」(KuMaMeng)と正式には表記されており、「かっこいい」や「かわいい」という意味が込められていた。しかし、「熊本熊」のほうが、認知度は大きく、「酷MA萌」の名前を覚えてもらえない問題があった。→こちら 中国版はこちら


台湾では、熊キャラが大変多く、混乱しており、「酷MA萌」と「熊本熊」の併用のようだ。→こちら

台南にいる友人に聞くと、台湾の学生さんたちは、「酷MA萌」を知らないようだ。


熊本県は、このほど、「熊本熊」の登録をすでに申請しており、中国語圏(中国、香港、台湾)で、正式に「熊本熊」(XiongBenXiong)と名称を変更することにした。→こちらの報道

(日本人が聞くと、しょんべん???と聞こえてしまうがーーー)

  

 

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中国・南京市で活躍する日本人

2019-03-13 | 歴史・文化

中国・南京市の人口は約823万人。その中で、観光など短期滞在者を除いて、滞在日本人は約500人と言われている。かっては、私も500人の一人だった。

(上海、蘇州、無錫、常州と、南京に近づくにつれ、だんだんに滞在日本人の数は少なくなっている)


2012年の尖閣諸島騒動の折は、反日デモの影響で、南京市内でも外出さえ危険だった。

いろんな取り組みの効果だろうか、(2014年南京ユースオリンピックー>こちら、日本人先生の歴史授業→こちら)、時代も変化し、南京で活躍している日本人が、中国メディアで注目され始めたのが、2016年の「生活在南京的日本人」だ。南京日本人会会長·兎澤和広氏及び日本人会のメンバー計4人の紹介。こちら(動画)

南京日本人会会長·兎澤和広氏は、その後、度々、新華網などでも紹介されている。→こちらの動画、こちらの記事


最近の注目は、ドキュメンタリー番組の制作で活躍している「竹内亮」氏だ。→こちらの弊ブログ

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 竹内夫妻


北村亮氏の映像:中国でも人気の、乃木坂46の齋藤飛鳥の取材→「齋藤飛鳥は俺の嫁!」

(西安でのインタビュー動画→こちら 中国語+日本語 23分)

 

2019年1月には、東大新聞が記事を書いている。→こちら

 


 もっと、活躍する人が出てくるのが、楽しみなんだがーーー。

 

 

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世界最古の白磁が日本で展示?

2019-03-06 | 歴史・文化

新華社は、2月28日のニュースで、「中国3世紀の三国時代の文化財を展示する特別展「三国志」が7月9日から9月16日まで東京・上野の東京国立博物館で開催される(10月には福岡県の九州国立博物館で開催)」と伝えた。

曹操(155~220)の墓「曹操高陵」の出土品などを中心に約170点の文化財を展示する。河南省安陽市の曹操高陵から出土した「魏武王」の名が刻まれた石牌で、曹操を示す「魏武王(ぎのぶおう)」の名が刻まれた石牌などは日本初公開となる。→こちらの報道

曹操高陵」は中国河南省安陽市安陽県安豊郷西高穴村に位置する後漢末期の墓である。2009年12月27日、河南省文物局によりその発見が公表され、後漢末の権臣曹操の墓であると認定された。 

 

また、白い器面に透明なうわぐすりをかけ、高温で焼きあげた「白磁」が見つかっており、世界最古と考えられる製品が出土していたことが明らかになった。専門家は「白磁の誕生や性格を考えるうえで貴重」と評価する。

見つかった白磁は高さ13・4センチ、直径8・7センチ。周囲に四つの耳(環)をつけた「罐(かん)」と呼ばれる器で、2008年から発掘が始まった墓で、中央部の前室(棺を納めた主室の前にある部屋)から出土した。 

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これも、7月から東京国立博物館で開催される特別展「三国志」で見れそうだ。→こちらの報道


 楽しみだな!


 

 

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