TOTO上海ストライキ、やっと中国側も報道

5月8日の夜の日本経済新聞で、TOTO上海工場で6日から大規模ストが起き、操業停止がとなっている報道があった。
これによると、ＴＯＴＯは６日、上海工場の従業員組合に対し給与体系の見直しと給与改定を提案した。このうち給与体系の見直しで労使が合意できず、従業員側が６日夕にストに入った。
従業員側は日本人総経理の辞任を要求しているという。会社側は「８日も労使交渉を続けている」としている。

同じく、5月8日のYOMIURI　ONLINEによると、６日に会社側から組合に給与体系見直しなどを提案。不満を持った従業員が騒ぎ始め、現地法人の日本人総経理（社長）の辞任を求め、工場内の監視カメラを破壊する騒ぎとなった。７日以降、騒動は収まったが、ストは継続している。同広報部は「誤った情報が広がり、誤解が生じてしまった。組合側に説明を行っている」としている。

中国側では、5月9日の凤凰新媒などで、日本媒体の記事を参照し、また、写真入り報道で、やっと報道された。監視カメラの破壊や、日本国旗などが降ろされていることを報道している。
(一部報道では国旗が焼かれたとの報道もある。また、対日騒動かと疑いも持った）

5月9日夜の日本経済新聞によると、ＴＯＴＯは９日、中国・上海市内の工場で発生していたストライキが解除され、来週から生産を再開することを明らかにした、と。


最近、中国のあちこちでストライキが起こっている報道を目にしますね。
台湾系の靴工場でストライキ。←4月17日ロイター、4月21日ロイター
韓国系エレクトロニクス工場のスト頻発←4月10日NEWSCLIP
IBM中国のスト←3月11日ロイター
日系企業などでストライキ多発←2013年11月8日レイバーネット
サムソンのOEM工場でスト←3月31日NNA.ASIA
オランダ資本の工場で22日間スト←2013年12月11日労働情報

幼稚園の先生までが賃上げスト(ー_ー)!!←5月7日亜州IR


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