やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

事変前に於ける南京人口100万人!!←新事実か?

2014-05-05 | 歴史・文化
南京人口中国の吉林省公文書館は4月25日、日本軍による中国侵略の罪証となる文書89点を公開しました。

「日本政府の一部の要人はいまでも南京大虐殺を否定しており、その根拠として、戦前、南京市の人口は20万人しかいなかったと主張しているが、今回公表された文書の中には、日本軍に占領される前、南京市(下関区が含まれず)の人口は100万あったという史実が報告されていた」と明らかにしています。「日本人自らが作成した文書で、黒白がはっきりと書かれている」と←5月5日CRI ONLINE

この文の基と思われる4月26日新華網、及び1月7日中央政府门户网站のサイトによると参照写真は違っているが、いずれも事変前の南京に於ける人口は100万人と書かれている。また、写真はないが、人民網日本語版」2014年1月8日でも、同じような内容が報じられている。

この事変前の南京人口100万人に関しては、多くの資料から言われており、目新しいものではない。←南京大虐殺論争ウィキペディア

ウィキペディアに書かれているように、「日本軍による不法殺害の定義」「それが行われたとされる地域や期間」「埋葬記録や人口統計などの資料の解釈」について論じられており、人口100万人=即、大虐殺30万人とは言えない。

日本政府は、下記のように外務省サイトではっきり報じている。
1.日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。

2.しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。

3.日本は、過去の一時期、植民地支配と侵略により、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことを率直に認識し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ、戦争を二度と繰り返さず、平和国家としての道を歩んでいく決意です。



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