なんと東アジア・東南アジアの29都市の建築を紹介したもの。
豪華執筆陣は泉田英雄(マレー方面)、藤原惠洋(華南沿岸)、松村伸(中国東北方面)、西澤泰彦(韓国など)、その他、マニラも台湾もジャカルタも香港もマカオも……。
異常に盛りだくさんで、細かい文字がびっしり、小さい写真がびっしりで四六版330ページ。
結果として、わざわざ捜して読むほどのことはありません。
あまりにも範囲が広く、話題や視点がコマギレです。
1986年の時点では新鮮なテーマであったかもしれないが、その後、続々と旧植民地・アジアの西洋建築・都市計画に注目が集まり、一般向けの本がたくさんでた。
平凡社や河出書房新社や新潮社からカラー写真をぜいたくに使った本が、一都市まるまる一冊使ってでていますね。それを29もびっちり凝縮したのが本書。
凝縮しすぎで、モノクロの小さい写真は何が写っているのかわからないほど。刊行当時、つまり1980年代前半の様子がわかるかというと、そういうわけでもなく、建造物だけの写真が多い。
もっとも、建築の見方、都市の観察のしかた、流派の変遷や土着化、植民地宗主国の影響など興味ぶかい話題も多いのだが、なにしろ詰め込みすぎです。
台南・台中(執筆・堀込憲二)など、建築関係の本が少ない都市も取り上げられているのはいいんですが。
豪華執筆陣は泉田英雄(マレー方面)、藤原惠洋(華南沿岸)、松村伸(中国東北方面)、西澤泰彦(韓国など)、その他、マニラも台湾もジャカルタも香港もマカオも……。
異常に盛りだくさんで、細かい文字がびっしり、小さい写真がびっしりで四六版330ページ。
結果として、わざわざ捜して読むほどのことはありません。
あまりにも範囲が広く、話題や視点がコマギレです。
1986年の時点では新鮮なテーマであったかもしれないが、その後、続々と旧植民地・アジアの西洋建築・都市計画に注目が集まり、一般向けの本がたくさんでた。
平凡社や河出書房新社や新潮社からカラー写真をぜいたくに使った本が、一都市まるまる一冊使ってでていますね。それを29もびっちり凝縮したのが本書。
凝縮しすぎで、モノクロの小さい写真は何が写っているのかわからないほど。刊行当時、つまり1980年代前半の様子がわかるかというと、そういうわけでもなく、建造物だけの写真が多い。
もっとも、建築の見方、都市の観察のしかた、流派の変遷や土着化、植民地宗主国の影響など興味ぶかい話題も多いのだが、なにしろ詰め込みすぎです。
台南・台中(執筆・堀込憲二)など、建築関係の本が少ない都市も取り上げられているのはいいんですが。
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