東南アジア・ヴァーチャル・トラヴェル

空想旅行、つまり、旅行記や探検記、フィールド・ワーカーの本、歴史本、その他いろいろの感想・紹介・書評です。

ダンドゥットの謎にせまる その7 ジャワ(campursari, pop Jawa)

2014-11-27 14:44:45 | 音楽 / ミュージック

ずっと前の記事で、リンク先が消えたり、内容が古くなっています。

ダンドゥットの記事なら以下のブログへどうぞ(怪しいサイトではございません)

 https://hap-pya-ku-bikini.hatenablog.com/

 

やっぱり、ジャワについても一項もうけて簡単に書く。〈その6 スンダ〉でも断ったように、ジャワとスンダの区別がつかない部分があるが、かまわず進める。

campursari jawa playlist 全71曲 5曲めから、各自好きなように聞いてください。

 優雅なガムランをバックにしたもの、〈その5 チープ系〉に通じる速いビート、

 このplaylist のような曲を聞くと、ほかのジャンル、つまりダンドゥットやポップ・スンダとは明らかに異なる感じがするのがわかる。しかし、campursari と称してアップロードされているものには、どうみても普通のダンドゥットとかポップ・インドネシアのようなものがけっこうある。

 Yan Vellia & Didi Kempot - Pokoke Melu ひじょうに人気がある男性歌手Didi Kempot 。この曲などジャワらしい感じがするが、次のようなものは、わたしが苦手なPop Indonesiaの代表例。

Didi Kempot - Sewu Kuto 

 

Cak Dikin & Dini Aditama - Sido Rondho 29曲のplaylist から。すでに削除されたビデオ多い。この例のように、やたら男女のデュエットが多い。これは別にジャワ物に限ったことではないのだが、コミック系でも悲哀系でも男女の掛け合いが多い。これについて、いろいろ屁理屈はつけられるだろう。古来からのパントゥンの伝統であるとか、マレー版のバラエティー・ショーであるスタンブルの影響であるとか、コメディ映画の影響であるとか。でも、結局はわからない。

Dini Aditama - Prawan Saiki 

 

Waljinah - Walang Kekek  (Kroncong Dang Dut)



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