三宮から高速バスに乗って高速鳴門で下車。鳴門までは渋滞もなくスムーズな走行。そこから歩いてスタジアムに向かいました。バス停からスタジアムまでは、坂道もない平坦な道を徒歩で40分弱。スタジアムへ向かう道中、日曜の昼間なのに、あまりに人が居ない事に驚いたんですけど、都会に比べたら地方はこんなものでしょうか。ただ駅前もスタジアム付近も歩いている人がほとんど居なかったので、本当に試合あるのかと疑うほどでした。その謎は到着してから解決したのですが、お客さんは基本的に車で来場するんですね。それならスタジアムに向かいそうな歩行者が居ないわけです。
鳴門のスタジアムはなかなか立派でした。ゴール裏の椅子席はそれなりに傾斜がついてるし、バクスタが芝生席というのも客が少ない分、足を投げ出してまったり観れますから、あれはあれでアリかもしれません。それとB席は当日券でも値段が前売りと一緒だったのは有り難い。サッカーは基本的に当日券の値段が+500円で設定されているところが多いから。スタジアムの雰囲気はまったりというか、のんびりしています。
試合は何となく立ち上がりでスコアが読めました。水戸お得意の防御の前に崩せそうな気配の無い徳島。羽地や片岡の欠場が戦力的マイナスになってるんでしょうけど、それにしてもパスは繋がらないしシュートまでいけない。挽地が積極的に前に絡んで良い動きをしていましたが、全体的には上手くいっていない。一方の水戸も守りは完璧。しかし攻撃は迫力に欠ける。後半に、鈴木良和とエジナウドを投入してからは、カウンターでチャンスを作りましたが、得点には至らず。
こうなると試合以外の事が気になるもので、ゴールキックの時は試合そっちのけで、電光掲示板下に陣取った水戸サポが発する「とりゃあ~」の掛け声に夢中でした(笑) そして試合はスコアレスドローだろうと予想がつきましたが、実際その通りになりました。実にJ2らしい試合であり、水戸らしい試合だったなと、それが一番の感想です。
試合後は来た道を引き返しバスで三宮へ。この日は大阪のホテルを予約していたので、大阪行きのバスで戻っても良かったのですが、三宮で往復すれば往復割引があり、神戸~大阪間の電車代をプラスしても合計の交通費がで安くなるので三宮まで出ました。帰りも渋滞なく定刻通りに到着。あとは新快速で移動して大阪へ向かったのでした。