Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2011J1第34節 横浜FM×鹿島

2011-12-06 | 鹿島アントラーズ
今年のリーグ戦が終わった。最後まで昨季からの停滞感を象徴するようなゲーム内容だった。これが最近のデフォルトだと思っているから消化不良感は大いに否めないが仕方ないと割り切っている。

本山が入る中盤を個人的には久々に見たが、流動的になって運動量が増し見ていて面白い。但し運動量の低下した後半はあまり見るべきところが無かったのだが。前半についてはまずまず合格点と言えるだろう。

しかし1点のリードを守れない、突き離せない、また追い付かれた後に再度勝ち越す事が出来ない。それ故、最終結果が1対1のドローになる展開は何度も見てきた。最後までそれだった。決して悪くはないのだが一歩足りない。しかしそれを今更言っても仕方ない。

今年はこれで6位フィニッシュ。トップから勝ち点22も離される惨敗だった。震災の影響やそれに起因するトレーニング不足など幾多の要因は重なっただろう。しかしそれでも満足して良い成績でないことは明白だ。

今年限りでの監督退任も発表されたが、前述した通りマンネリから生まれる停滞感を個人的には昨年からずっと感じていたので、ここで一区切りつけるのがお互いにとってベターだろう。オリベイラだって今年もタイトルを獲得し実績を作ることで信頼は得ている。その状態であれば退任を周囲は惜しむわけだし、我々も一歩前に進める。チーム状態を悪くして険悪に別れるよりも惜しまれているうちに身を引くのが良い。天皇杯までは指揮を執るようだから来年の1月1日まで共に戦いたい。