Winding Road

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J1第28節 鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸

2007-10-07 | 鹿島アントラーズ

終わってみれば1点差だけどもっと大勝できる内容ではありました。でも終った後に気持ち良い爽快感を感じる試合でした。それもひとえに興梠と田代の活躍のおかげですね。

興梠の思い切りの良さからは期待感や高揚感を感じます。自分の特長を生かすためにどうすべきかを彼自身が分かってきたのではないでしょうか。それが2ゴールに繋がりました。自分が興梠を初めて見たのは、彼が高校3年の時の高円宮杯準決勝(対広島ユース)で、当時その世代で最強だった広島ユースを相手に全くひけを取らないプレーを見せていたのを見て、こんな選手が来年鹿島に来るのは楽しみだとワクワクしたものです。あの時感じたワクワク感を最近の興梠にまた感じるようになってきた、それはつまり興梠らしさが発揮されるようになってきたという事なのでしょう。

神戸の守備の甘さに助けられた感は大いにあります。センタリングを空振りしてゴールを決められるし、北本は興梠に振り切られ、サイドチェンジは簡単に逆に通る。前節まで2連続完封していただけに、ここまで攻撃陣が楽にやれたのは驚き。逆に何故清水が完封負けしたのか疑問。それとその神戸に0-5で負けた名古屋が鹿島に3-0で勝ったという、この三すくみの構図は一体何なんでしょう。

終了間際の若干のグダグダ感は今後の改善点。ここでダニーロが居ればキープして落ち着かせる事が出来たでしょうけど今は不在。居なくなって改めて貴重な存在だと感じます。

この試合に限らず最近のゲームにおいて忘れてはならないのが青木の影の存在感。前半はレアンドロを徹底マークし、後半はリベロ気味な位置取りで相手の攻撃の芽を摘み取る。様々な役割を与えられながら守りで貢献する青木は素晴しい。

リーグはこれで3連勝。そして次はナビスコ。今年は必ずカップを掴み取るために今度こそガンバに勝とう。水曜は万博に行きます。