Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

bjリーグ初観戦

2006-02-12 | スポーツ
初めてのバスケ観戦のため、有明コロシアムへ。
去年発足したプロリーグ「bjリーグ」の、東京アパッチ対大阪エヴェッサの試合を観て来ました。

会場内は、四面式の得点盤があったりして、なかなかしっかり演出が凝らされている感じ。試合開始の30分前位から、DJがコートに立って、客席相手に試合中に使うチャントの練習をしていました。そしてホームであるアパッチの選手入場の際には、場内照明が暗転して一人一人紹介を受けてからの入場と、この辺も演出を施しています。

試合のほうは、序盤からペースを握った大阪の先行逃げ切りでしたが、バスケは攻守の切り替えが早く、展開が激しく変化するので、試合中はボールを追いかけるのに疲れました。試合の途中では、大阪が登録外の選手を出場させてしまうハプニングがあったりして、それはそれで面白かったです。

場内では試合前からDJが客席を煽っていて、そのバックではクラブ系の音楽が流れていたんですが、これが試合中もエンドレスで続いたので試合の最中は、かなり五月蠅かったです。会場は客席からコートが近く、選手を間近で観れる環境だったので、個人的にはボールの音や選手の息遣いを聞きたかった。だからDJの煽りとBGMがかなり邪魔でした。この辺は賛否両論あるでしょうけど。

15分のハーフタイムにはチアのダンスがあり、試合後にはホームのアパッチの選手が、マイクを握って客席に挨拶したり、バスケットボールのプレゼントがあったりして、色々と楽しませるための思考を凝らしているんだと感じました。

トータルで観た感じでは、スポーツというよりはむしろ、一種のエンターテインメント空間だという感じを抱きました。こういう形もアリだとは思いますが、音の演出だけは何とかして欲しいな。「楽しんだ者勝ち」というスタンスで観戦すれば、払ったチケット代の元は取れる興行だと思いました。