元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

ハロー張りネズミ全巻を読んだ

2011年09月04日 18時38分45秒 | アレコレ鑑賞
「地球軌道上の宇宙ごみが2万2000個、すでに限界量に」

 これってまずいよね。宇宙開発ができないってことじゃねぇ?

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 弘兼憲史の「ハロー張りネズミ」を全巻大人買いをして読んでやった。やっぱり面白かった。弘兼憲史の代表作というと島耕作とか黄昏流星群、人間交差点なんかが挙がるけど、この作品を忘れちゃあいけないと思うんだけどなぁ。

 上記の3作品は社会派だと思うんだけど、ハロー張りネズミは私立探偵ものでありながら、オカルトなんかも出てきてなかなか面白い。特に最終巻に収録されている、広島に原爆が投下される前日にタイムスリップした主人公が、自分の命の恩人の両親を助ける話が面白かった。

 そしてこの作品は、逆というほどでもないけどくだけたシーンが結構ある。弘兼憲史にはそういう作品をまた描いてもらいたいんだけどなぁ。万人にオススメ。


ハロー張りネズミ (14) (講談社漫画文庫)
クリエーター情報なし
講談社
コメント
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