個人的ワインのブログ

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Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995

2014-04-12 14:02:15 | フランス・ブルゴーニュ
Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995
Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995
シャンボール・ミュジニー1995(ポール・ミセ)
ポール・ミセはニュイ・サン・ジョルジュを拠点にするドメーヌ。シャンボール・ミュジニー、クロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計5ヘクタールの畑を所有する。2000年ヴィンテージまでは、ほとんどをネゴシアンに販売していた。そのネゴシアンがヴァンサン・ジラルダンやブシャールという一流どころ。2001年のヴィンテージより、ドニ・モルテ、ジャンテ・パンシオで醸造長を務めたレミー・ブリオッテを起用し本格的に自家ビン詰めを開始した。今回入荷したのはネゴシアンに販売していた頃に少量造られていた自家ビン詰め物。

実際昨年、ポール・ミセのシャンボール・ミュジニー96を飲む機会があった。タンニンは綺麗に溶け込み、熟した果実味が口中で流線を描くように心地よく広がった。10年以上熟したブルゴーニュとはどんなものか知るには絶好の一献だと思う。そして特筆すべきはリーズナブルな価格。オーナーのドニ・シェロンは同じヴィンテージの蔵出し価格は半永久的に変えないという良心的な人物。よってこの円高でこの価格となった。彼は「ブルゴーニュワインは熟成させて、はじめて本当の美味しさが出てくる」を信条とする。蔵出しなのでコンディションは良好。当時ヴァンサン・ジラルダンやブシャールが買い付けていたのだからその品質は言わずもがなだ。

【シャンボール・ミュジニー】
シャンボールに5区画の畑を所有。これは複数の畑をブレンドして造られたものだろう。秀逸な村名クラスのシャンボールが10年以上熟成したこうなるというお手本のような1本。当たり年の95年ならいうことないだろう。赤/ACシャンボール・ミュジニー
藤屋酒店より)





ニュイ・サン・ジョルジュ村に所在するこのドメーヌは、シャンボール(5区画)、クロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計約5ヘクタールを所有します。ドメーヌのオーナーは当店でもおなじみの「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・デ・プレソワール」も主催する、ネゴシアン「パスカル」。
これらのバックヴィンテージは、2000年までが当時のパスカルの社長ドニ・シェロンによって、2001年以降は、1995~1996年まで「ドニ・モルテ」の醸造長、1997~2000年まで「ジャンデ・パンショ」の醸造長を務めた、レミー・ブイオッテによって醸造されたものです。

「コンフレリー」もそうですが、パスカルはきわめて誠実なメゾンで、同じヴィンテージの蔵出し価格は半永久的に変えません。
ドニ・シェロンは、「ブルゴーニュワインは、熟成させてはじめて本当の美味しさが出てくる」を信条とする、クラシックブルゴーニュの巨匠。イギリスの名門インポーターやフランスの錚々たるカーヴィストが定番として扱う銘醸バックヴィンテージ、お見逃しなく。

シャンボール・ミュジニー 1995年 ドメーヌ・ポール・ミセ

5つの区画で合計1.8ha。平均樹齢約60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。ブドウは100%除梗する。天然酵母のみで発酵。新樽比率は年にもよって10~20%程度で、14ヶ月間熟成。

「コート・ド・ニュイの村、信じられないほどかぐわしく様々な要素がうまく組み合わさった決して重くならないワイン」★★★-★★★★ヒュージョンソン氏「ポケットワインブック」


セレナ・サトクリフ女史は「シャンボールのトップクラスのワインは当然ながらたぐいまれな香りとレースのような繊細さを兼ね備えている。ニュイ一般の特徴になっている力強さとか大地を連想させる壮大さは持っていないが、香しい芳香や優雅さ、あるいは『女性らしさ』をもたらしている。」

「全般的にシャンボール ミュジニィのワインは、フランボワーズとスパイスを織り混ぜたような香り。ここのワインが粗野でることは決してないし、(もしそんな感じがしたらまがいもの)香り高く、したたかな風味を備えている。」


この場にかぎっていえば、ブルゴーニュの村の特徴を一口でいいあらわすのは難しいことではない。シャンボール・ミュジニーは優雅なワインを生む、といえばいい。その本領は、量感からくるのではなく、すぐれた味わいと高い品格とが相まったところから生まれる。さしずめ柔術のごとき力を持つワインといえようか。

ミュジニーはブルゴーニュでもっとも異彩をはなつワインで、重さでせまってくるのではなしに、いわばゴシックの美によってそびえ立っている。
とはいえシャンボール・ミュジニはつねに底力を秘めていて、村名格であってもそれはかわらない。軽さとおとなしさとは取りちがえやすいものだ。ワインの格付によらず、すぐれたシャンボール・ミュジニであれば、しっかりした背景がとおっている。つまり、力のこもった味わいをすぐに感じとり、骨組みと果実味の両方を見て取ることができるはずだ。

コート・ド・ニュイの他のワインとくらべたとき、シャンボール・ミュジニには、顕著なテロワールの風味がある。というより、当然そのはずである、この村はコート・ド・ニュイにしては異例なくらい土壌に含まれる石灰分が多いからだ。そこで、ジュヴレ・シャンベルタンが土くさく、ヴォーヌ・ロマネがスパイス風であるならば、すぐれたシャンボール・ミュジニからは、テロワールの風味がびりびりと伝わってくる、といおう。どうしてそうなのかというと、この村のぶどうの果実は、味の透明感がすぐれているからで、それはやはり石灰分を含む土壌によるところが大きい。粘土質の強い土壌だと、石灰質土壌にくらべてピノ・ノワールは重さとはりの強さを身につけがちとなる。


■ワイン名 シャンボール・ミュジニー 1995年 ドメーヌ・ポール・ミセ
■英語表記 Chambolle Musigny 1995 Domaine Paul Misset
■商品番号 0102021012519
■ワインについて
ブルゴーニュ産赤ワイン愛好家大注目!レースのように繊細な口当たりで、コート・ド・ニュイでもっとも女性的な味わいを示すと言われるシャンボール・ミュジニーの、飲み頃18年熟成!ブルゴーニュ大学教授のジャッキー・リゴー氏が「偉大な年。教訓的なヴィンテージ。ワインは芳醇なボディを持ち、すばらしい酸度によって引き立てられている。」と絶賛し、M.ブロードベント氏も「品質とスタイルは、かなり一貫性があり、目を光らせておくべき年である。」と四ツ星を付ける1995年もの!ドメーヌ・ポール・ミセ のドニ・シェロン氏は「ブルゴーニュワインは熟成させてはじめて本当の美味しさが出てくる」という信条を持つクラシック・ブルゴーニュの巨匠!イギリスの名門インポーターやフランスの錚々たるカーヴィストがメインボトルとして取り扱う銘醸です。ニュイ・サン・ジョルジュ村本拠地のドメーヌで、シャンボール(5区画)に、クロ・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計5haを所有。平均樹齢60年のピノ・ノワールを天然酵母で発酵。オーク樽14ヶ月熟成で造られるシャンボール・ミュジニー!現地のセラー数ヶ月前の蔵出しで限定入荷!

■生産者 ドメーヌ・ポール・ミセ
■ワインのタイプ 赤ワイン
■ワインのテイスト フルボディ
■ブドウ収穫年 1995年
■生産地 フランス / ブルゴーニュ / コート・ド・ニュイ / AOCシャンボール・ミュジニー
■内容量 750ml
うきうきワインのたまてばこより)




竹八にてグラスで。
抜栓日:2014年3月25日
「当たりか、どうか分からなかったんですが仕入れてみました」と。
当たり!


Meursault Caillerets Premier Cru Domaine Latour Giraud 2009

2014-04-11 13:53:49 | フランス・ブルゴーニュ
Meursault Caillerets Premier Cru Domaine Latour Giraud 2009
Meursault Caillerets Premier Cru Domaine Latour Giraud 2009
ドメーヌ・ラトゥール・ジロードメーヌ・ラトゥール・ジロー
Domaine Latour Giraud / ドメーヌ・ラトゥール・ジロー
ラトゥール・ジローはコート・ド・ボーヌの中でも素晴らしい白ワインを生み出す ムルソーに拠を構えています。
ラトゥール・ジローの歴史は3世紀以上に渡り、17世紀後半まで遡ります。
19世紀ごろ、ジロー家は長い間、ムルソーのオスピスでフィーヌやマールと いったブランデーの蒸留をしていました。

現当主、ジャン・ピエール氏がボーヌ、ディジョンで醸造、理工学を学び、 ドメーヌに戻った80年代から、ドメーヌ元詰めを始めました。
現在では葡萄の栽培からワインの醸造まで、すべてジャン・ピエール氏に よって指揮されており、経理に関しては彼の姉であるフローレンスによって 補佐されています。
ラトゥール・ジローは現在10ヘクタールの畑を所有しており、その大部分は ムルソーの5つの一級畑、ジュヌヴリエール、シャルム、ペリエール、ブシェ ール、ポリュゾに位置しています。

【メディア情報】

現代ムルソーおいしさの頂点 ムルソーの名高い一級畑、ジュヌヴリエールの7分の1を占めるばかりか、中でも優れ た区画であるジュヌヴリエール・デュスの斜面上部中央を所有するラトゥール・ジロー。
当主、ジャン・ピエール・ラトゥールはその畑の中で語る、「ジュヌヴリエールは ハーモニーのワインです。すべての要素が完全でなければいけません。ひとつでも間違いを犯す と、バランスが崩れてしまいます。」彼はこの神経質な、しかしもたらす幸の大きい畑から、多 くを学んだに違いない。彼はムルソーの過去を振り返って語る、「61年と64年はいいヴィンテー ジだったにもかかわらず、ムルソーは売れませんでした。ワインの質は、現在の基準で考える と、ほめられたものではありませんでした。なぜならワインはすべて新樽に入れられていたか らです」。
意外なことに、農家がネゴシアンにワインを売るときは、新樽に入れたのだという。
「ネゴシアンはワインを買うとき、新樽に入れてあればワインの値段に樽の値段を上 乗せして支払ったため、それが一般化してしまいました。今でもオスピス・ド・ボーヌに伝統 が残っていますね」。だが温暖なミクロ・クリマをもち、酸が低めのムルソーでは、新樽の過度 な使用は酸化を促進した。「さらには樽熟成中の亜硫酸塩の添加が少なすぎ、現在の半分でしか なかった。
これも酸化をもたらすことになりました。それを恐れて今度は瓶詰前に多くの亜硫酸 塩を添加したため、ワインが固くなってしまいました」。つまり、樽臭くてベトっとして固いと いう、昔のムルソーである。ムルソーは銘醸地としての名声の歴史が比較的短く、醸造技術が精緻化さ れていなかったのかも知れない。
15年前にドメーヌを引き継いでから、ジャン・ピエールはこうした事態を打破すべ く、学校で学んだことに父の経験を重ね、そこから自分で試行錯誤して、まったく新しい独自の醸造 法を編み出した。
まず、48時間以上という通常の倍に及ぶ長いデブルバージュを行い、汚れを完全に沈 めた。
普通ならここで樽発酵に移行するところだが、彼はそのジュースを別のタンクに移 し、さらに48時間静置して、今度は酵母を下に沈めた。その酵母を多く含む5リットルをタンク の底に残し、ジュースを引いて、樽発酵させた。ここでは酵母が少ないために、発酵温度は16度と 低めで、ゆっくりと続く。そして残糖が10から20グラムになったとき、タンクの底に残した酵 母部分を加え、さらに発酵を続けた。これが成功した。極めてきれいなジュース、天然酵母、そして 2ヵ月半に及ぶ長い発酵期間と低温により、ワインは繊細さ、複雑さ、滑らかさ、テロワールの 個性を十分に表現することとなった。そしてそれは、ジュヌヴリエールのみならず、ムルソーす べてのワインが本来もつ気品を、正しく表現することとなったのである。

ジャン=ピエール・ラトゥールは2009年ヴィンテージに対して、ワインに柔らかさを与えるために、例年よりも早い瓶詰を選択した生産者の一人です。
2010年の8月に澱引きとアッサンブラージュをした後、『ワインが硬く、乾いた味わいになってしまうことを防ぐため』に、澱と共に発酵槽にワインを移し、2011年の3~4月まで瓶詰めを待ちました。
『2009年ヴィンテージは、2008年ヴィンテージほどの凝縮されていないために果実味を失わないたくありませんでした。2008年が偉大である一方、2009年はエレガンスな年なのです。
2008年を“秋のワイン”とするならば、フレッシュで溌剌とした2009年は“春のワイン”です。
2008年ヴィンテージは早飲みが可能でありながらしっかりと熟成もするでしょう。
International Wine Cellar Sep/Oct 11より抜粋

2009 Meursault 1er Cru Caillerets Rouge

ブドウ品種  ピノノワール
平均樹齢:33年

醸造・熟成:ステンレスタンク発酵、フレンチオークで15~18カ月熟成。(新樽比率25%)ヴォルネイ村に食い込んだ1.03haの小区画。ヴォルネイの60ウーヴレの真隣に位置する。
1855年に発刊されたラヴァル博士の格付けではヴォルネイに分類され、赤ワインのテート・ド・キュヴェ(最上級)の評価を得ています。
所有者が少なく、また、赤・白共に産出する区画のため、希少性が話題となりがちですが、ブルゴーニュを代表する最上の赤ワインのひとつです。
オルヴォーより)





Domaine Latour-Giraud
ドメーヌ・ラトゥール・ジロー
ムルソー村のニュー・スター

オーナー ジャン・ピエール・ラトゥール氏

所在地6 Route Nationale 74 - 21190 Meursault
ワイナリーHP http://www.domaine-latour-giraud.com/

有機栽培に完全に移行。進化を続けるラトゥール・ジロー。
ムルソーの地で16代に渡りワイン造りをしてきた歴史あるドメーヌですが、自社での瓶詰めを始めたのは先代のピエール・ラトゥール氏で、1982年のことでした。現当主ジャン・ピエール・ラトゥール氏が醸造学を学んび、ドメーヌに戻った後、ステンレスタンク醗酵漕を導入するなどの革新が行われました。クリーンな果実味と樽香のバランスがよいそのワインは「熟成に耐えるだけの力を持ちながら、若いうちからも飲み頃を迎える」というスタイルです。ジャン・ピエール・ラトゥール氏のこだわりは、「限りなく自然に近いワインを追求すること」で、2008年から有機栽培に完全に移行しました(認証なし、認証取得予定なし)。
モトックスより)




竹八にてグラスで。
抜栓日:2014年3月25日
ムルソーの赤!初めて飲みました。
しっかりとした酸があり、また果実味も豊富でなかなかパワフルなピノ。


Chassagne Montrachet 1er Cru Les Vergers Domaine Amiot Guy 2006

2014-04-10 22:46:37 | フランス・ブルゴーニュ
Chassagne Montrachet 1er Cru Les Vergers Domaine Amiot Guy 2006
Chassagne Montrachet 1er Cru Les Vergers Domaine Amiot Guy 2006
ドメーヌ・アミオ・ギ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ 1er cru レ・ヴェルジェ 2010年(一級畑)
アミヨ・ギィ・エ・フィスのワインは、濃密で芳香に富み、骨太でいてエレガントという類稀なスタイル。特有の美しい味わいは飲み手を魅了します。
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、骨太でパワーがあり、その中に緻密さとエレガンスをあわせ持つ洗練されたワインを生み出します。果実味、酸、ミネラル、アルコールの要素が見事にバランスし、これぞシャサーニュ・モンラッシェとうならせる美しい味わいです。
一級畑「レ・ヴェルジェ」はシャサーニュ・モンラッシェで最もエレガントで洗練されたワインが生まれます。
複雑でかつ豊かな果実、ミネラルが絡み、酸は溶け込むよう。余分なものがすべて削ぎ落された、シャサーニュ・モンラッシェの素晴らしさを体現するワインです。

ドメーヌ・アミオ・ギ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ ブラン 1er cru レ・ヴェルジェ 2010年(一級畑) 
【フランス白】
【タイプ】白 辛口
【生産国・地域名】フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区 シャサーニュ・モンラッシェ村
【原産地管理呼称】A.O.C.シャサーニュ・モンラッシェ (一級畑)

アミヨ・ギィ・エ・フィス (フランス ブルゴーニュ地方 シャサーニュ・モンラッシェ) について
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ随一のワイン生産者

フランス・ブルゴーニュ地方、シャサーニュ・モンラッシェ随一のワイン生産者!!
濃密で芳香に富むエレガントでしっかりした骨太なワインを生産!!
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、フランス・ブルゴーニュ地方、シャサーニュ・モンラッシェ随一のワイン生産者ともいうべき、シャサーニュ・モンラッシェを代表する生産者の一人。
濃密で芳香に富み、エレガントでしっかりとした骨太なワインを生産するとても人気のある生産者です。
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーヌ・モンラッシェのワイン
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、シャサーニュ・モンラッシェを中心に優良な畑を所有!!
Grand Cru モンラッシェを筆頭に、1er Cru を中心に20銘柄に上るワインを生産!!
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、シャサーニュ・モンラッシェに優良な畑を所有しています。
シャサーニュを中心に20銘柄に上るワインを生産、区画はピュリニー、サントネー、サントーバンにも跨り、その多くをプルミエ・クリュが占ています。
グラン・クリュ中のグラン・クリュ、モンラッシェも0.1ヘクタール所有、ドメーヌのフラグシップワインとして君臨しています。
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェのぶどう畑
植えられているぶどうの樹齢はモンラッシェの80年を筆頭に、シャルドネーの70年など、ヴィエーユ・ヴィーニュも多く、平均の樹齢は30年から40年!!
植えられているぶどうの樹齢は上記モンラッシェの80年を筆頭として、祖父アルセ-ヌが1939年、カイユレを購入した際に植えたシャルドネーの70年など、アミヨ・ギィ・エ・フィスのぶどう畑には、古樹(ヴィエーユ・ヴィーニュ)も多く見られます。
また、平均のぶどうの樹齢は30年から40年と丁度良い飲み頃な水準にあります。
アミヨ・ギィ・エ・フィスのワインの品質がとても高いことの背景には、ぶどう畑は古樹が多く、全体として丁度良い樹齢のぶどう樹にて構成されていることもその理由として挙げられています。
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェのぶどう畑
アミヨ・ギィ・エ・フィスのワインは、濃密で芳香に富み、骨太でいてエレガントという類稀なスタイル、シャサーニュ・モンラッシェの素晴らしさを体現するワインです!!
アミヨ・ギィ・エ・フィスのワインは、濃密で芳香に富み、骨太でいてエレガントという類稀なスタイルです。
アメリカを中心にとても人気のある造り手で、シャサーニュ・モンラッシェの素晴らしさを体現しているワインを生産しています。
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、一度飲むと忘れらない、リッチでパワフル、それでいてエレガントなワインを生産することからシャサーニュ・モンラッシェの特徴を良く捉えて体現している造り手として、とても高い評価を得ています。
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェのぶどう畑
アミヨ・ギ・エ・フィスは、白・赤とも熟成させて愉しみたいタイプ、それでも2年から3年の熟成を経ればボリューム感ある素晴らしいワインの素晴らしさを堪能できます!!
アミヨ・ギィ・エ・フィスのワインは、白でも熟成させて愉しみたいタイプで、2年から3年の熟成でかたさもとれ、風味が横溢するヴォリューム感ある味わいのものとなります。
赤も白に勝るとも劣らぬパワーがあり、濃い目の色調としっかりした構造の、ポテンシャルあるワインは白同様、リリース後すぐに抜栓というよりは数年の熟成にて一層魅力が高まると言われています。
アミヨ・ギィ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェのセラー
アミヨ・ギィ・エ・フィスでは、ティエリーとファヴリスの兄弟に父親のギィが加わり、家族全員で畑仕事をしています。
アミヨ・ギィ・エ・フィスでは、テリーとファヴリスの兄弟、父親のギィと、家族全員で畑仕事をしています。
13haに大きくなったアミヨ・ギィ・エ・フィスですが、畑作業はいまでも家族全員で行っています。
アミヨ・ギィ・エ・フィス
1920年にギィの祖父によって始まったドメーヌも、いまではシャサーニュ・モンラッシェを代表する有名な生産者!!
アミヨ・ギィ・エ・フィスは、1920年にギィの祖父が興したドメーヌです
パリで高級衣装専門のランドリーを経営していたアルセーヌ・アミヨは、ワインが好きでシャサーニュ・モンラッシェに移り住み、2haのぶどう畑を買い取ってワインづくりを始めます。
いまでは、ぶどう畑も13haまで広がり、その味わいと品質の高さからサシャーニュ・モンラッシェの第一人者とまで評される優良な造り手へと成長しています。
レ・ブルジョンより)



2009 シャサーニュ=モンラッシェ・1er・ヴェルジェ  (ギイ・アミヨ・エ・フィス)
フランス:ブルゴーニュ地方 

商品説明
60代になる温厚で人当たりのよいギィと息子ティエリィが運営するドメーヌがギィ・アミオ・エ・フィス。1920年、ギィの祖父にあたるパリジャンだったアルセーヌが2ヘクタールをシャサーニュに購入したことにドメーヌは始まる。父ピエールからギィが地所を受け継いだのは1980年代半ば、現在では広さも13ヘクタールほどにまで大きくなった。

シャサーニュのプルミエ・クリュ、カイユレのすぐ裏手にドメーヌは位置し、シャサーニュを中心に20銘柄に上るワインを生むが、区画はピュリニー、サントネー、サントーバンにも跨り、その多くをプルミエ・クリュが占める。そしてグラン・クリュ中のグラン・クリュ、モンラッシェも0.1ヘクタール所有している。

植えられているぶどうの樹齢は上記モンラッシェの80年を筆頭に、祖父アルセ-ヌが1939年、カイユレを購入した際に植えたシャルドネーの70年など、ヴィエーユ・ヴィーニュも多く見られ、平均の樹齢は30年から40年と安定。収量はかなり抑え、例えば2003年の白は平均で30ヘクトリットル、赤は20ヘクトリットル台という数字だった。

白は基本的に樽発酵でバトナージュもおこない、オリとの接触も十分に図る。赤は低温浸漬を経てアルコール発酵となり、その後樽熟成。新樽の割合は高く、ヴィラージュ・クラスでも3割、プルミエ・クリュで3割から5割、モンラッシェは100パーセントの新樽で熟成。加えてブルゴーニュACクラスにも3割前後と、高い比率で新樽をあてがう。

出来上がる白は飲み応え十分なもので、豊かな果実味ながら各要素がバランスするのに時間を要する骨太なワイン。白といえども熟成させて愉しみたいタイプで、2年から3年のセラリングでカタさもとれ、風味が横溢するヴォリューム感ある味わいのものとなる。

他のシャサーニュ在のドメーヌに違わず、アミオでも生産量は白、赤、ほぼ半々となっているが、その赤も白に勝るとも劣らぬパワーのあるもの。濃い目の色調としっかりした構造の、ポテンシャルあるワインは白同様、リリース後すぐに抜栓というよりはやはり数年の熟成はほしいところ。

なお、上のヴァン・トランキルの他に、近年、少量の白とロゼのクレマンの生産を開始した。
ワインブーケより)




抜栓日:2014年3月25日
同席者がギィ・アミオの畑に行ったことあるという話で盛り上がりました。
06にしては熟成香あり、オイリーなニュアンスもたっぷり。
あとで知りましたが、PMO(Premature Oxidation;熟成前酸化)というのが話題になっているんだとうことを初めて知りました。
ほんと、日々是勉強。
 


Barrel Furano Blanc Furano Wine 2011

2014-04-09 22:37:15 | 日本
Barrel Furano Blanc Furano Wine 2011
Barrel Furano Blanc Furano Wine 2011
バレルふらの(白) 720ml
2012ビンテージ
「バレル(日本語で木樽)」の名のとおり樽で熟成させた商品。「バレルふらの赤」同様、樽材にこだわりフランス産のオーク樽(225L)で1年間熟成させました。
白ワインのなかでは最も辛口となり、爽やかな果実香と芳醇な樽の香りがバランスよく調和したワインです。
【 品種 】セイベル(5279)、ケルナー種
公式ページより)


2013年の 第11回国産ワインコンクール(JWC)で欧州・国内改良品種等ブレンド(白)の部門
銀・部門最高賞・コストパフォーマンス賞 2011 バレルふらの 白 でした。



バレルふらの 白 やや辛口 720ml
富良野産セイベル5279種とケルナー種を厳選使用したやや辛口の白ワイン。
樽による熟成した香りと爽やかな酸味が特徴です。
小樽バインより)




竹八にてグラスで
抜栓日:2014年3月25日
ソムリエのイチオシ ふらのワイン、Barrel Furano Blanc 2011
樽香はさほど強くないですが、なかなかミネラリーで仄かな甘さが印象的
 


Arbois Chardonnay Vieilles Vignes Domaine Ligier Pere Fils 2011

2014-04-09 21:19:44 | フランス・その他
Arbois Chardonnay Vieilles Vignes Domaine Ligier Pere Fils 2011
Arbois Chardonnay Vieilles Vignes Domaine Ligier Pere Fils 2011
Arbois Chardonnay Vielles Vignes 2011
    / Domaine Ligier
アルボワ・シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2011 / ドメーヌ・リジエ

 木と蜂蜜。11年なのにこの酸化したような熟成香のような香りはジュラの特徴。とても温かいイメージの香りで、こういうのは高級なブルゴーニュのシャルドネのよう。細かく分解していけばレモンやグレープフルーツ、ハーブやら土やらも感じるのですが、全体が丸く調和しているというか、綺麗に溶け込んでいるので、あまりそういう捉え方は意味がないと思います。
 ただ、もったりとした花の甘い香りとウッディな香りが心地良く、柔らかく温かい印象の液体が口中を流れていき、フレグランスのような芳香が余韻として長く残ります。ほんのりとある(ペンキのような)揮発香が独特な雰囲気を醸し出している気がする。

 ちょっと長いので、ウンチクは後に書きます。フランスのスイスとの国境付近の山岳地帯にあるジュラ地方。これは、そこのアルボワ村というところで作られています。
 ジュラ地方のワインの特徴は、ウィキペディアからそのままもってくると
↓↓
ピノ・ノワール 種による赤ワインも少量生産されているが、大半は白ワインで、サヴァニャン 種から造られる白ワインが多い。
この地方で特に個性的なワインは、vin jaune(黄ワイン)と呼ばれるもので、シェリー と似た作り方をする、かなり黄色みの強い辛口の白ワインで、ブドウの強い香りのほかに、紹興酒 のような香りがつき、非常に深い味わいがある。
また、vin de Paille(麦わらのワイン)は、遅摘みしたブドウを麦わらの上で乾燥させ、ワインにするもので、やはり濃い黄色で、甘口である。

 だから、この独特の香り、と説明したかったのですが、どうやら違うらしい。でもなぁ、普通に作ってこんな香り出るわけないのになぁ。よく分からないなぁ…。
(ブログリアルワインテイスティングメモより)





名 称 アルボワ・シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ドメーヌ・リジエ
年 代 2011
色 タイプ 白  辛口
地 域 ジュラ
容 量 750ml
セパージュ シャルドネ
等 級  
特 徴 ジュラ地方の雄 ステファン・ティソ氏の下でワイン造りを学び、ジュラらしい ナチュラルさを大切にする「ドメーヌ・リジエ」。力強いミネラルと たっぷりとした果実を持ち、ジュラらしい しっかりとした酸とのバランスは素晴らしい!
尾張屋より)



竹八にてグラスで。
抜栓日:2014年3月25日
いきなりの、ArboisのChardonnay 2011
先入観なのか、シェリー的な、酸化要素が感じられるシャルドネ。結構な熟成した色合い。


Zweigeltrebe Furano Wine 2008

2014-04-07 00:00:00 | 日本
Zweigeltrebe Furano Wine 2008
Zweigeltrebe Furano Wine 2008 part1
ツバイゲルトレーベ 720ml
2008ビンテージ
当社のフラッグシップ(中心的存在の)ワイン。富良野で育つこの品種は、他の地域よりも色調が濃く、しっかりとしたタンニン(渋み)を持ったものが収穫できます。
さらに5年以上(木樽1年・ビン4年)熟成させることで果実香・樽香・熟成香が絶妙に折り合い、余韻の長く綺麗なワインへと姿を変えます。さらなる熟成も期待できる逸品です。
【 品種 】ツバイゲルトレーベ種

商品名 ツバイゲルトレーベ 720ml
内容量 720ml
ワインのタイプ やや重い
品種 ツバイゲルトレーベ種
ふらのワイン公式オンラインショッピングより)





ふらのワイン

ふらのワイン『富良野市ぶどう果樹研究所』

1972年から、北海道のど真ん中、いわゆる「北海道のへそ」ともいわれる富良野市で自治体が運営するワイナリーとして歴史を重ねてきました。
ブドウ畑のある富良野盆地は周りを山々に囲まれた内陸性気候のため、昼夜の温度差が大きく、日照時間が長く、まさにブドウの成長にとっては恵まれた条件です。
糖度が高く、酸味もしっかりしたブドウができ、いいワインを造る上でも必要不可欠な要素が詰まった土地です。

ふらのワイン畑

『富良野市ぶどう果樹研究所』は北海道に根付くワイナリーとして、「新しいことに挑戦する
革新の歴史」と「開かれた親しみやすさ」という2つの顔を持っています。
革新の部分では“研究所”として、 ブドウを種子から研究するためのバイオテクノロジー施設を新設し、独自の品種「ふらの2号」(※1)を生み出したり、 樽熟成庫を建設し、北海道
では珍しい白ワインの樽熟成を行なう、日本初の自然凍結ブドウによるアイスワインを醸造したり、ブドウの枝から和紙を作るなど、これまでに様々な取り組みを行なっています。
※1 山ぶどうと赤ワイン用品種「セイベル13053」を交配したオリジナル品種です。
 2001年に発売された赤ワイン「羆の晩酌」に使用されてます。

ぶどう畑のある山の中腹に建つワイン工場では館内を見学できます。
醸造所のあるレンガ造りの建物内は、20~30分ほどでふらのワインの製造工程や熟成庫の見学、ワインの試飲が楽しめます。

特に、6月下旬から7月中旬の、ラベンダーが咲く季節に訪れると、眼下に広がる紫色の富良野盆地と遠く十勝連峰の山並みの絶景に感動します。
この時期は、ワイン工場もラベンダー畑とともにライトアップされ、外からでも幻想的な気分に浸れます。
富良野の気候風土と確かな技術の詰まった 「ふらのワイン」は、しっかりとした酸味と豊かな味わいのバランスが堪能できます。

ふらのワインツバイゲルトレーベ(赤)

富良野産ツバイゲルトレーベを原料に製造し、樽で1年、ビンで5年熟成させた、ふらのワインで最も長期熟成な赤ワインです。
しっかりとした色調とタンニンが特徴なやや重いタイプの赤ワインです。

(アルコール度数:12.5%)
(ブドウ品種:富良野産ツバイゲルトレーベ)
(タイプ:辛口 フルボディ)

ふらのワインのフラッグシップ(中心的存在の)ワイン。富良野で育つこの品種(ツバイゲルトレーベ)は、他の地域よりも色調が濃く、しっかりとしたタンニン(渋み)を持ったものが収穫できます。
以前は、「ふらのワインツバイ」として販売していたワインをリニューアル。ぶどうの特徴からタンニンもしっかりあり色も濃いことから、樽熟成とビン熟成によって、長期熟成タイプのワインに仕上がりました。 平成15年に1998ヴィンテージが新発売となり、現在に至ってます。
肉料理と相性が良く、ふらの牛との相性は格別です。

ワインと一緒のおススメ料理:ラムのハーブ焼き、サーロインステーキなど(今回ワインに合わせたのはローストビーフ)
北海道どさんこショプより)




(*)イオン西ショッピングセンターにて購入。3,157円。
抜栓日:2014年4月13日
コルク:ふらのワインの汎用コルク。
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:けっこう深い色合いのパープルルビー。どことなく、若干つや消し様に見えます。
エッジ:エッジにはパープルの要素が見えます
脚:中等度の粘調度。
結構澱あります。
 
香り:カシス、ブラックチェリー、ヤマブドウの香り。ほんのりとスパイシーさがあります。若干の紫キャベツの香り。ほんのりとバニラのような樽香が感じられます。香り自体はそんなに強くありません。見つけに行かないとダメですが、心地よい香り。
 
タンニン:歯茎には刺さりませんが、とてもしっかりとしたタンニンで、まだまだがんばれそうな印象です。意外ときめ細やかな、でも力のあるタンニンで心地よいですね。こいつが後口で若干の苦味として感じます。
 
味:なかなかの重さ。温度が低めだと、さらっと流れていきますが、18度~20度くらいだと、プルーン、ブラックチェリーのニュアンスで、チョコのような甘ささえ感じます。そんなに複雑さはありませんが、メルローっぽい感じがあります。酸はさほど際立っているわけではありません。まだまだ若い感じがします。あと5年置くとどうなりますかね?
このワインは、食事にも合わせやすいと思います。
ツヴァイってあんまり飲んだこと無くて、あまり印象に残らないタイプのワインというイメージだったのですが、このワインは面白いですね。うちのママちゃんは「可もなく不可もなくといった感じのワインだわ」と言っていました。


RICCA Pinot Noir 宝水ワイナリー 2012

2014-04-06 00:00:00 | 日本
RICCA Pinot Noir 宝水ワイナリー 2012
RICCA Pinot Noir 宝水ワイナリー 2012
宝水ワイナリー RICCAピノノワール2012年
HousuiWinery RICCA Pinotnoir

宝水ワイン・リッカ・ピノノワール2012年赤 750ml 2100円
タイプ 赤・ライトボディ
葡萄品種 ピノノワール(北海道岩見沢市自社畑産)
生産本数 -本

 2012年は寒暖の差に恵まれなかったため、2011年に比べて糖度が低く色が淡い、そして酸が低めな果実が収穫されました。醸造面では、収穫後速やかに破砕、10%のセニエを行った後に、3日間の低温浸漬を行い、醗酵させました。醗酵後は古樽にて7か月間熟成させました。赤としては淡い色合いですが、豊かな果実の香りと優しく軽やかなボディを感じるワインです。宝水ワイナリーのすぐ隣にある自社農園のブドウを100%使用した赤ワインです。
かのや酒遊館より)




(*)イオン西ショッピングセンターにて購入。2,100円。


Ricca Kerner 宝水ワイナリー 2012

2014-04-05 00:00:00 | 日本
Ricca Kerner 宝水ワイナリー 2012
Ricca Kerner 宝水ワイナリー 2012
RICCAケルナー2012

味わい:やや辛口 清涼な岩見沢のイメージを体現できるようなスタイル作りを目指しました。 グレープフルーツや白い花などの香り、そしてフレッシュさを感じる甘味と酸味がバランスよく溶け込んだ軽快な白ワインです。 宝水ワイナリーのすぐ隣にある自社農園のブドウを100%使用した白ワインです。
宝水ワイナリーオンラインショップキャッシュより)




(*)イオン西ショッピングセンターにて購入。2,100円。


Otaru Kerner Sparkling Hokkaido Wine

2014-04-04 00:00:00 | 日本
Otaru Kerner Sparkling Hokkaido Wine
Otaru Kerner Sparkling Hokkaido Wine Part1
おたるケルナー スパークリング

白・辛口 アルコール度数12%

リースリングの改良品種としてドイツで開発され、現在は北海道のワインづくりに最適の品種のひとつとして知名度と評価を高めている葡萄品種がケルナー。
今回、その味わいを「辛口」にリニューアルし、従来の甘みを伴った「中口」よりもドライでさっぱり感を高め、爽やかで食事との相性のよさが楽しめます。

青リンゴやグレープフルーツ、かすかにミントやハーブを思わせる若々しい香りがあり、きりっとした印象です。そして、柑橘類を思わせる爽やかな酸味を伴ったミネラル感のある辛口の味わいが、シーフード料理や和食の味わいを引き立てます。道産食材や海の幸とベストマッチであることはもちろんのこと、食前酒やパーティーシーンにも似合います。
北海道ワインHPより)





高い評価を得ている北海道産葡萄のスパークリングワイン。
暑い夏に、クリスマスなどのイベントに、一年を通して、シーンを問わずにお楽しみいただけます。

おたるケルナースパークリング 白・辛口 alc.12% 720ml

北海道産「ケルナー」葡萄100%使用
柑橘系を思わせる爽やかな酸味を伴った、ミネラル感のある辛口の味わいは、シーフードや和食を引き立てます。
北海道産食材や海の幸とのマリアージュのみならず、食前酒やパーティーシーンにもオススメの一品です。
常温保存が可能。飲み頃温度は6℃~8℃です。
小樽バインより)





おたるケルナースパークリング 720ml

商品の説明
北海道産ケルナー種使用。和食に合うスパークリング。
北海道で収穫したドイツ系ワイン用ぶどうケルナー種で醸造しました。青リンゴやグレープフルーツ、かすかにミントやハーブを思わせる若々しい香りに、柑橘類を思わせる爽やかな酸味を伴った、ミネラル感のあ味わいです。特に和食との相性が良く、レモンを使用した料理やお寿司料理といっしょにお楽しみください。
お召し上がり方
冷やしてお楽しみください。

良質なワインに欠く事のできない酒石酸とミネラル分を充分含んでいる為、酒石(結晶)の出来る事もありますが100%生葡萄酒の証明です。
品目 スパークリングワイン
アルコール分 12%
原材料名 ぶどう、酸化防止剤(亜硫酸塩)、炭酸ガス含有
生産国 日本
内容量 720ml
製造者 北海道ワイン 株式会社
famima.comより)






北海道おたるワイン!小樽産のスパークリングワイン♪
北海道ワイン おたるケルナー スパークリング 720ml
おたるワイン!とてもジューシーで葡萄そのものの香りが圧倒的な味わいが特徴!醸造所は小樽の海を見渡す北向きの山の中にあり、重力、雪、地下水などを利用したエコロジカルな設計となっています。涼しい環境が美味しいワインを生み出し、ワインを美味しく熟成させます。

■[北海道限定]北海道限定ワイン おたるケルナー スパークリング 720ml(白・辛口)×1本
小樽ワイン:果実酒[北海道産葡萄100%]
アルコール度数12%

■ 内容量
北海道限定ワイン おたるケルナー スパークリング 720ml (白・辛口)×1本
■ 賞味期限
直射日光を避け常温で保存してください。
■ 飲み方
冷でどうぞ

商品説明
柑橘類を思わせる爽やかな酸味を伴った、・~ネラル感のある辛口の味わいです。
フルーティーな口あたりとフレッシュな爽快感、飲みやすさが特徴的なスパークリングワインです。
リースリングの改良品種としてドイツで開発され、現在は北海道のワインづくりに最適の品種のひとつとして知名度と評価を高めている葡萄品種がケルナー。
今回、その味わいを「辛口」にリニューアルし、従来の甘みを伴った「中口」よりもドライでさっぱり感を高め、爽やかで食事との相性のよさが楽しめます。

青リンゴやグレープフルーツ、かすかにミントやハーブを思わせる若々しい香りがあり、きりっとした印象です。そして、柑橘類を思わせる爽やかな酸味を伴ったミネラル感のある辛口の味わいが、シーフード料理や和食の味わいを引き立てます。道産食材や海の幸とベストマッチであることはもちろんのこと、食前酒やパーティーシーンにも似合います。
商品名 アルコール度数 色 味
おたるケルナー スパークリング 12% 白 辛口
【北海道ワイン】
醸造所は小樽の海を見渡す北向きの山の中にあり、重力、雪、地下水などを利用したエコロジカルな設計となっています。涼しい環境が美味しいワインを生み出し、ワインを美味しく熟成させます。

ドイツのワイナリー同様にアロマティックなワインを生み出すステンレスタンクを使用し、タンク上部には天然の地下水を散水する装置を備えており、低温発酵と、低温貯蔵を可能にしています。

北のワインならではの豊富な酸とミネラルの結晶である「酒石」を安定化させるのに、冬の雪がワインの冷却安定化に役立っています。

醸造所(小樽)  北緯43度10分 東経141度01分
自社農場(浦臼) 北緯43度25分 東経141度48分
※この他、契約農場は道内26市町村に存在

主要農場は、北緯43度付近にあり、南仏マルセイユと同経緯ですが、南仏の温暖な地中海性気候とは異なり、ドイツに近い亜寒帯性気候に属しています。
グルメマートより)



Otaru Kerner Sparkling Hokkaido Wine Part2




(*)イオン西ショッピングセンターより購入。1,964円。


Spenker Winery Estate Bottled Zinfancel Lodi 2010

2014-04-03 00:00:00 | アメリカ
Spenker Winery Estate Bottled Zinfancel Lodi 2010
Spenker Winery Estate Bottled Zinfancel Lodi 2010
【スペンカー】 ≪Spenker Winery≫
■悠久の時を経て……スペンカー、ここに復活。

◎1903年創業、ジンのスペシャリストが迎えた宿命の刻。
造り手を問わず珍重される葡萄樹に "オールド・ヴァイン" があります。歳を重ねた所謂「古樹」というものは、地中深くに根を張り巡らせて大地の奥底から養分を吸い上げ、若い木では絶対に出せない魅惑の旨みを果実として実らせます。技術(人)や道具(樽など)はお金を出せば買えますが、樹齢ばかりはどうにもなりません。それを生み出すことが出来るのは唯一「時間」のみです。

ただし良いことばかりではありません。生命力あふれる若い樹とは異なり、高樹齢の葡萄樹は非常にデリケートで、丹念に手入れを行わないとたちまち駄目になってしまいます。また、その命は永遠ではありません。どんなに大切に扱っても寿命が来てしまうと満足な果実を実らせることが出来ず、植え替えを余儀なくされます。

2003年、そんな憂き目を迎えてしまった造り手がスペンカー。私イナムラ@てんちょが愛して止まぬ、素晴らしきジンファンデルの先駆者です。スペンカーが抱える葡萄樹は、最古のもので1902年植樹、つまり最高樹齢で優に100年を超えるという神秘のオールド・ヴァインでした。

もう何年前になるでしょう?確か、私イナムラ@てんちょがこのジンファンデルと初めて出会ったのは1990年代の後半だったと思います。飲んだ瞬間に恍惚感におそわれ、あまりのショッキングな美味しさから当時のNo.1お勧めジンファンデル…としてご紹介をスタートしました。今も残っている私イナムラの当時のご案内文章には、「これはロダイ地区から躍り出たスーパースターの卵です」と記してありました。

それから毎年ご案内を続け、累計販売本数は700本を突破。そして迎えた2003年ヴィンテージ…ワイン到着と同時に、残念な告知もが付随することとなりました。

今回スペンカーが誇るジンの100年古樹は、遂にその寿命を迎えてしまい、ワイナリーが満足行く果実を実らすこと事が出来なくなり、結果、植え替えを行うことが決定してしまったのです。2003年を最後に引き抜かれてしまったスペンカーの古木たち。ワインとしても'04年から'06年ヴィンテージは存在せず、'07年ヴィンテージより新しい葡萄樹から造られたスペンカーがリリースされました。ところが・・・(後半へ)

▼スペンカー・ワイナリー(Spenker Winery)
ロダイで3代にわたってジンファンデルだけを栽培している夫婦二人三脚の、まじめで、まじめな、偉大なるグロウワー 『スペンカー』。1902年に設立者のフリッツ・スペンカー氏がロダイにジンの葡萄樹を植えたところからスタートします。1990年代まで、実に約90年間はワイナリーではなくグロウワー…ブドウ栽培一筋でした。一流は一流を呼び込むものです。彼らの素晴らしい果実は、ご存知【★★★★★】生産者 『ターリー』、パーカー曰く「恐るべきジンの道標」なる 『ロバート・ビアレ』、当店でもシリーズ1200本完売の 『ジェシーズ・グローヴ』 といったジンの達人達がこぞって買い付けに来るほどでした。1995年より満を持して自からの名でワインリリースを開始。デヴュー・ヴィンテージでいきなり【WS90点】を獲得し、グロウワーのみならずワイナリーとしてもスペンカーは一躍陽の目を浴びることとなります。

カリフォルニアの歴史的傑出年となった'97年ヴィンテージでは、「まるでターリーの双子の様相を呈している。」という当時のジン生産者としては最高のホメコトバにて賞賛され、価格はターリーの半分以下とあって大いにジン・ファンを喜ばせ、高品質のブティック・ワイナリーとして知られるようになりました。

しかしワイン造りが大きく取り上げられても、そのひたむきさや真面目さは全く変わりません。手掛けるジンは 『エステート・ボトルド』 これただ1銘柄だけ。その生産量もわずか≪1000ケース台≫のみという少なさ。造れば造っただけ売れるほどのワインです。ですが夫妻は自らの生産はこれだけに抑え、あとは変わらず周囲のワイナリーのために、その声に耳を傾けて葡萄を育て、出荷を続けてきました。彼らのワインがどれだけ有名になっても、スペンカー・ファミリーはあくまで "栽培家" を自負しています。

'07年に復活したスペンカーでしたが、この年は日本への輸入は無し。待望の国内復活は'08年ヴィンテージからでした。輸入再開報を受けた私共は、飛びつくように試飲させて頂きました。が……残念ながらその味わいに、スペンカーの面影は残されていませんでした。

スペンカー自らもそれを判っていたのでしょうか?ワイン名称もラベルも変えてリリースされ(詳細後述)、全くの別物となってしまった'08年スペンカー。私共はこれを "スペンカーの復活" とはとても申し上げることができず、ただただ残念な想いに苛まれました。「もうあの味わいが帰ってくることは無いのだろか…」と寂しさに包まれながらも迎えた最新2009年ヴィンテージ。

スペンカーは、やってくれました。

◎スペンカー、「真の」復活。
凝縮感や嘗てのマロ味などはまだまだこれから…(或いは意図的なスタイルの変遷)と見え、全体的にスリムかつ軽快にはなってはいます。しかし小慣れたきめ細やかなタンニン、それ自体が持つ果実味の旨味などは確かにスペンカーのもの。そして味わいの差分はきっちり価格にも反映されています。定価ベースで旧4,700円より1,500円の値下げと、加えて当店特価により約四割ものプライス・カットが実現しております。

これならば単純にこの価格帯のジンファンデルとして確実にオススメできるものであり、またこの味わいの "舞い戻り" を自ら実感してのことか、「スペンカー・ラベル」もまた帰ってきました。更なる樹齢の積み重ねを経て、スペンカーは益々スペンカーらしさを取り戻していくものと思いますが、、、
●当店はこの「2009年を以って」スペンカーの復活とさせて頂きます。

●スペンカー ジンファンデル "エステート・ボトルド" ロダイ [2010]

●ここに迎えたスペンカー「真の」復活。
'03年を以って葡萄樹の植え替えを行い、'04年~'06年までは生産の無かったスペンカー・ジンファンデル。悠久の時を経て、'09年に「真の」復活を迎えました。真の…と申し上げるには理由があり、正確には'09年がスペンカーの復活ヴィンテージというわけではありません。

▼ラスティック・レッド?(Rustic Red Estate)
実はスペンカーの本国での生産復活は'07年ヴィンテージから。日本への輸入も、'08年から再開しておりました。

待ち望んだスペンカーの再来となった'08年。はやる気持ちを抑え、私どもは早速1本取り寄せて試飲に臨みました。…ところがその味わいは私どもが描くスペンカーのイメージとはかけ離れ、抜栓当日、そして数日後まで経過を見るも、残念ながらそこに面影や美味しさを汲み取ることはできませんでした。スペンカー自らもそれを察していたのでしょうか?名称には「ラスティック・レッド」(Rustic:ひなびた、純朴な、飾り気の無い、粗野な…などの意)とのサブ・タイトルが付けられ、ラベル・デザインにしても一新(左画像)。実際手にしてお飲みになり、嘗てのスペンカーとは全くの別物になっていた'08年に肩を落とされた方も少なくないはずです。私共もジンファンデル好きとして、カリフォルニア専門店として、そして何よりスペンカー愛好家として、このワインで「スペンカーの復活」を謳うこと、皆様に販売すること、ましてや推奨することはどうしても憚られ、弊社での取り扱いは見合わせ…とさせて頂きました。

しかしそこはジンのスペシャリスト、スペンカーです。そんな "ラスティック" を間に経て到着した'09年にて、早くも軌道修正を行い、見事な復活劇を見せ付けてくれました。そしてこの度のご案内は、復活二年目の'10年となります。

確かに嘗ての凝縮した過熟一歩手前のような、あの濃厚なエキスが噴出するような妖艶な姿ではありません。高い糖度やアルコールを保ちながらも、美しい酸味、朗らかな爽やかさを打ち出しており、量感の中にむしろ洗練性や繊細さを表現するスタイルになっています。しかしこの変化はトレンドを含めたスペンカーの "意図的なもの" と言えるかもしれません。実際スペンカーでは以前よりも収穫タイミングを早め、樽を変更(後述)するなどの改良を加えており、良い意味でスリムになったこの綺麗な酒質や滑らかさは、彼らの「狙い」ともとれます。一方で溶け込みを感じるキメの細やかなタンニン、それ自体に果実甘味を含む旨味の個性的表現、小慣れた複雑味などはまさしくスペンカー。品質に関しては完全に蘇ったと言えます。この味わいの舞い戻りがまるでリンクしているかのように、'09年からのスペンカーは、名称から「ラスティック」の副題が取り除かれ、ラベル・デザインも旧型に近い、復刻版のようなデザインになりました。これをスペンカー自らの自信の回復…と見るのは邪推でしょうか。

それでももし嘗ての味わいとの差分を指摘する場合、できれば、この価格改定も考慮頂けると有難いです。定価ベースで旧4,700円から3,200円へと1,500円もの値下げ、加えて当店特価が加わることで、実質 "四割近く" ものプライス・カットが実現しています。4,700円からの一挙2,000円台への突入は、隔たりを補って余りある十分すぎるほどのもの。単純に2,000円台のジンとして見て頂ければ、充実感足る内容ではないかと思います。

◎ヴィンテージが2009年になりました。【2013.7.27更新】
(→'09年のお客様試飲では、その支持率にてメデューサ('06年)&リッジ・イースト・ベンチ('09年)にも勝利)。

'10年のスペンカーも、豊富なアロマを漂わせ、舌触りに粘性と密度のある甘みを感じさせます。ただ、寒冷の年だったせいか(あくまでZin.にしては)ロースト味を伴ったオーク・ヴァニラの中に、どこか青みある香味を感じさせます。プラムやブラック・チェリー、バタースカッチやエスプレッソなどで構成され、柔らかなタンニンと乳酸系の酸味が溶け込みます。'09年ほどの大きさは無く、逆にまとまりある印象。いい労作です。

ここまでクオリティーを戻すための努力は相当のものであったと思います。植え替えを行う際も、嘗ての枝を残しておき、新たな台木への接ぎ木を試みたり、樽にしてもこれまでアメリカン・オークを使っていたものを、フレンチ・アメリカン(フランスの樽メーカーによって、独自のトースト技術を用いて造られたアメリカン・オーク。純アメリカン・オークよりコストが高いが、フレンチ・オークほどではなく、樽香の影響も純アメリカンほど強く出ないと言われており、近年流行の兆しを見せているそうです)に移行するなど、相変わらずの真面目な取り組みが見られます。

●覚えておいて下さい。スペンカー「真の復活」は'09年から。
YANAGIYAより)




スペンカー・ジンファンデル・エステート '10
Spenker Zinfandel Estate '10
産地 アメリカ
カリフォルニア州 / ロダイ
このワインのワイナリー情報
容量 750ml 希望小売価格(税別) ¥3,200-
分類 果実酒 タイプ 赤/辛口/重
アルコール度 15.5%
年間生産量 235ダース 栽培面積
ヘクタール当り収量
土壌
ぶどう品種 ジンファンデル89%/シラー8%/プティ・シラー3%
ヴィンテージ特徴 記録的な冷涼な年となり、ロダイでは長い栽培シーズンにより、バランスの良いブドウが実った。
栽培
醸造
熟成 培養酵母使用/ステンレスタンク発酵/アメリカンオーク樽熟成(仏セガン・モロー社、新樽比率40%)
瓶詰日/販売日  / 
ワイン味わい 記録的な冷夏となった2010年は、長い栽培シーズンにより、酸と糖度のバランスのよいブドウが実った。ブラックチェリーとプラムの果実味を、バニラと杉の風味が覆い、充実した果実の味わいを提供。わずかにシラー、プティ・シラーがブレンドされ、滑らかなテクスチャーとスパイシーさを補っている。
ヴィレッジ・セラーズより)




(*)YANAGIYAより購入。3,219円。
抜栓日:2014年4月14日
インポーター:ヴィレッジ・セラーズ
コルク:ワイナリー名とホームページアドレス、電話番号が刻印されています。45mm。
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:濃い目のパープルルビー。イメージとしてダークカラーという感じ。
エッジ:
脚:なかなかの粘調度。たらり~っと落ちてきます。
 
香り:のっけに樽香というか杉の木香、バニラ香がどーんと来て、そのなかにアメリカンチェリー、ブラックペッパー、プラムの香り。スワリングでややとんがったイメージの香り。ママちゃんも開口一番「バニラ!」と言っていました。徐々にロースト香が出てきました。
 
タンニン:歯茎には渋みとしてあまり来ませんが、しっかりとしたタンニン。全然ギスギスしていませんがフレッシュなタンニンです。
 
味:ものすごい濃厚な味わい。酸もほどよくあります。とにかく濃い。果実甘味が半端なく、口の中から液体が消えた後に、ミント系のハーブが残っているかのような後口。ぶどうの完熟感が半端ないワインです。ものすごい濃い紫の果実をギューッと絞ってどろどろにしたようなイメージ。肉付きがとても良いワインです。
これは、なんかTボーンステーキと一緒!って感じ。
そうそう、さっきサイトを色々見ていてでてきたのが、「アマローネににている」の文字。そう確かにそんな感じ。


Ritual Pinot Noir Casablanca Valley 2011

2014-04-02 00:00:00 | チリ
Ritual Pinot Noir Casablanca Valley 2011
Ritual Pinot Noir Casablanca Valley 2011 Part1
≪1OO点醸造家ポール・ホブス監修ピノがこの価格≫
●リチュアル(byヴェッラモンテ) ピノ・ノワール カサブランカヴァレー [2011]

●米国ワイン界を代表する二人の巨匠によるチリ進出版ピノ!
 【※2012.7.31追記】 新たに「白」が加わりました!→コチラから。
ボトルの重量と厚みからしてもう1000円台とは思えないのですが(届いたら是非手にとってみてください)…ともかく、ポール・ホッブス氏のピノ・ノワールといえば、自らのワイナリからリリースする 『R.R.V.ピノ』 では2010年版のWS誌年間TOP100にて【第6位】に選出(WS94)。シングル・ヴィンヤードの 『リンゼイ』 に到ってはキュヴェを含め5度の【RP95点】に到達する品質を誇ります。ただし価格は7,000円~万円オーバー。弟分の 『クロスバーン』(こちらもW&S92点)でも5,000円弱です。そんな彼の監修するピノが1,000円台…嬉しすぎる夢のようなヴァリュー・プライスと素晴らしい品質を誇るベストバイ・ピノがこちらの 『リチュアル』 なるピノ・ノワールです。

肉厚なボディ、安チリの嫌味を感じさせないふくよかな旨み…当ピノの驚くべきクオリティは、米国メディアだけでなく、弊社実店舗のお客様参加型ブラインド試飲会「Yanagiyaワイン道場」でも好評頂きました。

■世界を巡るカジュアル・ピノの旅…チリ編
「手頃で美味い」が難しい高貴な葡萄品種ですが、1,000円台までで厳選しました!>>【世界の安旨ピノ特集】はこちら。

このヴェラモンテ、実はオーナーもまたナパでは知られた傑物。ワイン詳細のご案内前に、価格がちょっとしたサプライズにすら見える、もの凄いコンビが揃う "生産者情報" を先にご案内致しましょう。

▼ヴェッラモンテ(Veramonte)
1960年、当時まだスモール・ワイナリであった 『コンチャ・イ・トロ』 のCEOに就任し、その手腕でこれをチリ最大級のワイナリに躍進させたアガスティン・ヒュネイアス(Agustin Huneeus/右下画像)。1971年に海外進出を決め、新天地をカリフォルニアに定めると、1985年に 『オーパス・ワン』 の隣人、『フランシスカン』 のパートナー兼代理社長になり、フランシスカンをナパ屈指のプレミアム・ワイナリに成長させる傍ら、チリでも 『カリテラ』 と 『エラスリス』 という二大著名ワイナリーの躍進を支えます。1989年にナパの 『クインテッサ』 を購入すると、これを筆頭とするワイン・グループを形成。傘下に 『フラワーズ』、『オリン・スィフト』 を加え、『ヒュネイアス・ヴィントナーズ』 と命名しました。

1990年中盤、これまで培ってきた40年間の業界での経験が、彼にカサブランカ・ヴァレーの可能性を気づかせます。この地が世界的なワイン産地になりうるポテンシャルを秘めていることを感じ、彼は再びチリに戻って情熱を滾らせます。こうして積み重ねてきた深い知識と大いなる経験、高き技術の集大成としてカサブランカヴァレーに設立した造り手が 『ヴェラモンテ』 なのです。チリで初めてナパ・スタイルのヴィジター・センターを構え、最新鋭の設備を擁し、そして迎えたコンサルタントは【RP100点】の生みの親、ポール・ホブス。彼は監修するヴェラモンテを指し、「現在チリでもピノにこれだけ尽力している生産者は殆ど無い。」と自信の程を述べています。

世界的に知られる二人の傑物によるタッグ。そしてカサブランカ・ヴァレーの素晴らしいフルーツ。それでいてこの価格。話題にならぬわけもなく、WE誌【世界TOP100 Best Buys】の受賞、W&S誌での【世界TOP100 Value of the Year】二年連続選出、そしてスペクテイター誌では三年連続で【Best Values】に輝くなど、安旨タイトル総ざらい状態のヴェラモンテ。醸造ばかりでなく、ポール・ホブスより栽培指南をも受け、健康に育まれた果実は朝霧漂う冷涼な時間帯に、手摘みにて収穫されます(全てエステート・フルーツ)。慎重且つ丁寧に行われるパンチング・ダウンとマロラクティック発酵を経て、新樽比率40%のフレンチ・オークで14ヶ月の樽熟成…と、仕様は完全に価格の平均を上回る…。

◎ヴィンテージが2011年になりました。【2013.4.5更新】
'10年に当店初登場を迎えたリチュアル。この度のご案内は二年目の'11年です。ところがリリース直後に試飲した際は樽が強すぎて各要素とのバランスがとれておらず、メルマガでも「現状のままですとおすすめできません。」とお伝えしました。その後数ヶ月を経てインポーター担当さんより「再戦求む」との連絡を受け、二度目の試飲に挑みました。

すると熟成が進んでオークも馴染み、それが凝縮感ある果実味に解けて嫌味が無くなってきていて、これならばお勧め!いよいよ本領発揮…の段階に入ってきました。複雑さを感じさせる香りに溢れ、ピノのわりにがっちりした多量なタンニンを抱え、詰まった旨みがタップリ。程よいスパイスも効いて、果実甘みは品が感じられます。濃いプラム、なめしにかすかに獣香も。濃く飲み応えあるしっかりした造りにして、しかも旨味をストレートに感じさせる万人向きのピノに仕上がってきています。

一昔前の安いチリ・ピノに必ずあった埃っぽさや嫌味が無く、この仕立てにはアガスティン・ヒュネイアス自らもこう述べます…「リチュアルは、カサブランカ・ヴァレーでのワールドクラス・ピノ造り、その探求の結果である」と。『リチュアル』 はスタンダード版 『リゼルヴァ』 の上位版。それでもこの価格なのですから、コスパの高さには驚くばかり。

●これが1,500円台とは素晴らしい…ポール・ホブス氏がカリフォルニアで安いピノ・ノワールを造らない "理由" にすら思えてきます。
YANAGIYAより)




◆ リトゥアル( リチュアル by ヴェラモンテ ) ピノ・ノワール カサブランカ・ヴァレー [2011]
  希望小売価格 1,890 円 (税込) のところ ⇒ 特別税込価格 1,659 円・送料別

 Ritual ( by Veramonte ) Pinot Noir
 生産地:チリ、カサブランカ・ヴァレー
 品 種:ピノ・ノワール100%
 タイプ:赤、辛口、フルボディ
 収 穫:朝早くに収穫
 醸 造:色を抽出するため3~5日間低温マセラシオン、小さなオープントップタンクで穏やかにパンチダウン、マロラクティック発酵
 熟 成:新樽40%フレンチオーク樽、14ヶ月間熟成
 味わい:美しく輝くルビー色、ブラックチェリー、ラズベリー、ブルーベリーの香り、なめし皮、スパイス、スモーキーさも併せ持つ、フレッシュ、フルーティーな果実味が豊かで、丸みのある柔らかいタンニンがあり、エレガント、樽の香ばしさも感じられるリッチな味わい、肉厚なボディ、嫌味を感じさせないふくよかな旨み、驚くべきクオリティです
 備 考:米国ワイン界を代表する二人の巨匠によるチリ進出版ピノ、ボトルの重量と厚みからしてもう、1,000 円台 とは思えないのですが、ポール・ホッブス氏のピノ・ノワールといえば、自らのワイナリからリリースする 『 R.R.V.ピノ 』 では、2010年版のWS誌年間TOP100 第6位に選出(WS:94点)。 シングル・ヴィンヤードの 『リンゼイ』 に到ってはキュヴェを含め5度のWA:95点に到達する品質を誇ります。 ただし、価格は、7,000 円~万円 オーバー。 弟分の 『 クロスバーン 』 ( W&S:92点 )でも、5,000 円弱です。 ホッブス氏の監修する 1,000 円台のヴァリュー・プライス&高品質ベスト・バイ・ピノが、 『 リトゥアル ( リチュアル ) 』 ピノ・ノワールです。 リトゥアル の葡萄が栽培されているカサブランカ・ヴァレーの土壌は、多様で変化に富んだミクロ・クリマ ( 微小気候 ) があります。  海風の影響により、冷涼な気候が保たれ、カリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーにも匹敵する ピノ・ノワール栽培最適地と考えられています。 アメリカのワインメーカー ポール・ホッブス氏と提携して、昔ながらの葡萄栽培、ブルゴーニュの栽培・醸造方法を使用し、優れた品質、構造、エレガントな味わいのピノ・ノワールを造りだしました。 醸造ばかりでなく、ホッブス氏より栽培指南をも受け、健康に育まれた 果実は、朝霧漂う冷涼な時間帯に 手摘み収穫 、全てエステート・フルーツを使用、慎重且つ丁寧に行われるパンチング・ダウンとマロラクティック発酵、新樽比率40%フレンチ・オーク14ヶ月樽熟成、と仕様は、完全に価格の平均を上回ります。

★ ワインスペクテーター誌 WS:90点
飲み応えあるピノ・ノワール、ワインスペクテーター誌 WS:90点を獲得。 ボトルは、重い、重厚なヘビーボトルを使用、高級感がありますが、お値段はいたって良心的です。
ピノ・ノワールの果実感がありながらも、シッカリとしたボディと果実味、世界クラスのワインです。

 Ritual Pinot Noir is the result of Agustin Huneeus’ quest to produce world class Pinot Noir from Casablanca valley. Partnering with esteemed American winemaker, Paul Hobbs and applying the same time-honored viticulture and winemaking methods as those used in Burgundy, he set out to produce Pinot Noir of superior quality, structure and elegance. Fruit for this wine is selected from 3 distinct vineyard sites within our Casablanca Valley estate. Hand harvested in small batches in the cool morning fog, fruit from each vineyard contributes unique qualities to the finished wine in the form of character, dimension and personality. Together, they create a beautiful, elegant expression of Pinot Noir from Casablanca Valley.

 リトゥアル ピノ・ノワールは、世界クラス・ピノ・ノワールをカサブランカ・ヴァレーから造り出すためのオーガスティン・ヒュネイアス氏の探求の結果です。 ワインメーカー、ポール・ホッブス氏、ブルゴーニュと同じ由緒ある葡萄栽培に適用した、ワインメイキング方法を使用することを尊敬されたアメリカ人と協力して、彼は優れた品質、構造と優雅さのピノ・ノワールを生産しようと試みました。 このワインのための果実は、我々のカサブランカ・ヴァレー産の中の3つの異なった葡萄園から選ばれます。 涼しい朝霧の中で小さなバッチで手摘み収穫されて、各々の葡萄園からの果実は、品格、局面と個性の形で独特の性質を完結したワインに貢献させます。 一緒に、彼らは、カサブランカ・バレーから、ピノ・ノワールの美しい、エレガントな表現力をつくります。
 ( 参考:ritualwines.com/ )

◆ ヴェラモンテ:Veramonte
 1960年、当時まだスモール・ワイナリーだった 『 コンチャ・イ・トロ 』 のCEOに就任し、その手腕でこれをチリ最大級のワイナリーに躍進させたアガスティン・ヒュネイアス( Agustin Huneeus )氏。 1971年、海外進出を決め、新天地をカリフォルニアに定めると、1985年、 『 オーパス・ワン 』 の隣人、 『 フランシスカン 』 のパートナー兼代理社長になり、フランシスカンをナパのプレミアム・ワイナリーに成長させる傍ら、チリでも 『 カリテラ 』 と 『 エラスリス 』 という二大ワイナリーを支えます。 1989年、ナパの 『 クインテッサ 』 を購入すると、これを筆頭とするワイン・グループを形成します。 傘下に 『 フラワーズ 』、『 オリン・スィフト 』 を加え、『 ヒュネイアス・ヴィントナーズ 』 と命名しました。
 1990年中盤、培ってきた経験から、彼は、カサブランカ・ヴァレーの可能性に気づきます。 この地が、世界的ワイン産地になりうるポテンシャルを秘めていると感じ、ヒュネイアス氏は、彼の集大成として、カサブランカヴァレーに、 『 ヴェラモンテ 』 を設立します。 チリで初めて ナパ・スタイルのヴィジター・センターを建設、最新鋭の設備を擁し、醸造コンサルタントには、ポール・ホッブス氏を招きます。 ホッブス氏は、彼の監修するヴェラモンテを、「現在、チリでもピノにこれだけ尽力している生産者は 殆ど無い。」 と自信の程を述べています。 WE誌 「 世界 TOP100 Best Buys 」 受賞、 W&S誌 「 世界 TOP100 Value of the Year 」 二年連続選出、ワイン・スペクテイター誌 三年連続 「 Best Values 」 受賞など、安旨タイトル総獲得状態のヴェラモンテです。
 2011年、複雑さを感じさせる香りに溢れ、多量なタンニンを抱え、詰まった旨みがタップリ、程よいスパイス、果実甘みに品が感じられ、濃いプラム、なめし皮、かすかに獣香、濃く飲み応えあるしっかりした造り、旨味をストレートに感じさせる万人向きのピノに仕上がってきています。 アガスティン・ヒュネイアス氏自ら、「リチュアルは、カサブランカ・ヴァレーにおけるワールドクラス・ピノ造り、その探求結果である。」
 ( 参考:veramonte.com/ )
Wine Beer ワインビール比較試飲評価&Newsより)



Ritual Pinot Noir Casablanca Valley 2011 Part2




(*)YANAGIYAより2本購入。1,659円。Facebookより情報を仕入れて購入した。
インポーター:オーバーシーズ
抜栓日:2014年4月10日
コルク:45mm。なにか文様が入っています。作り手の名前も刻印されています。
液漏れ:なし。
グラス:リーデルのブルゴーニュタイプを使用。
 
色:ガーネットルビー。結構濃い目の色合いです。
エッジ:ルビー色。
脚:そこそこ粘稠度があります。
 
香り:最初はあまり香り立ちませんでしたが、それでもブラックベリー、カシス、ミントの香り。ややジャミーなところもありますが、熟れたベリーの香りという印象。スワリングでもさほど要素は変わらず。しかし、娘さんは「醤油、松前漬けの匂い。みりんに醤油を混ぜた匂い」と表現。ママちゃんは「セラーのカビ臭い匂い」と。ん?ブショネ? ぜんぜんわからん。
 
タンニン:まだ若々しいタンニンで、歯茎にもしっかりと渋みとして残りますが、決して嫌な感じではありません。
 
味:そんなに際立った酸ではありません。味わいはややジャミーな感じで、カシスやブラックチェリーのニュアンスです。後口にミントの要素を感じます。果実味はたっぷりと感じます。時間とともに温度が上がると、なかなか濃厚な味わいになってきました。ちょっとベタぁ~っとする感じ。値段を考えるとコスパはいいと思います。


Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995

2014-04-01 00:00:00 | アメリカ
Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995
Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995
【カリン・セラーズ】 ≪Kalin Cellars≫
■一人の偏執的天才によって造られる、驚くべきワインの存在。[ 史上初の蔵出し品小売登場 ]

◎「信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した。」
…とはインポーターさんのコメント。カリン久々の日本正規輸入を成功させたインポーターは、ふだんは欧州系ワインを主体とするI社さんですから、驚かれるのも無理はありません。カリフォルニアに強い方であれば既にその名はご存知かもしれませんし、そうでなくともアドヴォケイト誌を毎号購読されている皆様であれば、昨年2011年に発刊されたWA#193号にて、カリン・セラーズの名は強く印象に残っているのではないでしょうか…。

当時発刊された193号の特集は「Northern California」。新規登場ワイン651本のうち、大多数が'07年~'09年ヴィンテージである中、ぽつんと'95年のシャルドネがレヴュー&掲載され、異彩を放っていたカリン・セラーズ。何も知らずご覧になられた方々も、「2011年に'95年のワイン?なんでココだけバック・ヴィンテージの掲載?」と思われたかもしれませんが、違います。これ、バック・ヴィンテージなどではありません。実はこれが現行年。
過去年号の再試飲などではなかったのです。

何だこれは?と思わずレヴュー詳細ページへと飛ばれた方も、出てきたパーカー氏のコメントに益々興味をそそられたのではないでしょうか。

→「これは誤植・印刷ミスなどではない。現行リリースが1995年のシャルドネなのである。このリーズナブル・プライスの白ワインは、1996年8月に無濾過にてボトル詰めされた。15年近くが経過しているが、黄金色のヒントは僅かで、明るい麦わら色をしている。このワインは驚くべきことに若々しい。」(byロバート・パーカー)

カリン・セラーズとはそういうところなのです。
更に輸入元コメントを続けましょう。

「信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した。飲み頃に達するまで、10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズだ。果たしてそれで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者だが、驚くべきことに、ロバート・パーカーやステファン・タンザーが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ、ルソー、オー・ブリオンなどを引き合いに出し、数多の賞賛の言葉を連ねている。YOMIURI ONLINEでも5月22日に取り上げられたばかり。

今回、このカリン・セラーズから2012年5月にリリースされたばかりの1990年代の3種類のキュヴェを皆様にご紹介できる事となりました。」

現在ではインポーター移動が起き、日本正規輸入元はカリフォルニア専門商社のH社へと移動し、更に日本マーケットとの繋がりが深く濃くなりました。以下に 『カリン・セラーズ』 三種をご案内致します。紛れも無く今年発売された新リリースのワインですが、最も新しいものでも2000年。あとは90年代。再度申し上げますが、"これが現行ヴィンテージ"(最新年号)です。

▼カリン・セラーズ(Kalin Cellars)
カリフォルニア北部、マリン・カウンティに本拠を置くこのワイナリーは、長年カリフォルニア大学で教鞭を取ってきた微生物学者、テランス(テリー)・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に設立されました。アシスタント・ワインメーカーもセラー・ワーカーもおらず、全てを二人でこなしています。そのため、ピノ、シャルドネ、セミヨンを中心に、ロゼ、泡、カベルネなど全15種類程度のワインを造っておりますが、それらの総生産量を合わせても7,000ケース程度。その全てが冷涼な地域からの単一畑で、100%シングル・ヴィンヤードしか造っていません。パーカーとタンザー以外のメディアは殆ど信頼しておらず、取材にも対応していないとか。ん~、ボニー・ドゥーンのランドール・グラハムを彷彿とさせる偏屈っぷりです。

◎信条は…「第5の味覚」へのアプローチ。
レイトン氏の信条は、欧米の四大味覚である甘味/酸味/塩味/苦味に加え、ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるというもの。世界の殆どのワインが「うま味」に到達できない、あるいは到達する前に売られてしまうと考えており、全てのワインを10年以上熟成(それも樽熟ではなく10年以上の瓶熟)させた後にリリースさせるのはそのため。以下は公式サイトからの抜粋になります。

【Wines With The Fifth Taste】
「Most wines evoke the taste sensations of sweet, salty, bitter and sour. Kalin Cellars wines are among the VERY, VERY few wines presently available that evoke the FIFTH Taste of Umami. Umami is a newly discovered basic taste that is fundamentally different from the other four. It is variously described as delicious, savory or meaty. It is associated with the taste of perfection - a wine, fruit, cheese, mushroom or ham that is at its peak of flavor maturity and quality. Most wines are either not capable of attaining Umami or are offered for sale long before the fifth flavor of perfection is achieved. Kalin Cellars wines are aged in temperature and humidity controlled underground cellars until they achieve the perfection of Umami. Only after three to ten years of bottle age are these wines released for sale.」

これでも要約版で、サイト上では更に掘り下げた「Umami」理論が展開されておりますので、英語が堪能な方は、是非一度覗いて見て下さい。

因みに現地でも一般小売(ワインショップ)には30件程度にしか卸しておらず、殆どの納め先は高級飲食店やホテル。その軒数は260件以上にもなり、中にはミシュラン星付きレストランもゴロゴロ。公式サイトでは出荷先全てが掲載されております。日本への蔵出しも過去ありましたが、それもやはり業務用(飲食店)のみでした。日本の小売マーケットに蔵出し品が出回ったのは、2012年が史上初となります。

【※注意】 カリン・セラーズのワインは、全アイテムが10年以上の瓶内熟成後にリリースされますが、リコルクをせずに販売されます。そのためコルクが大変脆くなっておりますので、慎重に、そしてゆっくりと抜いて下さい。

カリンセラーズシャルドネ"キュヴェ・LV(ロング・ヴィンヤード)"ソノマカウンティ[1995]
≪2014年3月に発売の新酒が'95年…これが現行ヴィンテージ≫
○[RP92点] カリン・セラーズ シャルドネ "キュヴェ・LV(ロング・ヴィンヤード)" ソノマカウンティ [1995] (正規品) Kalin Cellars

■パーカーポイント92点

◎ご注意下さい。
カリン・セラーズのワインは全て10年以上の瓶熟を経てから発売されますが、その際リコルクなしでリリースされるため、コルクが非常にもろくなっております。抜栓時は慎重に、かつゆっくりお願いいたします。
【1996年8月瓶詰め/2012年リリース】

◎脅威の18年瓶熟。他に類を見ないシャルドネ…
飲食業界より絶大な支持を誇るフード&ワイン誌。彼らが発行するワイン・ガイドにより、最高評価の【****】を獲得し、Outstanding...と形容されるシャルドネがこちらのキュヴェ・LV。フルーツ・ソースはドライ・クリークの西側にある、往年のカリフォルニア・ファンには御馴染み、『ロング・ヴィンヤード』 から。ロングは数年前に日本への輸入がストップしてしまいましたが、シャルドネにとって重要なクローンである>>オールド・ウェンテがカリフォルニアに浸透するために一役買った生産者です。もちろんこのシャルドネも、オールド・ウェンテから。収穫、選果は全て手作業。破砕、プレスは優しくかつ慎重に行われます。新樽50%のフレンチ・オーク、シュール・リーで11ヶ月の樽熟成(100%マロラクティック)。清澄された後、濾過なしでボトル詰め。1995年ヴィンテージが2012年に発売されるという他に類を見ないシャルドネです。

≪ 兄弟キュヴェLDの過去の評価 ≫ (LVは当年号のみ)
1995【RP93】/1994【RP92:ST92】/1993【ST92】/1992【RP90】/1990【RP92/ST91】/1995【RP93】

◎ワイナリからのコメント
「Long Vineyards traditionally produces wines which are intensely flavored, perfumed and powerful. Rich varietal character is combined with exotic essences reminiscent of orange preserves, fresh tangerines, mangos, grilled bread, etc.」

シャルドネに限った話ではありませんが、カリン・セラーズのワインは、到着後暫く休ませてからの抜栓をおすすめいたします。ブラインドで出されるとヴィンテージが当らないほど若さがあり、グラスや口の中でどんどんと変化を見せます。同'95年の兄弟キュヴェLDを飲んだパーカー氏も「驚くほど若い/最低でももう10年は美味しく飲み続けられるだろう…決して冗談では無い。」と述べています。

●コロラドのアスペンで開催された【30th Annual Food & Wine Classic】で提供されたのもカリンのキュヴェLVでした。
YANAGIYAより)




カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]

信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した!飲み頃に達するまで、10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズ!!
カリフォルニア北部、マリン郡(ソノマ郡の西)に本拠を置くこのワイナリーは、長年カリフォルニア大学で教鞭を取ってきた微生物学者テランス・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に創設。テランス・レイトン氏の信条は欧米の4大味覚である甘味、酸味、塩味、苦味に加え、ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるという考え。

世界の殆どのワインが 「うま味」に到達できない、あるいは到達する前に売られてしまうと考え、全てのワインが10年以上のボトル熟成を経た後にようやくリリースされる世界を見ても、かなり珍しい生産者。

果たしてそれで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者ですが、驚くべきことに、ロバート・パーカーやステファン・タンザーが、 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ、ルソー、オー・ブリオンなどを引き合いに出し、カリン・セラーズに数多の賞賛の言葉を連ねています。

事実、世界の超一流ドメーヌやシャトーのワインばかりを取り上げるYOMIURI ONLINEでも2012年5月22日に取り上げられており、今回、このカリン・セラーズからリリースされたばかりの1990年代の3種類のキュヴェをご紹介の運びとなりました。90年代が今初リリースなんて、ハッキリ言って、聞いたことないかも。

長い熟成による圧倒的に長い余韻と、元来のクオリティを知れるズバ抜けた高レベルな味わい。是非ご期待頂きたいワインです!

※なお古酒のためコルクが抜きにくくなっています。何卒ご了承ください。

カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]
★16年熟成のシャルドネ1995年もの。その質感の高さはコルトン・シャルルマーニュを彷彿とさせるもの。

■カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]

【産地】アメリカ/カリフォルニア州
【格付】AVA ドライ・クリーク・ヴァレー
【使用品種】シャルドネ100%
【タイプ】白ワイン・コクのある辛口

【ワイン概要】

原料ブドウは、ソノマ郡のドライ・クリーク・ヴァレーにあるロング・ヴィンヤードに由来。この丘の中腹には、果粒が小さく、収量の低いシャルドネのウェント・クローンが植樹されています。地質はローム(砂と粘土が混ざり合った柔らかい土)質で、心土は深い砂利。ドライ・クリーク・リヴァーを上った丘陵のなだらかな斜面に位置しています。

ロング・ヴィンヤードはドライ・クリーク・リヴァーに隣接しているため、朝と夜に沿岸にかかる霧によって長く涼しい生育期間が保たれ、その結果、優れた風味と品種の個性を備えたブドウが育まれます。

ブドウの収穫、選果、破砕はすべて手作業で行い、ソフトに圧搾してフレンチ・オークのバリックで発酵と熟成を行う。新樽比率は50%で、熟成期間は10ヶ月。熟成後、清澄のみ行い、無濾過で瓶詰め。

今回の1995年物は1996年8月に瓶詰め。ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされたもの。

【味わい】

淡いオレンジがかった ゴールドの色調。過熟していて、カラメリゼしたリンゴやタルト・タタン、イチゴ・ジャムを思わせる香りがあり、はっきりとヴァンダンジュ・タルディーヴのスタイルであることが分かる。

豊かで厚みがあり、とても良く熟したリンゴとスパイスの風味が感じられる。シェリーのような酸化したナッティな風味が感じられるが、まだ熟成の途中でフレッシュ感と生き生きとしたニュアンスもあります。

ドライなエッジと、ミカン、マンゴー、ロースト・ナッツなどのエキゾチックな風味が非常に長く残ります。
KAGAYAより)




Kalin Cellars
信じられないワイナリーが,カリフォルニアに存在した。

 飲み頃に達するまで10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズだ。
カリフォルニア北部,マリン郡(ソノマ郡の西)に本拠を置くこのワイナリーは,長年カリフォルニア大学で教鞭を
とってきた微生物学者,テランス・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に創設された。レイトンの信条は欧米の4大味覚である甘味,酸味,塩味,苦味に加え,ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるというものだ。

 世界のほとんどのワインが「うま味」に到達できない,あるいは到達する前に売られてしまうと考え,すべてのワインが10年以上のボトル熟成を経た後に,ようやくリリースされる。果たして,それで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者だが,驚くべきことに,ロバート・パーカーやステファン・タンザーが,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ,ルソー,オー・ブリオンなどを引き合いに出し,数多の賞賛の言葉を連ねている。
事実,世界の超一流ドメーヌやシャトーのワインばかりを取り上げるYOMIURI ONLINEが,2012年5月22日にこの
カリン・セラーズを紹介したことは記憶に新しい。

《カリン・セラーズの歴史と概要》
 カリン・セラーズは,1977年にサンフランシスコの北に位置するマリン郡(ソノマ郡の西,カリフォルニア州)に
テランス&フランセス・レイトン/Terrnce & Frances Leighton夫妻によって創設された。アシスタント・ワインメーカーもセラー・ワーカーも置かず,ブドウの栽培から瓶詰めしたワインの販売にいたるまでのすべてを2人で行っており,収穫など必要な時に限り,友人に援助を頼んでいる。テランスはワイナリーの経営と並行して,カリフォルニア大学バークレー校で微生物学の教授として教鞭をとっていた(2000年に退職)。このため,それぞれのブドウ畑にある
野生酵母の特徴や個性を,誰よりも知りぬいている。

 設立当初からのレイトン夫妻の哲学は伝統的なヨーロッパのスタイルと個性を備えた並外れたワインを造ることだった。
そのために,栽培にも醸造にも職人的方法を採用してきた。具体的には,手摘みによる収穫,白ワインの樽発酵と
シュール・リーの状態での熟成,赤ワインは木製の発酵槽での発酵とパンチング・ダウン,ソフトな圧搾,バリックでの長期熟成,赤も白も最低限の人為的介入と無濾過・・・などが挙げられる。これらは今でこそ一般的になった方法だが,当時は周囲から偏見のまなざしで見られる方法ばかりであった。レイトン夫妻はボルドーやブルゴーニュの一流生産者をライバルと考えていた。カリン・セラーズでは,ブルゴーニュやボルドーの生産者が用いるのと全く同じ方法を用い,全く同じ手間をかけている。しかし,コストは同品質のワインよりもはるかに低く抑えられている。ボルドーやブルゴーニュの一流ワインのコストが75-500ドルであるのに対し,カリンでは25-50ドルであるからだ。ノン・フィルターや白ワインのシュール・リー熟成に関しても,カリン・セラーズはカリフォルニアで先駆的存在であった。なぜなら,1981年にカリフォルニアで初めてこれらの方法を採用したのがカリン・セラーズであったからだ。以来,すべての白ワインが無濾過で赤ワインに冠しては澱引きも清澄も行わず,プレス・ワインをブレンドすることすらしていない。

 カリンでは,年間約7,000ケースのワインを生産する。すべてが単一年で,単一畑のワイン。ソーヴィニヨン・ブラン,セミヨン,シャルドネ,ピノ・ノワール,カベルネ・ソーヴィニヨンのほか,樽発酵のロゼのスパークリング・ワイン(キュヴェ・ロゼ),さらに貴腐の付いた遅摘みのセミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造るデザート・ワイン
(キュヴェ・ドール)がある。
ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。

[1995] カリン・セラーズ  シャルドネ キュヴェ LV 
Kalin Cellars Chardonnay Cuvee LV
商品情報
産地 アメリカ/カリフォルニア
色 白ワイン
品種 シャルドネ 100%
容量 750ml

ソノマ北部ドライ・クリーク・ヴァレーに位置するロング・ヴィンヤードで栽培される低収量で小粒のウェント・クローンに由来。フレンチ・オークのバリック(新樽比率50%)で発酵と熟成。熟成期間10ヶ月。1996年8月に無濾過で瓶詰め。ワイナリーでの15年9ヶ月の瓶内熟成を経て,2012年5月にリリース。
キュヴェ LD(キュヴェ LVと同じ畑の異なる区画から作られる姉妹キュヴェ。)と同じ畑に由来するこのキュヴェ LVは,1993年物が『インターナショナル・ワイン・セラー』で90点を獲得した実績を持つ。

ブドウは,ソノマ郡のドライ・クリーク・ヴァレーにあるロング・ヴィンヤードに由来する。この丘の中腹には,果粒が小さく,収量の低いシャルドネのウェント・クローンが植樹されている。地質はローム(砂と粘土が混ざり合った柔らかい土)質で心土は深い砂利。ドライ・クリーウk・リヴァーを上った丘陵のなだらかな斜面に位置する。
ロング・ヴィンヤードはドライ・クリーク・リヴァーに隣接しているため,朝と夜に沿岸にかかる霧によって長く涼しい生育期間が保たれ,その結果,優れた風味と品種の個性を備えたブドウが育まれる。

 ブドウの収穫,選果,破砕はすべて手作業で行い,ソフトに圧搾して,フレンチ・オークのバリックで発酵と熟成を行う。新樽比率は50%で,熟成期間は10ヶ月。熟成後,清澄のみ行い,無濾過で瓶詰め。
今回の1995年物は1996年8月に瓶詰め。ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経て,2012年5月にリリース。

 ロング・ヴィンヤードは,伝統的に強烈な香りと風味,力強さを備えたワインを生み出す。オレンジ・ジャムや新鮮なミカン,マンゴー,ロースト・ナッツなどのエキゾチックなエッセンスが,品種の豊かな個性を混じり合う。
メディトリーナより)



YANAGIYAより購入。5,040円。
ワイン会にて。
抜栓日:2014年5月29日
「コルク弱いです」と書かれているにもかかわらず、抜栓失敗しました(この場合はやはりコルクを突き刺して抜栓すべきですね)。カスを除くためにデカンタージュしています。色は、もう琥珀色の3歩くらい手前の色合い、かなり濃い山吹色です。香りは、ジャスミン、蜜の香り。しかし、香り自体がそんなに強くはありません。デカンタージュで飛ばしちゃったかも(^_^;)。グラスの脚が結構粘稠でした。味わいは、樽香もありますが、カリン系の濃厚さがあり、なかなかオイリーなニュアンスです。こういうシャルドネもいいなぁ~。