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Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995

2014-04-01 00:00:00 | アメリカ
Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995
Kalin Cellars Chardonnay Sonoma County 1995
【カリン・セラーズ】 ≪Kalin Cellars≫
■一人の偏執的天才によって造られる、驚くべきワインの存在。[ 史上初の蔵出し品小売登場 ]

◎「信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した。」
…とはインポーターさんのコメント。カリン久々の日本正規輸入を成功させたインポーターは、ふだんは欧州系ワインを主体とするI社さんですから、驚かれるのも無理はありません。カリフォルニアに強い方であれば既にその名はご存知かもしれませんし、そうでなくともアドヴォケイト誌を毎号購読されている皆様であれば、昨年2011年に発刊されたWA#193号にて、カリン・セラーズの名は強く印象に残っているのではないでしょうか…。

当時発刊された193号の特集は「Northern California」。新規登場ワイン651本のうち、大多数が'07年~'09年ヴィンテージである中、ぽつんと'95年のシャルドネがレヴュー&掲載され、異彩を放っていたカリン・セラーズ。何も知らずご覧になられた方々も、「2011年に'95年のワイン?なんでココだけバック・ヴィンテージの掲載?」と思われたかもしれませんが、違います。これ、バック・ヴィンテージなどではありません。実はこれが現行年。
過去年号の再試飲などではなかったのです。

何だこれは?と思わずレヴュー詳細ページへと飛ばれた方も、出てきたパーカー氏のコメントに益々興味をそそられたのではないでしょうか。

→「これは誤植・印刷ミスなどではない。現行リリースが1995年のシャルドネなのである。このリーズナブル・プライスの白ワインは、1996年8月に無濾過にてボトル詰めされた。15年近くが経過しているが、黄金色のヒントは僅かで、明るい麦わら色をしている。このワインは驚くべきことに若々しい。」(byロバート・パーカー)

カリン・セラーズとはそういうところなのです。
更に輸入元コメントを続けましょう。

「信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した。飲み頃に達するまで、10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズだ。果たしてそれで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者だが、驚くべきことに、ロバート・パーカーやステファン・タンザーが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ、ルソー、オー・ブリオンなどを引き合いに出し、数多の賞賛の言葉を連ねている。YOMIURI ONLINEでも5月22日に取り上げられたばかり。

今回、このカリン・セラーズから2012年5月にリリースされたばかりの1990年代の3種類のキュヴェを皆様にご紹介できる事となりました。」

現在ではインポーター移動が起き、日本正規輸入元はカリフォルニア専門商社のH社へと移動し、更に日本マーケットとの繋がりが深く濃くなりました。以下に 『カリン・セラーズ』 三種をご案内致します。紛れも無く今年発売された新リリースのワインですが、最も新しいものでも2000年。あとは90年代。再度申し上げますが、"これが現行ヴィンテージ"(最新年号)です。

▼カリン・セラーズ(Kalin Cellars)
カリフォルニア北部、マリン・カウンティに本拠を置くこのワイナリーは、長年カリフォルニア大学で教鞭を取ってきた微生物学者、テランス(テリー)・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に設立されました。アシスタント・ワインメーカーもセラー・ワーカーもおらず、全てを二人でこなしています。そのため、ピノ、シャルドネ、セミヨンを中心に、ロゼ、泡、カベルネなど全15種類程度のワインを造っておりますが、それらの総生産量を合わせても7,000ケース程度。その全てが冷涼な地域からの単一畑で、100%シングル・ヴィンヤードしか造っていません。パーカーとタンザー以外のメディアは殆ど信頼しておらず、取材にも対応していないとか。ん~、ボニー・ドゥーンのランドール・グラハムを彷彿とさせる偏屈っぷりです。

◎信条は…「第5の味覚」へのアプローチ。
レイトン氏の信条は、欧米の四大味覚である甘味/酸味/塩味/苦味に加え、ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるというもの。世界の殆どのワインが「うま味」に到達できない、あるいは到達する前に売られてしまうと考えており、全てのワインを10年以上熟成(それも樽熟ではなく10年以上の瓶熟)させた後にリリースさせるのはそのため。以下は公式サイトからの抜粋になります。

【Wines With The Fifth Taste】
「Most wines evoke the taste sensations of sweet, salty, bitter and sour. Kalin Cellars wines are among the VERY, VERY few wines presently available that evoke the FIFTH Taste of Umami. Umami is a newly discovered basic taste that is fundamentally different from the other four. It is variously described as delicious, savory or meaty. It is associated with the taste of perfection - a wine, fruit, cheese, mushroom or ham that is at its peak of flavor maturity and quality. Most wines are either not capable of attaining Umami or are offered for sale long before the fifth flavor of perfection is achieved. Kalin Cellars wines are aged in temperature and humidity controlled underground cellars until they achieve the perfection of Umami. Only after three to ten years of bottle age are these wines released for sale.」

これでも要約版で、サイト上では更に掘り下げた「Umami」理論が展開されておりますので、英語が堪能な方は、是非一度覗いて見て下さい。

因みに現地でも一般小売(ワインショップ)には30件程度にしか卸しておらず、殆どの納め先は高級飲食店やホテル。その軒数は260件以上にもなり、中にはミシュラン星付きレストランもゴロゴロ。公式サイトでは出荷先全てが掲載されております。日本への蔵出しも過去ありましたが、それもやはり業務用(飲食店)のみでした。日本の小売マーケットに蔵出し品が出回ったのは、2012年が史上初となります。

【※注意】 カリン・セラーズのワインは、全アイテムが10年以上の瓶内熟成後にリリースされますが、リコルクをせずに販売されます。そのためコルクが大変脆くなっておりますので、慎重に、そしてゆっくりと抜いて下さい。

カリンセラーズシャルドネ"キュヴェ・LV(ロング・ヴィンヤード)"ソノマカウンティ[1995]
≪2014年3月に発売の新酒が'95年…これが現行ヴィンテージ≫
○[RP92点] カリン・セラーズ シャルドネ "キュヴェ・LV(ロング・ヴィンヤード)" ソノマカウンティ [1995] (正規品) Kalin Cellars

■パーカーポイント92点

◎ご注意下さい。
カリン・セラーズのワインは全て10年以上の瓶熟を経てから発売されますが、その際リコルクなしでリリースされるため、コルクが非常にもろくなっております。抜栓時は慎重に、かつゆっくりお願いいたします。
【1996年8月瓶詰め/2012年リリース】

◎脅威の18年瓶熟。他に類を見ないシャルドネ…
飲食業界より絶大な支持を誇るフード&ワイン誌。彼らが発行するワイン・ガイドにより、最高評価の【****】を獲得し、Outstanding...と形容されるシャルドネがこちらのキュヴェ・LV。フルーツ・ソースはドライ・クリークの西側にある、往年のカリフォルニア・ファンには御馴染み、『ロング・ヴィンヤード』 から。ロングは数年前に日本への輸入がストップしてしまいましたが、シャルドネにとって重要なクローンである>>オールド・ウェンテがカリフォルニアに浸透するために一役買った生産者です。もちろんこのシャルドネも、オールド・ウェンテから。収穫、選果は全て手作業。破砕、プレスは優しくかつ慎重に行われます。新樽50%のフレンチ・オーク、シュール・リーで11ヶ月の樽熟成(100%マロラクティック)。清澄された後、濾過なしでボトル詰め。1995年ヴィンテージが2012年に発売されるという他に類を見ないシャルドネです。

≪ 兄弟キュヴェLDの過去の評価 ≫ (LVは当年号のみ)
1995【RP93】/1994【RP92:ST92】/1993【ST92】/1992【RP90】/1990【RP92/ST91】/1995【RP93】

◎ワイナリからのコメント
「Long Vineyards traditionally produces wines which are intensely flavored, perfumed and powerful. Rich varietal character is combined with exotic essences reminiscent of orange preserves, fresh tangerines, mangos, grilled bread, etc.」

シャルドネに限った話ではありませんが、カリン・セラーズのワインは、到着後暫く休ませてからの抜栓をおすすめいたします。ブラインドで出されるとヴィンテージが当らないほど若さがあり、グラスや口の中でどんどんと変化を見せます。同'95年の兄弟キュヴェLDを飲んだパーカー氏も「驚くほど若い/最低でももう10年は美味しく飲み続けられるだろう…決して冗談では無い。」と述べています。

●コロラドのアスペンで開催された【30th Annual Food & Wine Classic】で提供されたのもカリンのキュヴェLVでした。
YANAGIYAより)




カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]

信じられないワイナリーがカリフォルニアに存在した!飲み頃に達するまで、10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズ!!
カリフォルニア北部、マリン郡(ソノマ郡の西)に本拠を置くこのワイナリーは、長年カリフォルニア大学で教鞭を取ってきた微生物学者テランス・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に創設。テランス・レイトン氏の信条は欧米の4大味覚である甘味、酸味、塩味、苦味に加え、ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるという考え。

世界の殆どのワインが 「うま味」に到達できない、あるいは到達する前に売られてしまうと考え、全てのワインが10年以上のボトル熟成を経た後にようやくリリースされる世界を見ても、かなり珍しい生産者。

果たしてそれで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者ですが、驚くべきことに、ロバート・パーカーやステファン・タンザーが、 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ、ルソー、オー・ブリオンなどを引き合いに出し、カリン・セラーズに数多の賞賛の言葉を連ねています。

事実、世界の超一流ドメーヌやシャトーのワインばかりを取り上げるYOMIURI ONLINEでも2012年5月22日に取り上げられており、今回、このカリン・セラーズからリリースされたばかりの1990年代の3種類のキュヴェをご紹介の運びとなりました。90年代が今初リリースなんて、ハッキリ言って、聞いたことないかも。

長い熟成による圧倒的に長い余韻と、元来のクオリティを知れるズバ抜けた高レベルな味わい。是非ご期待頂きたいワインです!

※なお古酒のためコルクが抜きにくくなっています。何卒ご了承ください。

カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]
★16年熟成のシャルドネ1995年もの。その質感の高さはコルトン・シャルルマーニュを彷彿とさせるもの。

■カリン・セラーズ シャルドネ“キュヴェ LV”[1995]

【産地】アメリカ/カリフォルニア州
【格付】AVA ドライ・クリーク・ヴァレー
【使用品種】シャルドネ100%
【タイプ】白ワイン・コクのある辛口

【ワイン概要】

原料ブドウは、ソノマ郡のドライ・クリーク・ヴァレーにあるロング・ヴィンヤードに由来。この丘の中腹には、果粒が小さく、収量の低いシャルドネのウェント・クローンが植樹されています。地質はローム(砂と粘土が混ざり合った柔らかい土)質で、心土は深い砂利。ドライ・クリーク・リヴァーを上った丘陵のなだらかな斜面に位置しています。

ロング・ヴィンヤードはドライ・クリーク・リヴァーに隣接しているため、朝と夜に沿岸にかかる霧によって長く涼しい生育期間が保たれ、その結果、優れた風味と品種の個性を備えたブドウが育まれます。

ブドウの収穫、選果、破砕はすべて手作業で行い、ソフトに圧搾してフレンチ・オークのバリックで発酵と熟成を行う。新樽比率は50%で、熟成期間は10ヶ月。熟成後、清澄のみ行い、無濾過で瓶詰め。

今回の1995年物は1996年8月に瓶詰め。ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされたもの。

【味わい】

淡いオレンジがかった ゴールドの色調。過熟していて、カラメリゼしたリンゴやタルト・タタン、イチゴ・ジャムを思わせる香りがあり、はっきりとヴァンダンジュ・タルディーヴのスタイルであることが分かる。

豊かで厚みがあり、とても良く熟したリンゴとスパイスの風味が感じられる。シェリーのような酸化したナッティな風味が感じられるが、まだ熟成の途中でフレッシュ感と生き生きとしたニュアンスもあります。

ドライなエッジと、ミカン、マンゴー、ロースト・ナッツなどのエキゾチックな風味が非常に長く残ります。
KAGAYAより)




Kalin Cellars
信じられないワイナリーが,カリフォルニアに存在した。

 飲み頃に達するまで10年以上寝かせてからでないとワインをリリースしないという哲学を貫くカリン・セラーズだ。
カリフォルニア北部,マリン郡(ソノマ郡の西)に本拠を置くこのワイナリーは,長年カリフォルニア大学で教鞭を
とってきた微生物学者,テランス・レイトンと夫人のフランセスによって1977年に創設された。レイトンの信条は欧米の4大味覚である甘味,酸味,塩味,苦味に加え,ワインにおいても第5の味覚「うま味」が必要であるというものだ。

 世界のほとんどのワインが「うま味」に到達できない,あるいは到達する前に売られてしまうと考え,すべてのワインが10年以上のボトル熟成を経た後に,ようやくリリースされる。果たして,それで経営が成り立つのか?と不思議に思えるほど破天荒な生産者だが,驚くべきことに,ロバート・パーカーやステファン・タンザーが,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワ,ルソー,オー・ブリオンなどを引き合いに出し,数多の賞賛の言葉を連ねている。
事実,世界の超一流ドメーヌやシャトーのワインばかりを取り上げるYOMIURI ONLINEが,2012年5月22日にこの
カリン・セラーズを紹介したことは記憶に新しい。

《カリン・セラーズの歴史と概要》
 カリン・セラーズは,1977年にサンフランシスコの北に位置するマリン郡(ソノマ郡の西,カリフォルニア州)に
テランス&フランセス・レイトン/Terrnce & Frances Leighton夫妻によって創設された。アシスタント・ワインメーカーもセラー・ワーカーも置かず,ブドウの栽培から瓶詰めしたワインの販売にいたるまでのすべてを2人で行っており,収穫など必要な時に限り,友人に援助を頼んでいる。テランスはワイナリーの経営と並行して,カリフォルニア大学バークレー校で微生物学の教授として教鞭をとっていた(2000年に退職)。このため,それぞれのブドウ畑にある
野生酵母の特徴や個性を,誰よりも知りぬいている。

 設立当初からのレイトン夫妻の哲学は伝統的なヨーロッパのスタイルと個性を備えた並外れたワインを造ることだった。
そのために,栽培にも醸造にも職人的方法を採用してきた。具体的には,手摘みによる収穫,白ワインの樽発酵と
シュール・リーの状態での熟成,赤ワインは木製の発酵槽での発酵とパンチング・ダウン,ソフトな圧搾,バリックでの長期熟成,赤も白も最低限の人為的介入と無濾過・・・などが挙げられる。これらは今でこそ一般的になった方法だが,当時は周囲から偏見のまなざしで見られる方法ばかりであった。レイトン夫妻はボルドーやブルゴーニュの一流生産者をライバルと考えていた。カリン・セラーズでは,ブルゴーニュやボルドーの生産者が用いるのと全く同じ方法を用い,全く同じ手間をかけている。しかし,コストは同品質のワインよりもはるかに低く抑えられている。ボルドーやブルゴーニュの一流ワインのコストが75-500ドルであるのに対し,カリンでは25-50ドルであるからだ。ノン・フィルターや白ワインのシュール・リー熟成に関しても,カリン・セラーズはカリフォルニアで先駆的存在であった。なぜなら,1981年にカリフォルニアで初めてこれらの方法を採用したのがカリン・セラーズであったからだ。以来,すべての白ワインが無濾過で赤ワインに冠しては澱引きも清澄も行わず,プレス・ワインをブレンドすることすらしていない。

 カリンでは,年間約7,000ケースのワインを生産する。すべてが単一年で,単一畑のワイン。ソーヴィニヨン・ブラン,セミヨン,シャルドネ,ピノ・ノワール,カベルネ・ソーヴィニヨンのほか,樽発酵のロゼのスパークリング・ワイン(キュヴェ・ロゼ),さらに貴腐の付いた遅摘みのセミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造るデザート・ワイン
(キュヴェ・ドール)がある。
ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。

[1995] カリン・セラーズ  シャルドネ キュヴェ LV 
Kalin Cellars Chardonnay Cuvee LV
商品情報
産地 アメリカ/カリフォルニア
色 白ワイン
品種 シャルドネ 100%
容量 750ml

ソノマ北部ドライ・クリーク・ヴァレーに位置するロング・ヴィンヤードで栽培される低収量で小粒のウェント・クローンに由来。フレンチ・オークのバリック(新樽比率50%)で発酵と熟成。熟成期間10ヶ月。1996年8月に無濾過で瓶詰め。ワイナリーでの15年9ヶ月の瓶内熟成を経て,2012年5月にリリース。
キュヴェ LD(キュヴェ LVと同じ畑の異なる区画から作られる姉妹キュヴェ。)と同じ畑に由来するこのキュヴェ LVは,1993年物が『インターナショナル・ワイン・セラー』で90点を獲得した実績を持つ。

ブドウは,ソノマ郡のドライ・クリーク・ヴァレーにあるロング・ヴィンヤードに由来する。この丘の中腹には,果粒が小さく,収量の低いシャルドネのウェント・クローンが植樹されている。地質はローム(砂と粘土が混ざり合った柔らかい土)質で心土は深い砂利。ドライ・クリーウk・リヴァーを上った丘陵のなだらかな斜面に位置する。
ロング・ヴィンヤードはドライ・クリーク・リヴァーに隣接しているため,朝と夜に沿岸にかかる霧によって長く涼しい生育期間が保たれ,その結果,優れた風味と品種の個性を備えたブドウが育まれる。

 ブドウの収穫,選果,破砕はすべて手作業で行い,ソフトに圧搾して,フレンチ・オークのバリックで発酵と熟成を行う。新樽比率は50%で,熟成期間は10ヶ月。熟成後,清澄のみ行い,無濾過で瓶詰め。
今回の1995年物は1996年8月に瓶詰め。ワイナリーで15年9ヶ月の瓶内熟成を経て,2012年5月にリリース。

 ロング・ヴィンヤードは,伝統的に強烈な香りと風味,力強さを備えたワインを生み出す。オレンジ・ジャムや新鮮なミカン,マンゴー,ロースト・ナッツなどのエキゾチックなエッセンスが,品種の豊かな個性を混じり合う。
メディトリーナより)



YANAGIYAより購入。5,040円。
ワイン会にて。
抜栓日:2014年5月29日
「コルク弱いです」と書かれているにもかかわらず、抜栓失敗しました(この場合はやはりコルクを突き刺して抜栓すべきですね)。カスを除くためにデカンタージュしています。色は、もう琥珀色の3歩くらい手前の色合い、かなり濃い山吹色です。香りは、ジャスミン、蜜の香り。しかし、香り自体がそんなに強くはありません。デカンタージュで飛ばしちゃったかも(^_^;)。グラスの脚が結構粘稠でした。味わいは、樽香もありますが、カリン系の濃厚さがあり、なかなかオイリーなニュアンスです。こういうシャルドネもいいなぁ~。