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Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995

2014-04-12 14:02:15 | フランス・ブルゴーニュ
Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995
Chambolle Musigny Domaine Paul Misset 1995
シャンボール・ミュジニー1995(ポール・ミセ)
ポール・ミセはニュイ・サン・ジョルジュを拠点にするドメーヌ。シャンボール・ミュジニー、クロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計5ヘクタールの畑を所有する。2000年ヴィンテージまでは、ほとんどをネゴシアンに販売していた。そのネゴシアンがヴァンサン・ジラルダンやブシャールという一流どころ。2001年のヴィンテージより、ドニ・モルテ、ジャンテ・パンシオで醸造長を務めたレミー・ブリオッテを起用し本格的に自家ビン詰めを開始した。今回入荷したのはネゴシアンに販売していた頃に少量造られていた自家ビン詰め物。

実際昨年、ポール・ミセのシャンボール・ミュジニー96を飲む機会があった。タンニンは綺麗に溶け込み、熟した果実味が口中で流線を描くように心地よく広がった。10年以上熟したブルゴーニュとはどんなものか知るには絶好の一献だと思う。そして特筆すべきはリーズナブルな価格。オーナーのドニ・シェロンは同じヴィンテージの蔵出し価格は半永久的に変えないという良心的な人物。よってこの円高でこの価格となった。彼は「ブルゴーニュワインは熟成させて、はじめて本当の美味しさが出てくる」を信条とする。蔵出しなのでコンディションは良好。当時ヴァンサン・ジラルダンやブシャールが買い付けていたのだからその品質は言わずもがなだ。

【シャンボール・ミュジニー】
シャンボールに5区画の畑を所有。これは複数の畑をブレンドして造られたものだろう。秀逸な村名クラスのシャンボールが10年以上熟成したこうなるというお手本のような1本。当たり年の95年ならいうことないだろう。赤/ACシャンボール・ミュジニー
藤屋酒店より)





ニュイ・サン・ジョルジュ村に所在するこのドメーヌは、シャンボール(5区画)、クロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計約5ヘクタールを所有します。ドメーヌのオーナーは当店でもおなじみの「コンフレリー・デ・ヴィニュロン・デ・プレソワール」も主催する、ネゴシアン「パスカル」。
これらのバックヴィンテージは、2000年までが当時のパスカルの社長ドニ・シェロンによって、2001年以降は、1995~1996年まで「ドニ・モルテ」の醸造長、1997~2000年まで「ジャンデ・パンショ」の醸造長を務めた、レミー・ブイオッテによって醸造されたものです。

「コンフレリー」もそうですが、パスカルはきわめて誠実なメゾンで、同じヴィンテージの蔵出し価格は半永久的に変えません。
ドニ・シェロンは、「ブルゴーニュワインは、熟成させてはじめて本当の美味しさが出てくる」を信条とする、クラシックブルゴーニュの巨匠。イギリスの名門インポーターやフランスの錚々たるカーヴィストが定番として扱う銘醸バックヴィンテージ、お見逃しなく。

シャンボール・ミュジニー 1995年 ドメーヌ・ポール・ミセ

5つの区画で合計1.8ha。平均樹齢約60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。ブドウは100%除梗する。天然酵母のみで発酵。新樽比率は年にもよって10~20%程度で、14ヶ月間熟成。

「コート・ド・ニュイの村、信じられないほどかぐわしく様々な要素がうまく組み合わさった決して重くならないワイン」★★★-★★★★ヒュージョンソン氏「ポケットワインブック」


セレナ・サトクリフ女史は「シャンボールのトップクラスのワインは当然ながらたぐいまれな香りとレースのような繊細さを兼ね備えている。ニュイ一般の特徴になっている力強さとか大地を連想させる壮大さは持っていないが、香しい芳香や優雅さ、あるいは『女性らしさ』をもたらしている。」

「全般的にシャンボール ミュジニィのワインは、フランボワーズとスパイスを織り混ぜたような香り。ここのワインが粗野でることは決してないし、(もしそんな感じがしたらまがいもの)香り高く、したたかな風味を備えている。」


この場にかぎっていえば、ブルゴーニュの村の特徴を一口でいいあらわすのは難しいことではない。シャンボール・ミュジニーは優雅なワインを生む、といえばいい。その本領は、量感からくるのではなく、すぐれた味わいと高い品格とが相まったところから生まれる。さしずめ柔術のごとき力を持つワインといえようか。

ミュジニーはブルゴーニュでもっとも異彩をはなつワインで、重さでせまってくるのではなしに、いわばゴシックの美によってそびえ立っている。
とはいえシャンボール・ミュジニはつねに底力を秘めていて、村名格であってもそれはかわらない。軽さとおとなしさとは取りちがえやすいものだ。ワインの格付によらず、すぐれたシャンボール・ミュジニであれば、しっかりした背景がとおっている。つまり、力のこもった味わいをすぐに感じとり、骨組みと果実味の両方を見て取ることができるはずだ。

コート・ド・ニュイの他のワインとくらべたとき、シャンボール・ミュジニには、顕著なテロワールの風味がある。というより、当然そのはずである、この村はコート・ド・ニュイにしては異例なくらい土壌に含まれる石灰分が多いからだ。そこで、ジュヴレ・シャンベルタンが土くさく、ヴォーヌ・ロマネがスパイス風であるならば、すぐれたシャンボール・ミュジニからは、テロワールの風味がびりびりと伝わってくる、といおう。どうしてそうなのかというと、この村のぶどうの果実は、味の透明感がすぐれているからで、それはやはり石灰分を含む土壌によるところが大きい。粘土質の強い土壌だと、石灰質土壌にくらべてピノ・ノワールは重さとはりの強さを身につけがちとなる。


■ワイン名 シャンボール・ミュジニー 1995年 ドメーヌ・ポール・ミセ
■英語表記 Chambolle Musigny 1995 Domaine Paul Misset
■商品番号 0102021012519
■ワインについて
ブルゴーニュ産赤ワイン愛好家大注目!レースのように繊細な口当たりで、コート・ド・ニュイでもっとも女性的な味わいを示すと言われるシャンボール・ミュジニーの、飲み頃18年熟成!ブルゴーニュ大学教授のジャッキー・リゴー氏が「偉大な年。教訓的なヴィンテージ。ワインは芳醇なボディを持ち、すばらしい酸度によって引き立てられている。」と絶賛し、M.ブロードベント氏も「品質とスタイルは、かなり一貫性があり、目を光らせておくべき年である。」と四ツ星を付ける1995年もの!ドメーヌ・ポール・ミセ のドニ・シェロン氏は「ブルゴーニュワインは熟成させてはじめて本当の美味しさが出てくる」という信条を持つクラシック・ブルゴーニュの巨匠!イギリスの名門インポーターやフランスの錚々たるカーヴィストがメインボトルとして取り扱う銘醸です。ニュイ・サン・ジョルジュ村本拠地のドメーヌで、シャンボール(5区画)に、クロ・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに合計5haを所有。平均樹齢60年のピノ・ノワールを天然酵母で発酵。オーク樽14ヶ月熟成で造られるシャンボール・ミュジニー!現地のセラー数ヶ月前の蔵出しで限定入荷!

■生産者 ドメーヌ・ポール・ミセ
■ワインのタイプ 赤ワイン
■ワインのテイスト フルボディ
■ブドウ収穫年 1995年
■生産地 フランス / ブルゴーニュ / コート・ド・ニュイ / AOCシャンボール・ミュジニー
■内容量 750ml
うきうきワインのたまてばこより)




竹八にてグラスで。
抜栓日:2014年3月25日
「当たりか、どうか分からなかったんですが仕入れてみました」と。
当たり!