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Chambolle Musigny Les Amoureuses Robert Groffier 2006

2014-04-24 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Chambolle Musigny Les Amoureuses Robert Groffier 2006
Chambolle Musigny Les Amoureuses Robert Groffier 2006
ドメーヌ・ロベール・グロフィエ Robert Groffier

収穫年によってはいささかばらつきがありはするが、たいへんすぐれたシャンボール=ニュジニーをつくる。レ・ザムルーズはかけ値なしに素晴らしく、レ・サンティエもこれにせまる。やわらかく繊細なワインは濃度もすぐれ、新樽ばかりを使うことでヴァニラの香りがただよう。ボンヌ・マールは、レ・ザムルーズとならんでドメーヌを代表するワインで、力強く深い味わいだが、グロフィエ流の繊細なスタイルにつつまれている。たいへんすぐれた生産者で、ワインはよくよく注目したい。

『ブルゴーニュワインがわかる』 マット・クレイマー.著より

ロベールの息子であるセルジュ・グロフィエの丁寧なブドウ畑での仕事(ライバルであるほかのブルゴーニュの栽培者たちは、彼のブドウに畏敬の念を抱いている)が、ロベールの熟練した、すばらしく才能に富んだワインづくりと結びついて、このブドウ園の品質を目がくらむばかりの高みに引き上げた。
1996年と1997年に、ロベール・グロフィエのドメーヌは、信頼できるブルゴーニュ・ルージュから現実離れしたシャンベルタン・クロ・ドゥ・ベーズやボンヌ・マールまで、コート・ドールで最もすばらしいワインをいくつかつくり出した。このブドウ園は、現在あと一歩で五つ星の仲間入りをするところにいる。

ベストワイン:ボンヌ・マール、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、シャンボル=ミュジニー・レザムルーズ
ロバート・パーカー「世界のワイン フランスのワインII」

[2006] シャンボール・ミュジニー 1er cru レ・ザムルーズ ロベール・グロフィエ
Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuses Robert Groffier

Year
Wine Name
Rating
Maturity
2006 Domaine Robert Groffier
Chambolle Musigny les Amoureuses 91 N/A
Wine Advocate #186 Dec 2009
Lightly-cooked red raspberry and strawberry in the Groffier 2006 Chambolle-Musigny Les Amoureuses inform a texturally creamy yet at the same time faintly sharp palate. Suggestions of musk and truffle add intrigue. This is impressively concentrated, and for all of its initially flattering palate impression there is a tightness of tannin and a positive nervosite that promise serious potential. While more complex, this is less clear- or pure-fruited than the Sentiers. A hint of heat and exposed tannin surface in the finish though, and I would love to revisit this in 2010 or 2011 to reinforce my tentative impression that it would be worth following for up to a decade. Here I can see points of resemblance ? as Groffier suggests ? to the 2000, which was impressive when tasted alongside.
Wine Cellar KATSUDAより)




ロベール・グロフィエ・シャンボール・ミュジニー・1級・レ・ザムルーズ2006
Dm. Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses 2006
フランス>ブルゴーニュ / ボンヌ・マール / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】

たった5樽のレザムルーズ! 7年熟成グロフィエ《限定3本》!

ワイン好きなら「1度は飲んでみたい」と憧れるシャンボール・ミュジニー1級レ・ザムルーズ。
その昔、畑のそばに池があり、少女たちが池のほとりに腰掛けて恋の悩みを打ち明けあっていたことから「恋する乙女たち(レ・ザムルーズ)」と名付けられたロマンチックなワインです。
このロマンチックな名前から「恋人たちのワイン」として人気が集まっていますが、実はレ・ザムルーズは評価も抜群に高い実力派ワイン。
人気と評価、どちらも高いおかげで、今では特級以上に入手困難になってしまいました(泣)。
ただでさえ入手困難なレ・ザムルーズですが、本日はレ・ザムルーズの中でもさらに人気が高いロベール・グロフィエを大放出します。
さらにヴィンテージにもご注目下さい。
なんと7年の熟成を経た2006年ヴィンテージ!
レ・ザムルーズの造り手の中でも、ロベール・グロフィエ、ヴォギュエ、ジョルジュ・ルーミエは「三銃士」と呼ばれ、希少なレ・ザムルーズの中でも群を抜いて入手困難です。
グロフィエのレ・ザムルーズは他の2本ほど高額になり過ぎていないこと、ブルゴーニュワインの権威マット・クレイマーさんが「掛け値なしに素晴らしい!」と大絶賛していることから、最も入手困難なワインです。
グロフィエのレ・ザムルーズは樹齢40年以上になる古木から造るために生産量も少なく、1年間に造られるのはたった5樽!
雀の涙ほどしか造られていないのに、世界中の評論家が軒並み高評価を贈るんですから、それは手に入らないのも仕方ありませんね。
最近もワイン専門誌リアルワインガイドが「突出した見事なワイン」と絶賛して95点という高得点を贈り、グロフィエ争奪戦はますます加熱してしまいました(泣)。
最新ヴィンテージでさえ手に入らない中、本日ご紹介するのは、7年熟成でまさに飲み頃を迎えた2006年ヴィンテージ。
限定3本ですから、今日は急いでクリックして下さい。飲み頃を迎えて本領を発揮したグロフィエのレ・ザムルーズなんて滅多に飲めるものではありませんよ。
たった一口飲んだだけで口の中がジューシーな果実味で満たされ、その奥からコクのある旨味がぐんぐん広がっていきます。7年経っても風味は枯れることなく、まだ瑞々しいほど。「恋する乙女たち」の名前にピッタリですね。
喉の奥をスルリと通り抜ける高級シルクのようなしなやかさも素晴らしく、「世界一優雅」と言われるシャンボールらしいエレガントさも見事としか言いようがありません。
2006年は酸がしっかりとしたブルゴーニュらしさに溢れたヴィンテージでしたが、豊富な酸は7年の熟成によって滑らかにこなれ、瑞々しい果実味と絡まり合いながら絶妙なハーモニーを奏でています。
飲み込んだ後に長く続く余韻は、思わず頬がゆるんでしまうほどの美味しさ。時間が経つのも忘れてうっとりと余韻に浸ってしまいました。さすがは飲み頃を迎えたグロフィエのレ・ザムルーズ!
ただ、残念ながら私が秘蔵セラーに仕舞いこんでおいたのは3本だけでした(泣)。
たった5樽しか造られていないために若いヴィンテージでさえ入手困難なグロフィエのレ・ザムルーズですが、今ならすぐに飲み頃を味わえるバックヴィンテージが手に入ります!
限定3本のため早い者勝ちになりますから、皆さん今日は急いでクリックして下さいね。
exワインより)




抜栓日:2014年4月23日
ワイン会にて抜栓。メンバーの持ち込みです。
長めのコルクで、ワイン名、ドメイン名、ヴィンテージが刻印されていました。
色合いはちょっと濃いかな?という感じのルビーで、やはり艶やかさがあります。香りは、最初、やや閉じ気味で、抑えられた印象の果実香でした。小一時間ほど過ぎたあたりからでしょうか、堰を切ったように赤い花、ベリー系、ストロベリージャムの香りが湧き出しました。香り自体もとてもエレガントながらも力を感じる香りです。味わいも最初は閉じ気味で、グロフィエという先入観から濃い目の味わいを想像していましたが、思ったよりも濃くなく、へぇ~と思っていたのですが、時間とともに味わいにも、力強さというよりもエレガントさというか、上品さというかそういうイメージの味わいになり、ややタンニンの主張はありますが、なるほど~といった味わいに変化していきました。