(前回の続き)三条市で本場の”燕三条系ラーメン”を頂いた後は夜のうちに新潟市内に移動してコンビニ駐車場の軒先をお借りして車中泊。350mlのビール一缶で倒れるように眠ってしまいました。
翌朝酔いが覚めてるのを確認してから新潟の人気ラーメン店に行ってみようとまずは関屋駅のすぐ近くにある「関屋 福来亭」に向かいます。こちらは朝10時からやってるので少し遅い朝ラーを頂けると狙っていたのですが…開店前から大行列(汗)凄い人気です。時季柄帰省客らしき方や親族一団客が大挙して年越しラーメンを食べに?押し寄せているっぽい印象。
しかも駐車場が無い。お店の5台分はすでに埋まっており駅近くだからコインパーキング有るだろうと思ってましたが全く見つからず。早々に諦めます。
ならば次は以前一度行ったことのある「滋魂」(店名クリックで過去記事へ)に行ってみましたが…こちらはもっと凄い行列。駐車しきれない車が道路に群れを成していました。無理でした、甘かったか。
気持ちを切り替えて駐車場の広い場所へ、道の駅「新潟ふるさと村」へ行ってみます。広い敷地内には様々な新潟土産がずらり。
ユニークなトートバッグが気になりました。トキを持ち出してはいけません(?)
せんべいコーナー?では新潟名物「ばかうけ」と「サラダホープ」の熾烈なシェア争いを目撃。ばかうけはNGT48仕様。以前「新潟せんべい王国」に行ったっけ(過去記事(1)/(2))
サラダホープの亀田製菓は新潟限定「越乃寒梅×柿の種」をプッシュしてました。これ一つで日本酒とつまみを一緒に頂けてしまうって合理的ですね(んな訳無い)
ぬれ煎餅もメチャ美味しい。気が付いたら米菓子ばかりカゴに入れてました。
表面はサクッと中身はフワッとのスタンダードな作りで甘さ控えめ。焼き立てで美味しい。ただもう少し甘く重量感持たせても良さそうかな。
さてこちら道の駅「新潟ふるさと村 新潟B級グルメ横町」ではフードコートも充実。「タレカツ丼」や「糸魚川ブラック焼きそば」など新潟各地のB級グルメが勢揃い。
そしてラーメンも「新潟の5大ご当地ラーメン」を全て提供中。フードコートにある店舗ですが「ラーメン潤」系列店なのでその実力は折り紙つき。今日のお昼はここに決定。
太陽光を採り入れた施設内はとても明るい。ちょっと混んでますが店員さんの雰囲気も良し。
券売機で食券を購入して注文するとブザーで呼ばれるので取りに行き食べ終わったら食器を返却口まで運ぶくセルフ方式になっています。
まず潤系といったら燕三条系は外せない。
早速のスープは豚骨ガラベース。丁寧に仕立てられた背脂トッピングが敷き詰められており燕三条系を語るにふさわしいこってり感も有り迫力十分。
トッピング背脂の他に豚脂もかなり溶かし込まれておりトータルの油量はかなり強め。スープ表層に膜を作りマホービン構造のように熱を逃がさない仕組みになってます。
薄口醤油主体の醤油ダレは煮干し主体の魚介を軽く効かせてあり配合控えめでスープに表情を与えます。刻みタマネギが強い薬味を与えてトッピングされた磯海苔が潤系列のDNAを感じさせます。
麺はストレートの中太で加水率は中程度。チャーシューはロール豚バラ肉が2枚。厚みもそこそこあり味わいも良し。
燕三条の老舗系店と比べると随所に相違点を感じますが背脂のインパクトは有りますしこれはこれで有りかなと思います。磯海苔も美味しいし。
こちらは三条市のご当地ラーメン「三条カレーラーメン(小)」550円
ミニサイズで頼むと燕三条の地場産製品である銀の食器で提供されて一層ご当地ラーメン感をイメージさせてくれます。
さて早速のスープですが、豚脂強めの動物系ベース自体は燕三条系と共通っぽい。カレーはとろみがあり油脂に親和性のあるカレーの風味が優しくスパイシーに油脂を包み込んで旨味に昇華してくれてます。
麺は共通の中太麺でコッテリドロッとしたスープにガッツリと絡みます。三枚肉チャーシューも脂ギッシュですがカレースープなら許されますね。なんかもう普通に美味い。新潟ご当地ラーメンに名乗りを上げるだけは有ります。
最初新潟5大ラーメン全部イケるかなと思ったのですが2杯食べたらもうお腹一杯。弱すぎた(汗) 潤の提供する「長岡生姜醤油」や「濃口味噌系」にも惹かれるので次回食べてみたい。次は無理せず全部ミニサイズで頼む事にしよう。
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