仙台ラーメン最強伝説

二杯目のおかわり

更科分店

2009年04月27日 | 宮城県内

K3100819 塩釜の港町にある「更科分店」です。「深川食堂」「金冨士」「来々軒」etc...塩釜の老舗ラーメン店は昔からほとんど値上げをせず頑張ってらっしゃるお店が多いですが、こちら「更科分店」も例に漏れずお値打ちメニューが並びます懐に優しいお店です。


今…ラーメン店と書いてしまいましたが、基本は日本蕎麦屋さんですね。店構えも和風で間違いなく日本蕎麦屋さんなのですが、多くのお客さんがラーメン系を頼んでいます。確かにどちらもソバには変わりがない。文化の融合というものは案外このようにして進むものなのかも?文化の変遷の途中を見たような気持ちになったり…(^^;
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今回は最安メニュー「中華そば」450円(写真上)を注文。澄んだ醤油色のスープがなみなみと注がれて、具材のシンプルさとの対比が素敵です。自分はスープが美味しければ具材はあまり気にしない人なのでこれで必要十分です。


スープはあっさりガラ味に油量は極少なめで、香りの良い醤油ダレが立つもの。味醂少々に和ダシが加えられて甘さは控えめながら蕎麦屋さんのラーメンといった優しい風味を醸し出してきます。


大量のサバ節が加えられているそうなのですが、然程強調されては来ません。醤油ダレに使用しているのかと思ったらそうでもなくて、仕上げ直前に寸胴に大量投入されるとのことなので、もしかしたら魚介特有のエグミを出さないように”粋”にさっと使用しているだけかもしれないですね。


合わせられる麺は自家製麺との事で流石は蕎麦屋。中華麺とは真逆の食感でしなやかさがあります。


連れは「五目ラーメン」600円(もしかしたらタンメン550円かも…メモし忘れました!<m(_ _)m>)(写真下)を注文。具材が欲しければこちらを頼めば良しですね。麺が見えない野菜てんこ盛りでこの値段は”圧巻”です。


そのほか定食系のメニューも豊富でとにかく安くて、地元の常連さんが沢山来てましたが繁盛ぶりにも納得ですね。懐かしい醤油ラーメンといっても煮干系とはまた違う風味を楽しめる一杯と思います。ごちそうさまでした。


K3100820 (08/06/16)
更科分店/塩釜市新浜町1-7-11

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麺組

2009年04月23日 | 宮城県内

K3100817 岩沼にある「麺組」です。やや和風向きの店内装飾にジャズが流れるお洒落なお店。お昼時になると行列が出来る人気店です。


今回は看板メニュー「醤油らーめん」610円(写真上)を注文。きれいな醤油色のスープからは鰹節と他の節、煮干の香りが強く立っていて食欲をそそります。鶏ガラ多めと豚骨とのブレンドベースはあっさりなだけでなく雑味をキレイに取り除いてあり、すっきりとした旨みが前面に出てきて食べやすさがありますね。


油量が結構多めですが熱々で出してくれるのでダルさは少なく、動物系の旨みをしっかりと感じさせるもの。また甘めの生姜を適量加えることで全体をきりっと引き締めておりセンスの良さを感じます。


合わせられる麺は熊本の麺に近い?白いストレートな中細麺で加水率は低め。茹で加減がまた絶妙で固くゴニゴニとした食感です。ボリュームはほどほどですが、スープが冷めない内に食べ終われるこのくらいが丁度良いように思います。


熟味を感じる塩ダレで味付けされたトロトロチャーシューもまた独特な風味があり美味いですね。しなやかな食感のナルト、角型カットでコリコリ食感のメンマ等細部にわたってこだわりが発揮されてます。


K3100816 連れは「柚子入り中華そば」630円(写真左)を「柚子抜き」で注文。…何?その”チャーシュー麺チャーシュー抜きで”的な頼み方?(笑)とか思いましたが、確かにメニュー表に「柚子抜き出来ます」旨が書いてありました。へー、ありなんだ…


こちらの麺は緩く縮れた黄色い中細麺。スープを一口頂きましたが、節の香り強めで肉味もふんだんに感じるあたりは「醤油らーめん」と共通ですが、油量が気持ち少なめ、僅かに醤油ダレ強めで味醂系の甘さがあり昆布ダシが少し出てきてるかなという印象です。ミネラルな塩味が増してややまろやかさがあり、やや重さも感じたのですが、ココに柚子等の柑橘系を入れると丁度良いバランスになりそうです。


※せっかくのスープ比べのチャンスでしたので細かくあげつらってみましたが、実は一口では分からなくてかなりの量のスープを頂いてしまいました(笑) どちらも美味しいので気分で選んで良いと思います(^^


K3101057 さて、左は(08/10/22)に食しました「醤油ラーメン」660円です。小麦の高騰でやや値上げがありましたが(当時) 濃厚かつ雑味の少ない旨みはそのままで、万人に受け入れられそうな組み立ては流石人気店。これからも丁寧な仕事ぶりで美味しさを提供し続けて欲しいです。ごちそうさまでした。


(08/06/15)
麺組/岩沼市中央4-12-15

K3100815__2 ←衝撃受けた柚子抜き出来ますの証拠写真(笑)

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東京屋

2009年04月08日 | 仙台市若林区

K3100810 宮城の萩大通り沿いの一本杉にあった元「東龍本店」が数年前に「中華そば東京屋」に。沖野にあった旧「東京屋」との合併リニューアルだそうなんですが不勉強で存じませんでした…。


旧「東京屋」系譜の醤油系と、「東龍」DNAの味噌系の両方とも美味とのことですが、今回は店名を冠した「東京(エド)そば」700円を注文です。ダシには秋田の比内地鶏、徳島の阿波尾鶏、蔵王土鶏、豚は志波姫ポーク、卵は蔵王地養卵、小麦は国産ゆきちから使用etc...とブランドものの大量投入が素敵です(^^;


スープは和ダシの効いたスタンダードなタイプ。ベースは濁らせずに取った豚骨と鶏ガラのブレンド、鶏ガラ強めで油量多め。さらに豚肉味の動物系に鰹節と昆布、少し煮干の魚介系を配合し、丸鶏も使用することでトリトリ感も加わります。


醤油の風味は馴染みのあるもので弱く酸味あり、風味を主張してきて塩味も結構強めですが、まろみがあり一気に飲み干せてしまいます。


白髪と万能の2種のネギ、香油で香ばしさも加わり、あっさり風の見た目ながら甘すぎず硬軟のバランスもいい。実に充実濃厚のスープに仕上がっています。


チャーシューは部位が異なる2枚で食感を変え、強い塩ダレでスープにまけない濃い目の味わいがあり、味玉1/2は醤油ダレできっちり味付けされ特に黄身の部分に強い味が仕込まれています。


加水率低めのストレート中細麺は流石のコシの強さ。小麦の風味が強くスープに負けない個性を出してきます。


全てがすべて強めのバランスで、もしかしたら若干濃すぎ?かもしれないスープバランスに、店主のラーメンに対する熱い想いを感じますね。ややマニア志向ですがこれは要注目メニューと思います。ごちそうさまでした。


(08/06/11)
中華そば東京屋/仙台市若林区一本杉町41-8

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はぜ家

2009年04月04日 | 宮城県内

K3100803 塩釜マリンゲートに隣接するラーメン屋「はぜ家」です。OPEN当初は「焼きハゼ」「焼き干し(おそらく鰯)」の2種のスープが用意されてましたがリニューアル(看板が赤→黄に変更)の際に「焼きハゼ」に統一されたようです。ドンブリも変形タイプからノーマルに変更されています。


ハゼといえば宮城のお正月の雑煮に欠かせない食材で、仙台湾近辺で普通に釣れるんで少年時代は友達と自転車で釣りに行ってお袋に天ぷらにしてもらった記憶があります。顔つきは酷いですが味は絶品なんですよね。


さてその看板メニュー「はぜだし中華」730円(写真上)を注文です。白醤油メインの元ダレが効いていて甘め。油量は少なく塩味も最低限薄めの中に、ほんのりとハゼの風味が効いています。僅かにクセのある酸味がハゼを感じさせますがあくまでも上品。


麺は縮れ細麺で適度にコシありマッチングは良好です。トッピングにワカメと紅藻が乗っかります。このワカメが実に食感の良いワカメで、鮮度のよさも感じますが風味が少し賑やかすぎるかも。ネギは以前は小口切りだったのですが、スープが結構甘めなのでこの切り方でもOKに思います。


「はぜだし中華」のネーミングからするともっと魚っぽさが欲しいのですが、「焼きハゼ」と言えば超が付く高級食材ですので、あまり分量を奢れない事情がありそうです。素人考えでは煮干をブレンドしてもっと魚の風味を強くしてしまえばと思いますが、そこはあくまでも「焼きハゼ」のみの風味を生かす事に拘ったのだろうなぁと思います。


K3100801 連れは「野菜みそらーめん」790円(写真左)を注文。赤白ブレンドの味噌ダレが濃い目のブレンド。一味で僅にピリ辛仕立て。味噌の塩味のみの塩分控えめにモヤシとニンジン、キャベツをラードで炒めて乗っけて野菜の甘さをスープに溶かし込んだナチュラル風味。さらにカキ油のような香油を仕込んで香ばしさを演出。隠し味に甲殻類の甘さも感じます。


麺は黄色い中太の卵麺が合わせられます。野菜の中に豚鶏合挽肉も入ってますが、ダシ取り後のもののようで肉味薄め。もしかしたら軟骨?かも。トータルで独創的かつ不思議な風味のスープに仕上がってます。


# 実は「はぜ家」って味よしグループなんですが、そんなことは微塵も感じさせないオリジナリティ加減が素敵です。


そういえば、たまたま隣の席で「味よし」のお偉いさんと「はぜ家」店長さんが今後について話をしているのを聞いてしまいまして、今だから書いてしまいますが(^^; 「はぜ家」を味よしの塩釜支部的に軌道修正して宣伝を打っていきたいと説得にかかるお偉いさんに対し、「はぜ家」店長さんは新メニューを2種考えていて試したいような話をしてまして、そのせめぎ合いが実に興味深かったです。


何しろ「はぜ家」のメニューはどれを取っても「味よし」とは別物。要は「味よし」傘下に入って「味よし塩釜店」に変更しろって話ですから、それは飲めない話で…。


…しかし大人の事情があったようで昨秋とうとう「味よし塩釜店」になってしまいました(-_-; 本当に一期一会な世界です。ごちそうさまでした。


K3100799 (08/06/02)
はぜ家/塩釜市港町1-6-10

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松月住吉台(2)

2009年04月02日 | 仙台市泉区

K3100796 いつ営業しているのかイマイチつかめなかった「松月住吉台」ですが、どうやら昼間のみやっているようです。ラーメンが300円から400円に値上げされていましたが、ガラからだしをとる手間を考えたら400円でも十分安いんでOKですね。


前回訪問時に気になったメニュー「水中華」について聞いてみましたら、いわゆる”冷たいラーメン”なんだそうで、そういえばそういうの流行りましたっけね。めちゃうまラーメン(にんにくたっぷりこってりラーメン)も気になりましたが、今回はあっさりと「ラーメン」400円です。


スープベースはあっさり鶏ガラに豚骨のブレンド、油多目で、醤油ダレは見た目ほど強くなく風味と旨味を添えます。あっさりした肉味と品のよい鰹節の香り、やや強めの煮干がしっかりと効いたバランスの良いスープと思います。生ネギ刻みが良いアクセントになっており、胡椒がやや強め。味噌もそうなんですが「松月住吉台」のスープはややスパイスが強めな印象ありますね。


女性店主さんが一人で切り盛りしている「松月住吉台」は店内にガラと鰹節の匂いが漂う本格派。店前のキミドリ色のドラム缶に「営業中 やってるよ」と書かれていれば営業中です(笑) 近所を通った際は是非!


(08/05/31)
住吉台松月/仙台市泉区住吉台東3-1-4

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