久兵衛(2)

「泣くな、はらちゃん」終わっちゃいました（涙） 漫画のキャラクターが実物化するという話って割とよくありましたが、まさかクライマックスで越前さんが逆に○○○○！？とは思わなかったな～。ラストは何だか寂しくて、でも観た後で胸がジーンとくる良い作品でした(-o- 最高の離婚、dinner、ビブリア古書堂の事件、信長のシェフ、今期はドラマ豊作だったですね。

ラーメンも煮干し系が豊作の模様。「麺屋久兵衛」で3月限定（平日夜のみ）メニュー「ド煮干しラーメン」が出てたので食してきました。

「ド煮干しラーメン・大盛」880円

久兵衛は麺類”大盛無料”なので有り難く大盛で頂きましょう！

ベースは半濁な豚骨で、薄口醤油っぽい風味が強い元ダレがやや強め配合。煮干しが強めに投入されガッツリと旨味を醸してきます。乱切りされた背脂のぶつ切りがトッピングされ、万能ネギ刻みの他に玉ねぎのみじん切りも入り、強めのスープに薬味を与えます。

荒々しい漢っぽいスープ印象なんですが、煮干しの苦味や雑味はかなり抑えられていて、ミネラルな塩味と芳醇な酸味が醤油ダレとハーモニーを作り食欲を熱く刺激してきます。醤油ダレには何かを炙った香ばしさと、あと椎茸かな？精進出汁系の自然な甘味も感じさせて充実感も有り。

麺は強い縮れの平打ち太麺。おおおー久兵衛にこんな強烈な縮れ麺のレパートリーがあったんですね（←かなり失礼<m(＿ ＿)m>）これは美味いです。かなりの固め食感も好み。

味玉は半熟仕立て。チャーシューともに綺麗に味付けがなされており丁寧。メンマは細目にカットされた物が多めに投入され麺と共に食感を楽しめます。スープの系統としては「渡辺」や「ケンチャン＠山形」を彷彿とさせるタイプ。これ3月限定メニューってのは勿体ないですね。是非レギュラー化して欲しいです。

←こちらは先週ふらっと「ド煮干しラーメン」食べに行ったら夜しかやってないと言われて（汗）仕方なく他のメニューを注文したもの。

「汁なし・大盛」800円

仕方なくとはいってもこの「汁なし」は前回食べて結構気にいってます。

麺量は並が230g／大盛300g（大盛無料）／特盛450g（＋100円）／メガ盛700g（＋200円）欲張り承知で言うと特盛まで無料にしてくれたら通っちゃいます。(13/03/15食)

←久兵衛が12年4月にメニュー一新したと聞いてから昨夏食べにいった時のもの。「ラーメン」が「中華そば」にリニューアルしたんでしたっけ。んで食べ比べしようと思っていたのに結局「汁なし」を注文。

「汁なし・大盛」800円

なんかコッテリしたものが食べたくなって…。ぐっちゃぐっちゃにかき混ぜて頂くジャンク度高めメニューですが動物系・魚介系でベースをしっかり作ってあるんで安心して美味しく食べられます。

←連れは夏季限定メニュー「冷やしラーメン」750円

スタンダードな作りでなかなか美味しかったようです。(12/08/30食)

「ド煮干しラーメン」の麺は「中華そば」の麺と共通なんだそうです。結構固めで美味いと思ったんですが、日によっては柔らかめの日もあるみたい？ ですが、この麺は戦力になりますね。次こそは「中華そば」を、とか言いつつまた「汁なし」になったりして(^^; ごちそうさまでした。

(13/03/22)
麺屋久兵衛／宮城郡利府町神谷沢字化粧坂63-2

ヘルズキッチン(2)

WBCは良いとこまで行きましたが惜しくも3連覇ならず、残念でした。隠れメタル好きとしてはスポーツニュースで「セパレイト・ウェイズ／ジャーニー」が流れる度に脳内エンドルフィンが出まくり！ この曲って野球とはサラサラ無関係のラブソングなんですけどね。やっぱいい曲！PVがダサダサなのもまた良いっす。

さてメタルコンセプトのラーメン店「ヘルズキッチン」で”青森インスパイア豚骨煮干し系”が昼限定で始まったと聞きつけまして（ハイカロリーさんの『ダイエットは明日から☆』で見かけて^^）早速行ってきました。

ヘルズの限定には過去に数回チャレンジ＞フラれていて未だ一回も有りつけたことが無かったりするので今度はちゃんと開店前から並びました。開店前からすでに数人待ち状態。ちなみにほとんど限定狙いの方でした。

「バイオレンスニボ青森バージョン」750円

ドドメ色？のスープがもうド迫力。わざとダサめの器を用いたというのもリアリティがあってナイス判断です。これ、青森で食べてきたって言ってもバレない再現度ですよ。

白濁の豚骨ガラは濃いめに配合され油量は控えめ。流石にヘルズらしいストイックな取り方しています。アルティメッ豚骨系メニューよりも骨粉のトロミは控えめですが、豚骨の濃度自体は十分高め。（ガラ別取り？） 青森でもここまで豚骨強めに合わせる店は少ないように思います。醤油ダレは味醂系を効かせたものを適量配合。トータルの甘さはやや控えめかな。

煮干しは待ってましたの大量投入。風味としては片口鰯が突出しており、苦味は隠さず強め。旨味を丸ごと引き出そうというポリシーと見ました。強めの煮干しに強めの豚骨を衝突させてギリギリ破綻させない高バランスがまさにバイオレンス！まるでマーティ・フリードマンとジェイソン・ベッカーの弾きまくり夢のツインギター共演に近いような！アグレッシブな旨味のハーモニーが素敵です。

オリジナリティとして鯵かな？干した魚介系の風味が隠し味的に存在してる気がしました。麺は低加水のストレートで小麦の強いもの。パツッとした固め食感が強いスープに絡みます。嗚呼…これほどまでに完ぺきな”青森インスパイア豚骨煮干し系”を出してくるとは流石です。目をつぶると爺さまが叩くじょんから節の泣き三味線が風に千切れて聞こえてきそうです（－o－

 

ここからは過去の未掲載分。

←「アルティメッ豚骨久留米」780円

野菜を一切使わず豚頭、軟骨、背脂のみを煮込んだ超ストイックな豚骨ラーメン。実際に豚味が濃厚で濃厚で！好き嫌いがはっきり分かれそうな実にヘルズらしさ満開の仕上がり。

くしくも、ラーメンチェーン全国区の大手が出す「ベジラーメンNANA＠らあめん花月嵐」の真逆を行く一杯。メタラーたるものラーメンにヘルシーなんて求めたらいかんというヘルズキッチンなりのメッセージなのか？（←多分違う）(12/07/21食)

 

←「mini OZZY郎」650円

ヘルズ流の二郎インスパイア。ミニ（麺半分）を注文している時点でチキンな自分がいます。しかもニンニク抜き（笑）

今は「OZZY郎（醤油）」「PAGE郎（味噌）」「TRUJI郎（担々麺）」「ケヴィンダブ郎（塩）」の4種ある模様。(12/06/21食)

仙台にも煮干しの強いラーメンは数多くありますが、合わせる豚骨の弱さが物足りなく感じてまして（豚骨を強く合わせると煮干しの酸味・えぐみがマスキングされて一気に旨味に昇華されていく、というのが持論でして）その辺の不満を一気にクリアしてくれるのが今回の「バイオレンスニボ青森バージョン」でした。来るか？青森濃厚煮干し系ラーメンブーム！ ごちそうさまでした。

(13/03/17)
ヘルズキッチン／黒川郡富谷町あけの平3-6-16

オリジナル広小ラーメン

仙台市広瀬小学校の4年生が、学校周辺のラーメン店主でつくる「愛子結麺会（ゆうめんかい）」の協力を得て、「オリジナル広小ラーメン」を開発した。3月6日に150食限定で自信の一杯をお披露目する。

という河北の2/27記事を見かけて、当日ぶらっと行ってみたんですけど、もの凄い行列で諦めたというお話です（＾＾；

11:30頃には行ったんですけど既に「ふうふう亭」駐車場から人が溢れていてもう150人以上居たんじゃないかなぁ。平日水曜日の開催でお客さんのほとんどがご近所や父兄さんだった模様です。この模様は後日「OH!バンデス」で放映されてました。

ベースは鶏ガラのあっさり醤油味。麺には仙台雪菜を練りこみ、圧力鍋で調理した牛タンチャーシューがトッピング。コレ食べてみたかったですねー。写真見るとメンマやネギの切り方に一味変えてやろうという工夫が見えますし、玉子の仕上がり方がプロっぽくない辺り逆にリアルに児童が直接レシピを考えている様子も伺えます。

結麺会の新キャラクター「結麺愛子（ゆうめんあいす）ちゃん」可愛いので勝手に掲載しちゃいました（スイマセン）オリジナルラーメンを擬人化したんでしょうね、ネギTシャツに雪菜色の髪がナイスです。可愛い（＾＾

今回協力のあった「愛子結麺会」リストを忘備録代わりに記録残します。

味よし、一番星、一利起、伊藤商店、おもと、おり久、喜多郎、きわみや、九龍、げんこつ屋、こうしゅう、坂内製麺、しゃも、仙台っ子、だいこくや、だるま亭、みずさわ屋、麺喰、もちもちの木、棒棒、ふうふう亭、わが家（以上22店）

今まで知らないで”けつめんかい”って読んでましたけど(笑)”ゆうめんかい”って読むんですね。「坂内製麺＠若林区若林」が参加されているのは「麺屋喜多郎」が愛子に在るからでしょうけど、「らあめん一番星＠青葉区八幡」「仙臺麺屋しゃも＠青葉区山手町」は愛子とはずいぶん遠いロケーションですけれども、何か縁あってでしょうか参加されている模様です。

地元の大人たちの協力の下で、児童たちがこういう生の社会体験が出来るって良いですね。学校側も理解あって羨ましい。次回もし機会があれば今度こそ早めに行って食べてみたいです。

(13/03/06)
場所提供ふうふう亭／仙台市青葉区栗生5-16-3

ニューチャイナ８８８

産業道路沿い福田町界隈にあります「ニューチャイナ８８８（パーパーパー）」で感謝祭やってましたので行ってきました。

結構…老舗ですよね？気が付いたらもうあの場所にありましたっけ。この辺も結構ラーメン屋多くなってきたんで、ちょっとした激戦区になってますね。リピーターの多い地元密着店で、大盛りでも同料金ということでリーズナブルな値段設定も魅力です。

「味噌ラーメン・大盛」通常620円→キャンペーン価格300円で頂きます。 おーなんか味噌タンメンっぽい野菜多めの見た目が食欲を刺激してくれますなー。これ写真では伝わりにくいですが結構ドンブリ大きいです。

スープは白濁豚骨ベースでまずまずの濃度がありやや甘め。赤白ブレンドの味噌ダレが適量配合のスタンダードな組み立て。野菜のナチュラルな甘みがスープに溶け込み、挽き肉で効率よく肉味をプラスしてます。

豚骨ガラ味は綺麗に取られており、分量もまずまずで結構な充実感があります。少し甘いかなと思うので辛味噌がぴったりハマりそうです。麺は細麺。大盛りはなかなかボリュームが有ります。これで通常価格620円って安いですよ。 連れは「辛味噌ラーメン・大盛」通常620円→キャンペーン価格300円

味噌ラーメンに豆板醤主体の辛味噌がトッピングされて、味噌と同価格ってのは良心的です。スープを一口頂きましたがやはりこちらの方が好み～。豚骨、野菜の甘味にピリッと辛みがマッチして美味いです。

味噌ラーメンって言ったら普通、中太麺になりそうなところですが「８８８」では共通の細麺になります。スープが油量少なめ仕上げなせいか細麺でも問題なくマッチングしてくるのが面白い。悪くないです。

半チャーハンセットで通常870円ってのもお得感あり。サイドメニューも充実してますし、2日間先着800名ギョーザ券も頂いたのでまたいかなくちゃ！次は辛味噌で。ごちそうさまでした。

(13/02/27)
ニューチャイナ８８８／仙台市宮城野区福田町南2-4-32

わが家(2)

旧国道48号線沿い折立にある「横浜家系らーめん わが家」が開店2周年ということで先日「2周年感謝祭」行ってきました。2011年2/25に開店して早2年…そういえば震災の数日前に開店したんでしたっけっけ。もう2年たつんですねぇ。

#　「あまのや（11/3/3燕沢に移転開店）」「田蛇（11/3/10開店）」「山岡家宮城野店（11/3/11開店）」そして「わが家」と、この4店舗は運命の歯車に弄ばれたというか何というか、ねぇ…(-_-;

さて2/24寒波襲来の中でしたが駐車場には車があふれ、店外まで待ちの列が出来てました。「らー麺・大盛」390円サンキュー価格！有り難く頂きます。「キャベチャー」150円も注文。

白濁の豚骨ベースに油量多め、鶏油で甘目の味わいはこってりの極み。きりっと昆布を効かせた醤油ダレが食欲をそそります。押し出しの強い旨み主体の組立ては家系のスタンダードなもの。

ここからは過去の未アップ分。

←らー麺のベースに味噌ダレを合わせた期間限定メニュー。その豪華バージョンがこちら「味噌バターコーンらー麺」890円

油量多めのベースに加熱加減も絶妙な味玉1/2にコーン、バターのトッピングがコテコテで良いですね。寒い時期に食べたくなる一杯。
(12/11/29食)

←定番「らー麺・大盛」690円

平日11～18時まではランチがお得。左が「ねぎめし」150円、右が「わが家めし」200円、これらが100円で頂けちゃいます。 ※画像クリックで大きい画像が出ます。
(12/10/24食)

←期間限定メニュー「節系らー麺」790円

らー麺のスープベースに節を極強めに効かせてマー油で香ばしさをアップ。どこかで食べたことのある風味チックでありながらも”わが家”DNAを感じさせるのは鶏油の甘さなのかな。動物系と魚介系が拮抗していて、ノーマルな「らー麺」よりも好みです。ただし油量はMAX。流石は家系。
(12/05/22食)

←「らー麺・大盛」690円

いつからか大盛り無料サービスが始まっていてお得になりました。たぶんライスも大盛りサービスだったはず。

あと麺ですが「家系麺：大橋製麺低加水太麺ストレート」「オリジナル麺：今まで通りの東北に合わせた多加水麺」の2種からチョイス可能になってますね。個人的にはどちらの麺を選んでもスープとのマッチングは良いと思います。おすすめは固め。
(12/03/13食)

←こちらは昨年「1周年感謝祭」の時の未アップ分「らー麺」690円＋「わが家めし」

結構マメにイベント参加してますね＞自分(笑)
(12/02/25食)

←ピリ辛「豚骨味噌らー麺」790円

昨冬「わが家」初の期間限定メニュー登場した時のもの。味噌系！？で一寸驚いたのを覚えてます。（隣が味噌の有名店ですからね）

そういえば昨冬の限定には「味噌バターコーンらー麺」890円の選択肢が無かったですね。無くても普通に美味しかったんですが、確かにココにバターとコーンを投入した方が見た目もゴージャスになって選択肢としては有った方が良さそうです。今は大盛り無料になったので100円増しの負担感も軽減されてますね。

←こちらは「わが家麺」850円＋大盛り100円
トッピングが豪華。このスープに白髪ねぎのマッチングは確かに合うんですよね。160円プラスする価値はありますな。
(11/12/09食)

←「らー麺」690円
お食事一回でスタンプ1個。3個でらー麺無料。5個でギョーザ。そして10個集まると限定豪華バージョン「わが家麺DX」が食べられるというスタンプカードがあるのですが、ラーメン雑誌やタウン誌の割引クーポンとか使った日でもスタンプ押してくれますし、先日の感謝祭の日にもスタンプ押してくれちゃったりとかして「わが家」サービス良すぎです(^^　まだギョーザをクリアした段階ですが、いつかはDXに！
(11/07/17食)

この地域は市内屈指のラーメン激戦区となってますが、夜遅くまでやってる店って実は少なくて、「わが家」が23時までやってるのって大きなアドバンテージですね。そのせいか客層にカップルや若い家族連れが多いような気がします。お隣とも棲み分けできてますし、今後も要チェックですね。ごちそうさまでした。

(13/02/24)
わが家／仙台市青葉区折立2-1-16