仙台ラーメン最強伝説

二杯目のおかわり

昭和屋(2)

2009年02月26日 | 仙台市若林区

K3100794_2 今回は産業道路沿いにあります人気店「昭和屋」です。名物の破格のセットメニューは昨年吹き荒れたラーメン値上げ騒動の中でも値上げなしで有り難いですね。


「そぼろ御飯セット」703円が「ラーメン(味噌or醤油)+ぎょうざ+そぼろ御飯」
「昭和屋セット」614円が「ラーメン(味噌or醤油)+ぎょうざ+ライス」


この不景気の中で非常に嬉しい価格設定です。「めん八」「究極ラーメン」と並んでセットが安い”仙台東部ラーメントライアングル”とでもいいましょうか(^^; ランチ限定とかではないので夜中行ってもこの値段ですし、昼休みもないですし、特に昭和屋は深夜2時までやっているというのも大変助かります。この企業努力は見習わいたい点が多いと思われます。


さていつも味噌ばかりでしたので、今回はほとんど初めて気分で「醤油らーめん(あっさり・細麺)」(写真上)をチョイスです。もちろん「そぼろ御飯セット」703円でオーダー。セットにしない手はないですよね。


さっそくのスープは見た目通りの油量多め、深いガラ味に鶏油と野菜の甘さが強いバランス。味噌同様ラードも強めですね。そこに昆布を主にした魚介が僅かに効いて、そして強い肉味がメインの組み立て。甘くない塩味をやや強めでキレを出しています。


合わせられる醤油ダレは弱くは無い程度ですが、他のバランスが強くなかなかに複雑かつ本格的な重層型スープに仕上がっています。この値段設定でこのスープを出せるとは非常に驚きです…。前からこんなに美味しかったでしたっけ?


チャーシューは僅かに燻味を感じる味わいでホロホロ崩れる柔らかさ。麺はコニコニした食感で細麺・太麺が選べます。このスープならば太麺でも合いそうです。


昭和屋ではいつも味噌ばかり(たまに担々麺)食べてきたのですが、醤油とても美味しいです。もっと早く気がつけばよかった。しかもボリュームも満点で、そぼろ御飯と餃子六個でもう満腹満足です。女性の方には多すぎなくらいかも。


K3100793 ←連れは「味噌らーめん(あっさり・太麺)」を「昭和屋セット」614円で注文。こちらも見た目どおりの油量たっぷりで、ガラ味に甘めの動物系のベースは醤油とほぼ共通。赤味噌メインの味噌ダレにラードの香りが香る一品。


090220162950←ちなみに「こってり」を選択することで背脂がトッピングされて凄まじいコッテリ感を醸し出してきます。(09/02/20食)




# ここのコッテリスープを飲み干せるかどうかが胃腸のベンチマークになっているとかいないとか(^^;









K3100942_2 ←08/08/18食した醤油あっさりと、


K3101069_3 ←08/11/05食した醤油あっさりと、


K3101070_2 ←同日味噌あっさりと、


090220163004 ←09/02/20分の醤油あっさり。結構リピートしてますね自分(笑)


白いドンブリが違和感なく似合う醤油ラーメンっていうのは油量多めのコッテリ系であるという(?)あるあるトリビア(^^; ごちそうさまでした。



(08/05/28)
昭和屋/仙台市若林区六丁の目東町6-5

コメント (4)   トラックバック (1)

ラーメン情報

2009年02月24日 | 食・レシピ

仙台松森にあります「ラーメン天童」でラーメン3種500円ポッキリのキャンペーンをやってますorました。期間は今月いっぱいのようでしたが(もし終わっていたらスイマセン…) なんと次回ラーメン1杯無料券までもらえます(2名様以上で来店してラーメン以上を注文することが条件)


KHBにて今春放映予定「あなたが選ぶ 東北のラーメンベスト10」の投票を受け付けてますね。前回の「~ベスト60」から随分とスケールダウンしたのが残念ですが(宮城のラーメンばっかりになってしまう…) ただランク外でも放映はしてくれると思われますし(して欲しい!) 少数票にこそ面白いお店が出てきたりしますからね。自分も一応投票すませておきました(^^ 皆様も是非!

コメント (2)   トラックバック (1)

札幌館(青森県青森市)

2009年02月20日 | 青森県

K3100786 青森に行ったら絶対に食べたいメニューがありました。昨春TV番組「秘密のケンミンSHOW」で”出会って”しまってからずっと狙っていた珍メニュー、いよいよご対面の日が来ましたっ。青森のソウルフード(だらしい)


# 青森といってもどうやら青森市内のみのラーメン文化のようで、弘前の知り合いに聞いたら全く聞いた事がないとのこと。ヤホーで検索した結果、青森市内「札幌館」「味の札幌大西」「味の札幌分店」「札幌ラーメン蔵」「かわら」のソレが人気とのことで、今回訪れたのは「札幌館」です。


ということで念願の「みそカレー牛乳ラーメン」770円(写真上)です。ネーミングからしてもうカオスです。既に生誕35年という歴史の長さも驚きですが、当初はコーラ、ケチャップ、マヨネーズなど数々の食材でマッチングを試されたという、人柱になった方々の心中を察するとまた涙 NAMIDA ナミダであります。


さて、早速のスープは味噌ダレがベースで口に近づけるとカレースパイスの香りがふわっと漂ってきます。油量もふんだんにあり肉味がしっかりと効いて、まず味噌ラーメンとしてのポテンシャルの高さを感じます。


さらに牛乳がマイルドさを演出してくるのですが、なんだか牛乳と肉の旨みって妙に合うんですね。知らなかった~。牛乳をブレンドすると若干スープ温度が下がってしまうようですが(冷たいまま入れているわけではないと思いますが、通常みそラーメンと比べると若干低かったです) ただしカレーのスパイシーさが諸々を効果的にマスキングするんですね。ダルさなどは全く感じさせないというまさに三位一体攻撃がお見事。チームワークの素晴らしさがありますね。


スープは塩味を幾分強めてあり、トッピングの野菜はモヤシとメンマ、ワカメなのですが、特に鮮度の良いワカメの風味がこのスープと妙にマッチングしています。ワカメが有ると無いとではかなり風味が変わりそうです。さらにバターを溶かし込むとまた一味加わって豊かなコクを醸し出してきます。


麺はゆるい縮れの中太麺でおそらく卵麺でしょうか。コシもありゴニゴニした食感は濃厚なスープに実に合います。


うーん、これはネーミングこそキワモノ風ですが、味は本当に美味しいですね。「ケンミンSHOW」内の街頭インタビューにて札幌の人に「何かの罰ゲーム?」と言われたりもしていましたが、なんのなんの、他の地方に無いのが不思議なほどのメニューと思います。


連れは「みそラーメン」650円(写真下)を注文。スープを一口頂きましたが、豚骨ガラ強めに品の良いラードを適量配するベースは札幌ラーメンのアイデンティティを感じるもの。白味噌をメインにブレンドされた味噌ダレは若干ピリ辛仕立てで酸味はほぼ無し。バターは乗せないで素性の良さを出してきます。


「みそカレー牛乳~」ではよくわかりませんでしたが、煮干や昆布の芳ばしさもしっかり出ており、野菜炒めが乗りますがスープの旨みがしっかりしているので、あまり炒め野菜の味には頼らないタイプなのも好印象。


塩味はほどほどで油量も程よい程度、あっさりしながらコクがあるスープと思います。「みそカレー牛乳~」には有ったキャベツがこちらには無いなど微調整・工夫も感じられますね。


さて、今まで「牛乳ラーメン(宝来屋食堂)」「豆乳らーめん(網走ラーメン)」「レアチーズキムチ納豆(柳家)」など変り種メニューをいろいろ食してきましたが、今回の「みそカレー牛乳ラーメン」はズバリ万人受けOK、全国展開もアリと見ました。だって普通に美味しいですから。既にカップラーメンも出ているようですね。や、常識を取っ払うと見えてくる領域ってありますね。今度は他店でも食してみたいです。ごちそうさまでした。


K3100785 (08/05/26)
札幌館/青森市大字石江字岡部56-3

コメント

山忠村上(青森県黒石市)

2009年02月17日 | 青森県

K3100774 黒石のこみせ(小見世)通りの外れにあります「山忠村上(やまちゅうむらかみ)」です。数年前にTV特番「美味しんぼ塾ラーメン道」で東北代表として採り上げられたお店。黒石は何度か訪ねたことはあったのですが、お店は小さい看板があるだけで(昔はその看板すら無かったらしい^^;)道路も一方通行だらけで、やー迷いました。


さて、津軽のラーメンは煮干でダシを取るラーメンが主流。「山忠村上」も例に漏れずその系譜を汲むもので、入店すると非常に強い煮干し・焼干しの香りにまず驚かされます。そして塩と正油が400円で味噌500円という破格にまたビックリ! 今回は「手打中華チャーシュー」550円を注文です。


澄んだ醤油色のスープは醤油ダレ強めですが、生じょっぱい程ではなく塩味は程よい加減です。焼干し・煮干の旨味と酸味がベースにあり、そこに適度な昆布とガラ味、香味野菜を加えたベーシックな味わいのもの。


特筆すべきは油量の少なさで、まず仙台では食べたことがない驚きの少なさですよ~。これが3つ目のビックリ! 一回実際に食べてみて欲しいです。醤油ダレとダシの旨みのみでシンプルに組み立てていく手法、これこそ本当の”ザ・昭和のラーメン”と思います。


麺は縮れの手打ち中太麺で、麺幅に対してもかなり薄いと感じる平打ち仕立て。しなやかな柔らかさとパツパツ感を併せ持つ不思議な食感がありますね。チャーシューは塩ダレで味を付けた屋台のそれを髣髴とさせる口当たり・風味ですがこのスープとのマッチングはGOODです。


他県ナンバーの車で行ったからか(※厨房から駐車場が見えるんですね)とても人懐っこい店主さんで沢山の楽しい話をして頂きました。とても丁寧に出来るだけ標準語で話して頂いているのが感じられて恐縮だったのですが、ただそれでも津軽弁が”たんげ”きついかも(^^;


あと一応週刊誌とか置いてあったんですが…、「上戸彩主演エースをねらえ放映中」の頃のしか無くて、なんだか時間の流れが止まっているような錯覚に陥りそうでした(^^;


ところで冒頭に書きましたTV番組にて「山忠村上」のスープを食した一人の某店主が「(自分なら)もっと脂を入れたい」というような評価をしていたのですが、たとえば某大手チェーン店が昔懐かしい中華そばを謳ってますが、こちらのスープを食すると、イマドキのラーメンがどれだけ油量多めで(背脂を溶かし込んで)味を作っているか、などと逆に思い知らされます。


我々もそういう味覚に慣れてきてしまっているという現状もありますが、それにしても人間の味覚というものはエスカレート(麻痺?)していくものですので、この先どうなるのか?まぁなるようにかならないのはそうなんでしょうが、若干怖いものがあります。


「津軽ラーメンのスープは透明感こそ命」と青森のラーメン屋の知り合いに聞いたことがありますが、「山忠村上」のスープにもしっかりと感じました。あと焼干しって本当に高いんですよ。そんな高級食材を使いながらワンコインでお釣りが来る値段設定には美学すら感じます。息子さんがお店を継がない(TV番組より)という話もまた刹那。でもそれも時の流れの中では必然。なんか話好きの店主さんにやられて私も文章が長くなってしまいましたが(笑)また来ますね。ごちそうさまでした。


(08/05/26)
手打ち中華 山忠村上/青森県黒石市寺小路7-1

コメント   トラックバック (1)

峰(青森県弘前市)

2009年02月08日 | 青森県

K3100764 今回は番外編、弘前で味噌ラーメンといったらココ!「みそラーメンの店 峰」です。僅かにトンコツの匂いが漂う店内は17時から待ちが出るほどの客の入りで、家族連れとカップルがメインですが単独女性客も結構多いお店です。


今日は看板メニューの「手打みそラーメン」683円(写真上)を注文。スープは程よい豚骨ベースで、表層に膜をはるくらいの油量多め熱々で出てきます。背脂をかなり溶かし込んでいるような風味ながらダルさは無いですね。


味噌ダレは豆味噌と米味噌をブレンドしたような風味で、ラー油と一味のピリ辛仕立て。分量は割とあっさり目。鰹節メインに煮干と昆布の魚介系の旨みがバランス良く合わされて良い感じです。トータルの塩味は僅に強め。麺は平打ち縮れの中太麺が合わせられます。


大きめカットのキャベツ、モヤシ、ピーマン、玉ねぎの炒めが乗っかり、程よい分量のひき肉の肉味が効果的に旨みを補完します。ニンニク、生姜が僅かにブレンドされ、黒胡椒等で味を調えて、更に甲殻類の隠し味もあるような…なにか芳ばしさも醸し出してきます。スープ中に加熱された小間切れの玉ねぎのカケラを発見しましたし、いろいろ手間を掛けているのが伺えます。


連れは「みそラーメン」630円(写真下)を注文。こちらの麺は平打ちではない中太麺で、若干縮れが緩いものです。スープ一口頂きましたが「手打~」との違いは麺のみのようで、安い分こちらの方がよく出ているみたいですね。こちらも美味いです。


味噌ダレの風味に豆板醤の後味に似たようなものもあって、なんとなく鍋ものを食べているような身体が温まりそうな風味にも感じられました。なんといっても弘前は津軽平野のど真ん中、こういう味は是非冬に食べたい!ですね。冬は積雪がきつくて車だとなかなか行きづらいですが近くに寄ったら是非!オススメです。


K3100765 (08/05/25)
みそラーメンの店 峰/青森県弘前市和徳町337-4

コメント   トラックバック (1)