仙台ラーメン最強伝説

二杯目のおかわり

元(2)

2007年12月29日 | 仙台市青葉区

K3100430 やっぱこの季節は温かい味噌ラーメンですよねーというわけで!仙台ラーメン国技場「秋の限定メニュー」の中から今回は「らーめん 元」の「白味噌らーめん」850円を食してきました。クーポン券使用で半熟玉子をトッピングして頂きます。普段は背脂チャッチャの煮干系醤油ラーメンがメインのお店ですが「秋限定」は味噌で勝負かけてきましたね。


「白味噌らーめん」の名前からすると白味噌を主にブレンドした味噌ダレと思われますが、熱々で運ばれてきたスープの色はあまり白くない濃い色合いです。唐辛子を浮かばせた辛みそ仕立て。しかも見た目以上にピリ辛です。どうも「白味噌らーめん」のネーミングから受けるアッサリした印象とは異なる模様。トッピングは湯通しされたキャベツ、モヤシに万能ネギの刻みが多め、メンマ、そして粒のしっかりした甘いコーンなどで野菜の旨みを存分にスープに溶け込ませており、ややタンメンに近い組立て。野菜ダシのエキスが溶け込んでいるためにスープの色が濃い目になっているようです。


たっぷりの野菜ダシには熟成の浅い米味噌系の白味噌を合わせて甘みを押し出していくというセオリー通りの構成。その白味噌は(確か店前に旗が立っていたと思いました)新潟の「越後味噌」ということでいいと思います。自然の恵みをふくよかにサポートする味噌の風味。そこに煮干ダシで香ばしさを加え、隠し味的に海老で甘さを一味加えてと「元」らしさを植え付けていき、海の幸と山の幸のコラボレーションとでも言うべきスープに仕上げてあります。


チャーシューは厚みのある立派なもので焼豚風味+甘めのタレで処理をされた美味なもの。合わせられる麺はわずかに縮れた中太麺でモチモチとした食感があり、醤油と共通ですね。写真から伝わりますでしょうか、結構ドンブリがでかくて麺も野菜も食べ応えたっぷりです。汗かきながら完食しました。仙台の辛みそとも一味違う品の良い一杯。ごちそうさまでした。


(07/11/29)
元/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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天童(2)

2007年12月28日 | 仙台市青葉区

K3100421 仙台ラーメン国技場「秋の限定メニュー」の中から今回は「山形ラーメン 天童」の「韓国風辛ねぎみそ」850円です。白い器に情熱の赤い辛みそが映えて、いかにも身体が温まりそうな見た目です。これからの寒い季節にぴったりなメニューですね。


トッピング主役である白髪ネギは、辛味のあるタレであえてあり食欲をそそるオレンジ色。辛そう。コーンの黄色と青ネギの刻みが色を添え、さらにメンマ、ナルト、ノリ、青ノリがところ狭しとのっかり、具材に隠れていますがモヤシもシャキシャキと麺に絡んでいきます。さらに甘めに味付けされた挽肉のそぼろが穏やかにスープに肉味を、大粒で甘みの強いコーンが天然の甘さを加えていきます。


スープベースは豚骨と鶏ガラ多めのブレンドで、丸鶏を加えて鶏の甘みを強く含んだもの。油量は少なくは無いですが丸鶏主体のものなので下手なコッテリ感がなく、たっぷりとした旨みを感じさせてくれます。そのベースにコチュジャンをブレンドした韓国風辛みそダレが合わせられ、甘さと辛さのハーモニーが絶妙な味わいを醸し出し、さらに鰹節ダシ、煮干ダシが香ばしく奥行きを作り「天童」ならではの風味豊かな食べやすいスープに仕上げています。麺は定番の平打ち縮れの中太麺で、モチモチした食感のよいもの。上質な小麦の風味を感じさせるような透明感のある美味い麺です。


汗かきかきでしたが、激辛というほどでもないので、辛いの苦手な自分でもなんとかスープ完飲できました。甘辛の濃い目の味わいながら豚脂が少ないせいかクドサが無くて、とても美味しい一杯でした。流石外さないですね、天童は。ごちそうさまでした。


(07/11/28)
天童/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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まじとん(2)

2007年12月27日 | 仙台市青葉区

K3100415 仙台ラーメン国技場「秋の限定メニュー」の中から今回は「博多ラーメン まじとん」の「まじ郎」800円です。店前のメニュー紹介の貼紙によると「二郎インスパイア系」とのことで、二郎系の特徴を取り入れつつ豚骨スープとマッチさせて仙台でも食べやすいようにアレンジしたとのこと。


運ばれてきたメニューは確かに二郎系を髣髴とさせるルックスです。大盛りのモヤシ、キャベツ、玉ネギ、刻み青ネギ、そして生ニンニクの刻みが盛られており、写真の通りキタナイ(笑)美しさのかけらも無くとても口に入れていい物には見えません(^^; だがしかーしそれこそ「二郎インスパイア系」!遊んでますね~。


スープと麺はいつもの「まじとん」のものがベース。白濁豚骨ベースに野菜ダシが溶け込んでスープの色がいつものより濃い色合いになっており、二郎インスパイアということで醤油ダレも気持ち強めブレンド。ただ生ニンニクが強すぎで、せっかくのストイックなトンコツスープの繊細さは台無しな感じです(^^; それも二郎系クオリティか? 麺は白いストレートな中細麺で硬め、チャーシューもとろっとろの柔らかさで脂強めのいつものものです。


まぁ「まじとん」の縛りとして「豚骨100%の白濁系」「低加水ストレート中細麺」「無化調」があるので、調味料たっぷりのジャンク系醤油豚骨の二郎系とがっちり比較してもせん無いと思います。遊び心はたっぷり感じました。限定メニューとしてネタとして、こういうのはアリでしょうね。


(07/11/26)
まじとん/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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恵比寿

2007年12月24日 | 仙台市青葉区

K3100394 青葉区中山にあります「麺屋 恵比寿」で食してきました。昨秋オープンしてまだ1年ほどの新しいお店ですが、リーズナブルな値段設定と上質な味で固定客のハートをガッチリと掴み、いまや押しも押されもせぬ仙台有数の人気店となりました。営業時間が短く15時頃で閉店してしまいますので要注意。ちょっと前に試験的に?夕方の部もやってたんですが止めてしまったみたいですね。

 

「味玉らーめん」550円や「くん玉らーめん」600円、あるいは夏季限定の「つけ麺」あたりが人気メニューのようですが、今回は奮発して豪華なトッピングの「特製らーめん」を注文。奮発といっても700円です。安いな~。麺は大盛無料とのことです。今回は並盛りでお願いしましたがサービス良いですねぇ。トッピングはチャーシュー3枚、ワンタン2つ、ナルト、のり、メンマ、刻みネギ、味玉がカットされずに1個載ります。

 

スープは塩ラーメンと見紛うかのような美しい透明なもの。頂くとしっかり醤油の香りがしますので白醤油を使用した元ダレですね。スープベースは鶏ガラ+丸鶏も併用することで丸鶏特有の強い旨味成分が押し出し強く出ていますが、短時間でさっととったためか甘さが控えめで然程トリトリした感じはありません。品の良い鶏ベースに鰹節の風味がほどよく絡み、煮干ダシが香味を出してきます。更に煮豚の風味を嫌味ない程度に絡めて、香味野菜ダシで口当たりのまろやかさと奥行きを出しています。醤油の風味は色合いほど弱くはありませんが、塩味は最小限弱めです。

 

麺はストレートな中細麺でコシがあり、小麦の味を感じる良質な自家製麺。並盛りでしたがかなりボリューム感があります。チャーシューは焼豚系で締まりのある歯応え、炙って香味を出していますが肉味は薄め。特筆すべきは味玉で、薫玉なのかな?チップで燻した燻味が強くあり飴のような黄身で半熟度もパーフェクト。これは美味い!アッサリスープに合いますね。

 

ところでスープですが、かなりアッサリとした印象を受けます。旨み成分は存分に多めで、しかも雑味無く抽出できており舌で十分感じることは出来るのですが何かが足りない感じを受けるかも、です。いわゆる”パンチが足りない”ような。おそらく「麺屋 恵比寿」独特のスープ調理方法「スープは、時間の経過による風味低下・酸化を防ぐため、煮込む事はせず、出来上がった時点で急冷し、注文の都度小さな鍋で温めなおしてお出しする」ことで、味に透明感を出して旨みをダイレクトに表現したいと言うことなのかと思われますが、逆に煮込まないことで味と味をまとめるまろやかさが不足したり、酸味を伴うような熟成味のようなものが少なかったりしてそれがあっさりの印象を作る一因かもと思われました。

 

ベースに豚骨を併用するとか、ミネラル系の塩味をもっと強くするとか、一つまみ化学調味料を加えるとかで実はあっさり解決しそうな気がしますが、敢えてそれをしないのが「麺屋 恵比寿」のこだわりで、だからこそここまで人気店にのし上がってきたのかもしれないですね。ラーメン店って難しい。天然素材の純粋な旨みを味わえる一杯と思います。ごちそうさまでした。

 

(07/11/22)
麺屋恵比寿/仙台市青葉区中山8-22-18

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麺の里

2007年12月20日 | 仙台市宮城野区

K3100386 宮城野区田子にあります「みそ家チャーシュー 麺の里」で食してきました。お店の場所が若干わかりにくいところにありますが、国道45号線の福田町交差点から「田子小」方面へ北進し「二木神社」を目指して近くまで行くとラーメンの看板が出ているのでわかるかと思います。店名の通り味噌系がメインですが、ガラや魚介系からきっちりダシをとる醤油系や、カニやホタテのエキスたっぷりの塩系なども出来がよく、化学調味料を使わずに天然素材の風味を生かしたスープに定評のあるお店です。


看板メニューは、上品な味噌の味わいの「蔵出しみそラーメン」ですが、今日は最近「ぱど」等でよく掲載されていて気になっていた「黒みそラーメン」790円(写真上)を注文です。味の良さはバツグンながらその栽培の難しさから希少とされる煮豆用大豆の最高級品「丹波黒大豆」を使用して作られた変り種の味噌を使用した一品。白大豆から作られる通常の味噌よりも黒っぽさが際立っています。


油多めの熱々で運ばれてきました「こげ茶色」の一杯にはメンマ、のり、そして炒めたモヤシがドサッと乗っかり、絹サヤ、青ネギ、半熟玉子、ナルトが色彩豊かにトッピングされます。甘めにきっちり味付けされた挽肉のそぼろが乗っかり、食べ進めるうちにスープに溶け込み肉味を加えていきます。


スープベースは豚骨と鶏ガラのブレンドで油強め。煮立たせずに仕上げたという味噌ダレは黒豆特有の香ばしさ・ほろ苦さが強く感じられるもの。味噌自体にコクがありますね。この味噌の風味を殺さないようにスープ全体の甘さは控えめ。香味野菜ダシ+煮干ダシで味噌ダレを支え塩味は強め、僅かに唐辛子、黒胡椒を加えて味を調えています。麺は縮れのある太麺。つるつるではない舌触りのゴニゴニとした食感のもので強いコシがある自家製麺です。


最初、スープの色が黒いだけ?とか思っていたら予想を裏切られました。しっかりとしたガラベースに支えられ豊かな風味と強い香ばしさを併せ持った味噌スープ。焦がし系を使用せずに無化調でここまでキレのある味わいが作れるのかと言う印象です。NAでここまで回せるエンジンがあるんだみたいな(違っ) ラーメンにおける「黒」=「マー油」という固定観念を覆す一杯と思われます。ごちそうさまでした。


K3100384 (07/11/20)
麺の里/仙台市宮城野区田子3-2-26


next soon...
「越後のみそ自慢ラーメン」790円(写真下)
魚沼産コシヒカリの米味噌
マイルドで甘みのある逸品
その深い隠し味は秘密です。

…ここの店長さんは味噌マニアに違いない(笑)

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