仙台ラーメン最強伝説

二杯目のおかわり

久兵衛

2008年05月28日 | 宮城県内

K3100604 利府街道沿いに今年2月にオープンしました「麺屋久兵衛」で食してきました。地元人気では横綱格の「本竈」跡地に同じラーメン屋として出店するとなればどうしても比較される事必至で(しかも新・本竈は数百mしか離れていないわけですし)勝算ありなのかそれとも相乗効果を狙ってなのか、それとも何か他の狙いがあるのか、まぁ御託はいいから早く食べにいこう(笑)ということで初食です。


「久兵衛」のメニューは大きく3種「らーめん」「つけ麺」「汁なし」とのことで、スープ系は醤油系の1種のみ。メニューは厳選すべしが時流ということですね。今日は「味玉らーめん」800円(写真上)を注文。大盛り無料が嬉しいですね。大盛りでお願いします。


早速のスープは流行の重層型。ベースは豚骨と鶏ガラの合わせでガラ強めですが、鰹節・サバ節ダシが強く強く突出しています。昆布ダシも強めですね。油量は程よく肉味も必要十分にブレンドされており、薄めの醤油ダレで香りをつけてまとめています。若干荒々しい豚の臭みが感じられますが香味野菜ダシと強い塩味でマスキングされて上手に旨みに昇華されています。塩味は強いですが割りにあっさりしたスープという印象です。


麺は中太麺でモチモチした食感のもの。量は大盛りで頼んだのですがこれで普通かなという分量。美味しいものは腹八分が良いということでしょうね。元々大盛り無料でしたので文句は無しです(^^


こだわりの食感のメンマ、塩ダレで味付けされた柔らかチャーシューも美味いですね。味玉は割と薄い味付けで塩味の強いスープとバランスをとったようです。黄身が半熟でスープに流れ出していくのでスープと共に口に放り込むといい感じです。


連れは「つけ麺」750円(写真下)を大盛りで注文。こちらも大盛り無料です。スープを一口頂きましたが、らーめんのスープとは全く異なるもので、ガラ濃い目に節ダシ濃厚は共通ですが、煮干の香ばしさ・酸味と僅かに加えたみりんの甘み・酸味が効いており、更に七味唐辛子と隠し味的に柑橘系もブレンドされてなかなかに深い味わいと思います。トータルで酸味が割と強めですが、それもつけ麺ならではですね。


麺は太麺。らーめん同様大盛りの割には普通程度のボリュームに見えます。「久兵衛」では全メニュー大盛りがデフォという事でOKと思います。


さて、様々な戦略的項目を見つけることが出来ました「久兵衛」さんはズバリ本気で勝ちに来ているとお見受けしました。利府街道の攻防、熱くなりそうな予感がしますね。まずは、ごちそうさまでした。


K3100605_ (08/02/20)
麺屋久兵衛/宮城郡利府町神谷沢字化粧坂63-2


追記

らーめん七八」が閉店しました。とうとう影響が出たかなという…。今日通ったら跡地に味よしが開店準備してました。(08/06/10)

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きわみや(2)

2008年05月23日 | 仙台市青葉区

K3100596

近所に「みずさわ屋」「鬼がらし」などの人気店がひしめくラーメン激戦区・栗生の住宅街の中に隠れるようにあります「麺工房きわみや」で食してきました。尾道ラーメンのお店が出す「味噌」は一体どんなんだろう?と興味しんしんで再食です。


みそらーめん」750円(写真1枚目)+今日のご飯250円(写真2枚目)を注文です。ちなみに今日のご飯は「豚肉生姜焼きご飯」でした。さて早速のスープは豚骨ベースで味噌ダレは赤白ブレンドにラー油を加えたピリ辛仕立てですね。ラードが表面に張ってあり更に十分な量の背油をスープ全体に溶かし込んでありしっかりと動物系のうまみを効かせてあります。


そして煮干(※後で調べたら煮干ではなく焼干を使用しているそうです)の香味・酸味が強く効いており、この辺が尾道ラーメンっぽさですね。更にチャーシューのこま切れと大量のひき肉を投入して肉味の甘みも存分に効かせてあり、とどめに玉ねぎ刻みもたっぷり加えて野菜の甘みも参加させて、ラー油、胡椒のスパイス系で味を整えてあります。


これはとにかく旨みが濃厚!もう美味しい!ちょっと感動すらしてしまいました。ひき肉と玉ねぎの組み合わせはラーメンに限らず他の料理でも相性バツグンですから上手く使ったなぁという印象です。しかも玉ねぎ刻みを生で使用することで濃いめのスープを中和する役割も果たしておりシャキシャキの食感も楽しめます。これは燕三条系で使用される技ですね。


麺はゴニゴニの太麺で濃い目のスープとよく合います。モヤシとネギ2種に糸唐辛子で彩を添えて、チャーシューは写真では沈んでますがしっかりと乗っておりトッピングも豪華で大満足です。


K3100597_2 今日のご飯「豚肉生姜焼きご飯」も大きい肉がてんこ盛りでかかるタレも甘めでご飯が進みます。これも美味いですね~。あと綿菓子無料って興味あったんですが見た目がいい大人なので手は出せずじまいでした(^^;


K3100602 さて、あまりにも味噌がヒットだったので調子に乗って次の日も「きわみや」へ行ってしまいました。で、同メニュー「みそらーめん」(写真3枚目)を頼んだのですが、あれ?見た目が違う…。実際にスープを頂くとベースは同じと思うんですが、ひき肉・玉ねぎの量が全然少なくて(リアルに昨日の1/5~1/10くらい…)ラー油・焼干の酸味が突出してしまい別メニューかと思うくらい昨日と異なります。昨日の今日なので記憶違いとかではありません。昨日があまりに好印象だっただけにちょっと残念です。しかも今日のご飯「豚肉生姜焼きご飯」も頼んだのですが写真撮り忘れましたが、肉の量が昨日より少なかったです…。


K3100600 連れは「味玉らーめん」680円(写真4枚目)を中華麺で注文です。スープを一口頂きましたが、ガラベースに節、焼干し、昆布のダシを程よく効かせた味わいのスープで塩味はほどよい加減のもの。品の良い醤油の風味に魚介の酸味・旨みがうまく絡み、背油がコクを醸し出しています。完成された美味しいスープでこちらは安定してますね。


実はこの後も何回か「きわみや」で「みそらーめん」を食しているのですが、どうも2日目(写真3枚目)のバランスがレギュラーのようで、初日(写真1枚目)のあの最高傑作とはめぐり合えずじまいです。玉ねぎとひき肉を増量するだけで良いバランスになるのになぁと、まぁ好みの問題もあるのでしょうが、気まぐれな一杯でした。これも一期一会ということで、ごちそうさまでした。


(08/02/15・16)
麺工房きわみや/仙台市青葉区栗生4-6-20

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味一番

2008年05月19日 | 仙台市青葉区

K3100570 中華料理「味一番」で食してきました。一番町三越近くのロッテリア横を奥に入った地下1階にあります。ラーメン店というよりはコースなどもあるしっかりとした中華料理店でして、老舗らしく店内装飾に年季こそ入っていますが、落ち着いた照明でゆったりと食事できる雰囲気があります。


「味一番」麺類メニューの中で一番人気ということで「スーラータンメン」850円を注文です。スープベースはあっさり鶏ガラに醤油ダレは濃い目でかなりしょっぱめですが、具材から出る天然の甘さと自家製ラー油の酸味で上手くバランスを取っています。黒胡椒などでスパイシーに味を調えてありますね。辛味は割と抑え目で、とろみのあるあんかけが熱々に乗っかります。


具材は多種にわたり、ぶなシメジ、シイタケ、エノキ、筍の細切り、豆腐、刻みネギの野菜に、ベーコン(ハム)と鶏ササミの肉類が食感良くトッピングされます。ハムがかなり柔らかく煮込んであったのでスープに肉味を溶け込ませてあるものと思われます。


麺はコニコニしたつるつるノド越しの良い透明な細麺でいかにも中華屋らしい麺です。結構ボリュームもありますね。加水率高めでそれなりにノビにくく作ってあるのですが、スープがあまりに熱々なので流石に後半は柔らかくなってきましたが、それでもスープとのマッチングには影響しない感じです。ノビてもまずくならないと言うか、ちょっと不思議な感じです。


辛すぎず酸っぱすぎず、食べるのに時間のかかる遅食いの人でも最後まで美味しく食べられるようなスープ・麺の工夫。老舗中華屋の優しさを感じさせてくれる一杯でした。ごちそうさまでした。


(08/01/31)
味一番/仙台市青葉区一番町4-5-26 味一番ビルB1F

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味屋敷磯文 将監ふれあい市場店(2)

2008年05月14日 | 仙台市泉区

K3100567 「将監ふれあい市場」内にあります「味屋敷磯文」で食してきました。前回メニューから消えてしまっていたにもかかわらずわざわざ作って頂きました「味屋敷ラーメン」はもうスープの用意も無く完全終了ということで、前回がラスト一杯ということになってしまったようです。もう○十年前から慣れ親しんできたメニューでしたので感慨深いものがあります。高森の「味屋敷磯文 本店」ではもうラーメンは出していないそうで、まぁ前回食することが出来ただけでも有難いことでラッキーでした。


気を取り直して今回は「チャーシュー麺」650円(写真上)を注文です。醤油色のスープにバラ肉のロールチャーシューが5枚サクラの花びらの様に綺麗にトッピングされ、メンマ、刻みネギ、ワカメが乗ります。豚骨と鶏ガラが程よく効いたベースに風味の良い醤油ダレをブレンドしたスタンダードな醤油スープ。和ダシも効いており、通常浮いてしまいがちなトッピングワカメの風味も取り込んで昇華させるような懐の深さが感じられます。シッカリしたコシのある麺といい、チャーシューも肉味が十分あるもので普通に美味しいラーメンと思います。


連れは「文ちゃんみそラーメン」600円(写真下)を注文です。スープを一口頂きましたが、シルク色のトンコツベースに味噌ダレをブレンドしたもので、油量は極少なめで味噌をわずかに加えて豚の臭みを抑えてあります。更に炒め野菜の味を活かしてタンメン的な優しい味わいのスープでした。値段的にも満足できる一杯と思います。


同じメニューが次も食べられるとは限らないまさに一期一会、ラーメンも一杯一杯真剣に食べていかないといけないのかもしれません(大袈裟)ごちそうさまでした。


K3100564 (08/01/30)
味屋敷磯文/仙台市泉区将監8丁目10-1 将監ふれあい市場内

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麺喰(3)

2008年05月10日 | 仙台市青葉区

K3100557 JR陸前落合駅近く旧48号沿いの「麺喰」に行ってきました。「麺を喰らう」と漢字で書く方の”めんくい”です。まだ食べたことの無い味噌を、味噌を!食せねばなりませぬ、というか前回に頂戴しました味玉サービス券の有効期限が切れそうだったので慌てて馳せ参じました(^^;


ということで「味噌」756円(写真上)を注文です。早速のスープは豚骨と鶏の合わせで丁寧に取られたタップリのガラ味が効いており、臭みも無く旨みがしっかりしています。味噌ダレはブレンドされた風味のよいもので酸味は無く、柔らかそうな味噌色ですが味噌の分量自体は意外に少なめであっさりしたもの。デフォルトで軽い辛みそ仕立てなんですがスパイシー的な風味ではなく、シンプルな一味唐辛子でスッキリと辛味を付けたような印象です。※別添される辛みそを追加することも可能です。


油量は程よい程度で強すぎず、炒め野菜の甘みが溶け込んで僅かに柔らかさを出しながら、煮干と昆布ダシを少々加えることで香ばしさでバランスを取り、油量と味噌ダレの分量を減らすことで素材の良さを活かす方向の、割とシンプルな組み立ての味噌スープという印象です。醤油とは趣が異なる印象で、品の良さは感じますが個人的には醤油のスープの方が好みかなぁ。


トッピングは細モヤシが多め、そしてキャベツ、ニンジンも炒められ刻みネギ、天頂部分に青のりがトッピングされて彩を添えます。野菜がしっかり分量ありますので「醤油(中華そば)」よりもボリューム的満足感はありますね。ただあの長ーい穂先メンマと美味な味玉が無いのがちょっと惜しいかも。


麺は他メニューと共通でゆるい縮れのある平打ち中太麺で透明感のあるもの。スープが辛みそ系なので気持ち太い方がよりマッチすると思いますが、コシもあり食感もよく、味噌スープの風味と相性の良い麺と思います。チャーシューはもう絶品!今回はじっくり味噌を味わうため”肉のせ”(チャーシュー追加)しませんでしたが、自分的には「麺喰」では全メニュー”肉のせ”デフォでOKと思います。※旨い分少し値が張りますけど(^^;


連れは定番の「中華そば肉のせ」819円(写真下)を注文です。強引に”肉のせ”を勧めておきました(笑) 親御さんが以前ラーメン屋をやっていたという方で、自身でも仕込み等をしていたというラーメン作りに精通した方だったのですが、「なぜもっと早く教えてくれなかったんだ」的高評価を頂きました。なんか勧めたお店が認められると嬉しいものですね~麺喰GJです!また来ます!


K3100556 (08/01/24)
麺喰/宮城県仙台市青葉区落合5-21-31

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