降る雪が全部メルティキッスならいいいのにね~♪
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本当にメルティキッスが降ってきたら洗車が大変だな。
年間17mくらい雪が降る青森の酸ケ湯では動植物は生きていけないような気がする。どじょっこだのふなっこだのもメタボになり啓蟄過ぎたら…怖っ。
さて現実逃避はこのくらいにして
ラーメンの話に
昨春「ニボラー」をレギュラーメニュー化してから好評を得ているらしい「らー神 心温」(店名クリックで過去記事へ)にて「いぎなし限定」でニボラーの凄いバージョンを出していると聞いて行ってきました。
開店から5分遅れの11:35頃に到着したらもう駐車場満車。近所の〇ンドラッ〇に停めさせて頂き(ちゃんと買い物させて頂きましたので許して) 入店するも5名待ち。券売機で食券を購入し名前を記載して待ちます。
ほとんどのお客さんがこれ頼んでました。皆さん狙いは同じか(^^
今週のいぎなし限定「特濃ニボラー」850円(写真上)
スープは鶏ガラ強めに油量少なめ。豚脂等のくどさが少ないストイックな動物系がベース。トロミもあります。
醤油ダレは適量で味醂系の甘さが少し加えてありますが総じて甘さは控えめ。以前食した「ニボラー」より醤油が弱い感じがしますっていうか相対的に煮干しが強いのか。
そんなこんなで主役の煮干しが大量投入!煮干しが強いのにスープがトロトロしてるので香りが立ってこないのが逆に凄い(^^; 一口すすった途端に煮干しがぶわっと口中に広がります。煮干し苦手な人は全く受け付けないレベル。
「ニボラー」と少し異なり片口鰯に片寄らない多種ブレンドな風味印象。煮干し特有の雑味エグミは無く苦味も少なくて見た目より非常に食べやすいです。少し残る酸味がいい感じにMAXな煮干しの旨味と相まって食欲を刺激してくれます。極強い煮干しの旨味をこのスープでダイレクトに味わえますね。美味いです。
ペースト状でトッピングされているものは煮干しの残渣にスジ肉を合わせて心温得意の生胡椒的なもので味を整えたものと思われます。これは良いアイディア、これも美味しいな。
スープ中に心温らしく柚子が数切れ入っていますが全く意味をなさないレベルで煮干しに負けてます。風味の強い柚子がここまで負けるのはなかなか見ないですね。もう入れなくていいんじゃないかと思いますけどね(^^;
板海苔を外し、タマネギの刻みが紫タマネギに代わりメンマのカットが三角形になり見た目のイメージを変えてあります。
麺も変更。ニボラーの麺は角切りの細麺でパツっとした固め食感のものでしたが「特濃ニボラー」には乱切麺が合せられます。こちら強く縮れた角太麺。加水率高めでツルツルした舌触りと噛むと強いコシと弾力があり乱切りなので太さが不揃いでスープとのマッチングもベストに感じます。強いキャラのスープにはこれくらい個性的な麺の方が合いますね。通常メニュー「ニボラー」も是非この麺で出してくれたら良いのにな。
180グラムで麺量はまずまずですが丼が小さめでスープ量はやや少なめ。濃縮させたスープですからね。まぁこれは仕方ない。柏木のライバル店?もたしか同じくらいだったと思います。
昨春の時点で濃厚な煮干しラーメンを出すお店って「バイオレンスニボ@ヘルズキッチン」と「ニボラー@心温」しか思い当りませんでしたが、
柏木の新店「千極煮干(元いっぽ亭)」や秋田からの刺客「竹本商店 仙台煮干しセンター」が参戦し、同じ中山エリアでも「ど煮干しラーメン@おもと」がレギュラーメニュー化したりと続々ライバル登場で”仙台の濃厚煮干しラーメン勢力図”も賑やかになって参りました。煮干しラーメンファンとしては嬉しい限りですがお店さんは大変ですね(^^;
トイレに行く通路に過去の「いぎなし限定」が貼られてました。…いろいろやってましたねぇ。「アボガド納豆まぜそば」この組み合わせがヤミツキな一杯って正気ですか(笑)
「冷しスパイシージュレ麺」とか美味しそう。「もつラー」「味噌もつラー」はレギュラーメニュー化され心温の人気メニューになってますね。
「特濃ニボラー」も限定解除・レギュラー化して良いんじゃないでしょうか。あるいは麺だけでも乱切麺にチェンジしてくれたら嬉しいな。この麺なら通常の「ニボラー」にもマッチしそう。ファンも多いようですし”いぎなし限定”だけに「異議なし」って事で。ん?ごちそうさまでした。