我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

ゴルゴタの丘に登るには間がある

2009年12月17日 | 政治

 

 

  

   ゴルゴタの丘

 

 小沢幹事長がガソリン暫定税率の維持を盛り込んだ、党の要望書を鳩山総理に提出した。建設箱もの政治屋が本性を現した。この様な古い体質の利権政治家を排除しないかぎり、民主党には明日はない。田中金権政治の原因は、政治にカネがかかり、それを政治家みずからが都合つけねばならない事情があったからであり、現在の政党助成金が交付される状況とは、区別しなければならない。選挙のプロとは言ってみたものの、ゼニ金で票を買うスタイルの政治は、もう終わっている。政治家の言い訳は、選挙にはカネがかかる。ほんとうは、選挙にここと寄せて私腹を肥やす。小沢氏の有り様を眺めてみれば、誰もこの意見には異存があるまい。この様な政治家は自民党はもちろんのこと、公明にも、民主にもいる。政治力をちらつかせて、箱もの、道路、空港、ダム、これらのコンクリート政治は田中式政治の生み出した、税金中抜き猫ババ政治である。実際の工事などの経費は予算の半分以下で出来る。残りの膨大な含み利益は、土建屋、建設会社あるいは、骨材、セメント会社にストックされて、折に触れて引き出される。

財政出動は公然とした国庫金の泥棒である。支出された金額の半分以上が最終的には、政党活動の闇の経費として冗費される。公正な倫理感のまるでない、政治屋がコンクリートに食らいついて、利権維持のためのシンジケートを造る。彼等は此の目先のカネがあまりにも大きなロットを持つ故に、それより大きな国家・政治の姿を見失っている。彼等、財政出動利権屋は、官僚機構はもとより、地方政治や警察あるいは学校教育にまで、菌糸を這い伸ばしている。一般の有権者は特に若者たちは選挙に無関心で、民主主義政治を無意味なものと諦めてしまっている。このような間隙を埋めるように、様々な利権菌糸が、温床を広げてゆく。その結果が1,000兆円にも届かんとする、国債、地方債そして社債である。社債の責は民間会社にあるようだが、実際はそれを発行する大企業の下であえぐ中小企業からの搾取が、償還の原資となる。この巨大すぎる、利権菌床によって日本の経済は運営されている。ブリジストンの御曹司・鳩山首相もこの菌床から生えたキノコではある。

友愛政治が誠に、国民一般のために行われるならば、良しとすべきではある。ところが、小沢がごり押しとする、利権政治の菌糸だけにもたらされる『友愛』ならば、民主は捨てられる。我が郷は取り敢えずは、友愛政治は良いものとして眺めてはいる。沖縄の米軍基地撤去は、沖縄県民の悲願。日本人全てにとっても、占領軍の排除であるから芽出たい。

小沢の誤射二連発は、ごり押し拝謁斡旋と、コンクリート利権への復帰である。これがたまりに溜まった、火薬のゴミ集積に点火して遂に『炎上』である。利権に目が眩んだ小沢にはこれが見えない。支那訪問団の饗宴にあって、どのような毒茸を喰らったのか。この効果は、脳神経を更に麻痺させた。司法試験も通れない低脳が、更に脳細胞を痺れさせて出た言葉の数々が、種々の報道に溢れている。この小沢の上げた噴煙を、真の政界再編への狼煙としなければならない。八百万の神々は受け取りはしないだろうが、日本再生の戦いの生け贄である。いや、多分ツっ返えされる。こな汚いのいらない。それでも産経と読売あたりが、竈(かまど)に薪を入れて、火を熾している。

『武器商人』とか『死の商人』とか言う言葉は、最近はあまり聞かなくなった。銃とか火薬なら一般の商人も扱えようが、ミサイルとか、イージス艦とかになると民間人ではなかなか手が届かない。アメリカと旧ソ連がいってみれば、『死の商人国家』であったわけで、今ではソ連が崩壊したので、アメリカが独占状態である。タイで摘発された航空貨物はどうやら、ウクライナの兵器密輸組織が噛んでいるようだが、想像力を働かせれば背後にはアメリカCIAの陰が感じられる。陰謀とゼニ金ででっち上げられたウクライナ現政権の腐敗は甚だしく、大統領選挙で時期の芽は無いといわれている。雨ポチのマスコミは旧ソ連製の兵器がどうのと、雨の色を消すのに躍起だ。北朝鮮とCIAとくれば、本物と見分けが付かない偽ドル紙幣とか、ミサイル発射騒動とか、きな臭さは天下一品ではある。マヌケな雨がMD構想で日本の資金援助欲しさに、北とツルンで騒動を仕組んではみたが、結果日本の真の国防意識を覚醒させてしまった。ミサイル防衛関連は政権交代で多分頓挫なのだろうが、国民の間には真剣に国防のことを考える機運が高まってきている。素人は知らんでも良いことなのかも知れぬが、おかげさまで日本の防衛技術は、アメリカ等を遥かに凌いで最前線を渉猟している。日本の場合は核兵器は一応御法度の空気なので、ブログの素人談義はさておいて、プロは息を潜めている。おさかんに与太記事を飛ばしているのは、雨様命の信者ばかりで、みていて痛いばかりではある。

ボーイングの新型「787」が初の試験飛行が伝えられている。2年も遅れてのやっとの試験飛行である。それでも900機近い購入予約があるというのだから呆れる。普通ならばキャンセル続出なのが、当たり前。なのに気長に待てる業界いうものには、キックバックのキャンセル防止・安全装置がしっかりと装着されているものと見える。日航へのアメリカ航空業界の手出しをみれば、想像に難くない。おかげで、日航の飛行機は燃費の悪い旧型機ばかりで、この傾向は一層すすむ。前原先生もさすがに此のアメリカ航空業界の強固な利権構造に手を入れてかき回す勇気は無いようだ。

ガソリン暫定税率継続は明確なマニフェスト違反であり、これを契機に鳩山政権は小沢氏を座敷牢に閉じ込めねばならない。恵まれた家庭に育った鳩山首相にしてみれば、カネに汚い小沢をどうにかしたかったに違いない。この問題は一朝には片付かない。年を越すのは違いない。そのうちお馬鹿な小沢のこと、もう一つくらいは、羽目を外してみんなを楽しませてくれるに違いない。それからである。

在日朝鮮人の地方参政権の問題は、司法試験を滑り続けた能なしだからこそ出来る、ごり押し。これを支持する国民は極めて少ない。もし新聞などのマスコミがこの在日参政権に支持を示せば、その反動はあまりにも大きい。ここでしくじると、マスコミの今まで行ってきたアメリカの手先の在日の犯罪性が、次々とまるでドミノ倒しのように、暴かれてくる。それほどのキワモノなのだが、小沢はそのことに思いを致したことがあるのだろうか。小沢幹事長:地方参政権法案、次期国会に提出 韓国で方針 を演説した小沢の写真を見れば、どうみても彼は外患誘致の間諜である。彼の周りには、利権と現金の実弾ほしさに集まるものばかり。アメリカの干渉は外資保険などの宣伝費で表から侵入した。半島からの侵略は、建設・土建それから歓楽街や禁止薬物の裏経済が主流である。こちらは『現金』が決め手。小沢の顔にそう書いてある。少なくとも我が郷からはそのように見える。カネと利権にまみれた悪相面。そう見られる環境を整備すれば、自ずと彼の影響力は薄くなる。小沢に民主党の支配力が、さも有るかのように誤誘導するマスコミは、その個々の懐に現金の分厚く入れられた、茶封筒が透けて見える。参議院選挙の争点は米軍基地問題が焦点。この時期になれば、この問題がコンクリート利権が本質と国民にも知れてくるので、小沢が選挙で全面に出れば、候補者は困ったことになる。この辺で新たな沖縄利権での逮捕者でも出れば、アウトである。

 

 

 

   以下は参照記事です。 

 
 
      記事総覧 
  全ての記事の、索引です。
 
 テーマごとに、まとめて一覧に。要約文が付いてます。   
 
 
  
 
  アクセスの記録  2009.12.16(水)   1009 PV    335 IP    2476位  /  1338792ブログ

 

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