あしひきの
山のしづくに
妹(いも)待つと
我れ立ち濡れぬ
山のしづくに
足日木乃
山之四付二
妹待跡
吾立所沾
山之四附二
カリフォルニアの風は、乾いている。
山火事の匂いがかすかにする。(それとも内乱の予兆か。)
ガバメントによる、借金の踏み倒しには、〔大仕掛けな、スペクタルがよく似合う〕
山のしづくに
妹(いも)待つと
我れ立ち濡れぬ
山のしづくに
足日木乃
山之四付二
妹待跡
吾立所沾
山之四附二
カリフォルニアの風は、乾いている。
山火事の匂いがかすかにする。(それとも内乱の予兆か。)
ガバメントによる、借金の踏み倒しには、〔大仕掛けな、スペクタルがよく似合う〕
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/two/m0107.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kairouwait08/7183623.html
を参照して下さい。
前日の、『株式日記と経済展望』さんのテーマは、
〔カリフォルニア州の財政破綻が引き起こすアメリカのデフォルト宣言〕
まだ、加洲で破産宣言が出されたわけではありませんが、
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/210704.htm
上記の、記事によりますと、7月28日には州債の償還期日で、それを夾んだ7月27日から31日までの間に、カリフォリニア州の混乱を想定して、合衆国緊急事態管理庁(FEMA)が非常事態演習の実施を行う予定です。
カリフォルニア危機は既に準備されているようですネ。
FEMAの演習計画を観てみれば、それは加洲破産は既定の方針で、混乱鎮撫のために、債権者を威圧し、大衆に事の重大さを認識させるのが目的なのでしょう。つまり目的は、カリフォルニア州政府の債権の部分的デフォルトなのでしょうか。教職員の整理や首切りなどもすでに行われているようですから、この構造改革は、民間部門に留まらず、公共機関にも及ぶのでしょう。カリフォルニア州政府そのものの、バルクセールにまで、発展するのでしょうか。祭りの出店の地回りが、香具師ならば、FEMAは国家規模の極道で、州そのものを叩き壊し、更地にして売り飛ばす算段なのでしょうか。自動車産業再編の次は、州政府機関の再編なのでしょうか。
政治家は、実際の権力行使者の盾であり、米国金融資本権力の隠れ蓑として使用される。
日本国の国会議員・政治家は米国政治の圧力や国家官僚の影響下にありますが、実力があれば、反対にねじ伏せることもできるのでしょう。鳩山邦夫氏は大臣は辞めましたが、チーム西川の首は取ったようです。
湯印国際金融資本にしてみれば、意のままに動かせる権力システムが理想です。FEMAはまさに、その理想の暴力装置なのでしょう。911同時テロの顛末はまさに、そのことを暗示しています。あの事件とその後の、幾つかの戦争へと展開して行く有様は、『地獄の黙示録』そのものです。
共和党の得意技は、戦争です。それでは、米国民主党の得意技は何でしょう。私は金融だと思います。究極の暴力装置、FEMA暴力団を後ろに従えて、亜米利加ヤクザの債権回収です。めぼしいものはたたき売ります。それでも、債権は回収仕切れません。ですから、カリフォルニア州民は、寝る間も惜しんで、働くように仕向けられるでしょう。
世界金融資本の興味は、大衆収奪機関たる国家の運営にあります。国家機関の高級役人は、俸給も当然あるし、その上、資本からの褒美にもありつける。ゴルバチョフの著作の印税はどれ程だったのだろう。会社経営は、利益の追求とされるが、国家運営は、特権的権益の合理的保持であると思われます。この維持のために様々な、ヒエラルキーが存在します。
国家機関の外に、中央銀行があるのが、欧米なのでしょうが、日本国では、ギリギリのところで、国権の頸木が掛けられています。円高の要因のひとつが是なのでしょう。
家畜のように扱われる下層市民は絶望的です。しかし、蜘蛛の糸の民主政治、投票権はあります。でも、ここで、かつてのソ連や、現在の中共の民主主義を想起してほしい。
虐げられた民衆が自分の代表を選ぼうにも、それにマッチした候補は皆無なのです。真摯な直感と若い感性にはどうしても、そう見えます。現実の候補は何か、耳障りの良さそうなことを言ってはいるが、本当に庶民の為になるとは思えない。事実の歪曲と、誤誘導が隠されていると思えてなりません。ならば、その疑問を解き明かして、彼等に突きつけようではありませんか。
その欺瞞を、鮮明に描き出し、誤誘導の影響力を粉砕し、新たな地平を開拓するのが、真のプロガーの任務であり、快感なのでしょうか。歴史は、世界史は悠久の流れの中で行きつ戻りつしながら、人類大衆市民の、太平の海に注ぐのでしょう。
若者や失業者には、カネはあまりないが、時間がある。反骨のパワーも全開すれば、極限の目も眩む幻視の世界がすぐさま立ち現れる。世界史はその後を、躊躇しながらついてくる。
高貴さ故の責務、フランス語ではノブレス・オブリッジ(Noblesse Oblige)と言いますが、貴族たる者の責務を果たすことによって、彼等には、尊敬と権力と富を得るのだとされています。なあんだ、つまりは損得か。日本には、清貧に甘んじ、なれど、責務は立派に果たすというもっと高雅な、徳目があります。
暴力と恐怖による支配
911を想起させるような、FEMAの演習計画ですが、これも暴力と恐怖による支配で、アメリカの文化なのだと言い切ってしまっては、あまりにも無残です。真の民主主義の国ならば、立ち直る術は幾らもある筈です。
アメリカのインフレは無いでしょう。何故なら、一般消費の消費者は労働者大衆であり、其処までは、資金が廻って行かないから。労働者大衆は人体にたとえて言ってみれば、頭皮や、体表の皮膚のようなもの。抹消血管も殆ど通っていない。やがては抜け落ち、剥がれ落ちる
使い捨ての臓器である。下層の行政官たる、役人は言ってみれば、血管の内壁や、消化管の粘膜のようなもの。血流も多く新陳代謝が激しいがやはり、使い捨てである。役人の給与は内規で決められており、突然に上がることはない。実体経済の事業所の、従業員の給与も上がることはない。是がグローバリズム。是が、リストラ構造改革です。何故か、支那経済の活況により、日本国の労働者諸君の労働は奪われ、失業か賃金降下かの選択が突きつけられたことを、思い出せば理解出来ます。
今回の金融危機も、謂わば管理された危機であり、世界経済の崩壊ではなく、世界経済構造の改編なのでしょう。BRICsの躍進の陰には、アメリカ労働者と下層公務員の悲哀が隠されていました。世界資本は既に、アメリカを見捨てた。これからは、アメリカ民衆の夢を踏みにじって、湯印資本は現代の満州国、BRICsを目指して跳び去るのでしょう。その可視的表現が、GMの破綻であり、分割売買なのでしょう。今月の末には、加洲ナッツのハンマー叩きが行われます。
金融危機対策で、湯水というより、大噴火のようにまき散らされた、資金は、一部は、住宅ローンの利子の補給などになる場合もあるでしょうが、それは微々たるもの。殆どは、極僅かの金持ちや、政府高官の懐に入る。ゼネラルモータースの破産管財人の手数料は如何ほどか、想定するだけで気が遠くなる。千ドルで買ったものを、数百万ドルで売りつけるのです。かんぽの宿のバルクセールのカラクリを思い出してみれば、本家のブッコワシ商売の規模の大きさには、唯々唖然とするばかりです。